ローザのいた秋

気がつけばもう紅葉もだいぶ落ち、美しかった山々には冬の足音が聞こえるようなきせつとなりました。

ふと、そんな時思い出すのは賑やかだった季節です。

私の家にはたくさんの国々からたくさんの若者達がいつも訪れ、一緒に暮らしています。

今年もずいぶんたくさんの若者達と出会い、そして見送ってきました。

そんな中で、最近よく思い出すのは、ローザのことです。

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彼女はドイツのフライブルクから一人で初めて、日本に来ました。さらに!

なんと彼女は18歳になったばかりでした。

この子と私は約一ヶ月一緒に仕事をしていたわけですが、ほんとに良く気がつき、働く、がんばりやさんでした。

これだけ若いとほんと、自分の娘のような、そんな感じでした。

彼女は将来、絵画アーティストになりたい。そんな夢を持っていました。

ローザのシャロム

この絵は彼女が夜にえいっと描いたものです。

時々トップページにもでてきますね。

なんだか、シャロムの雰囲気が良く出ています。

たまたま、他の若者達がいなかったので、ずいぶん2人で山仕事や家つくりを行いました。

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トイレの外壁に描いてある絵は彼女がかいたものです。

もっといろいろ描いてもらえばよかったなあ・・・と後悔しています。

遠く地球の反対側から来て、そうしてほんのわずかな間、一緒に過ごし、そうしてまた行ってしまう若者達。

もう2度と会えないのかもしれません。

なんだか、寂しい・・とりわけこんな秋の夜には、寂しいものです。

子供達も大きくなり、この森から巣立ち、賑やかな笑い声は消え・・・

そうして、それでも僕はここで、こうして懐かしい釣人達と談笑し、

「もう年なんだから、Mエリアだけにしておきなよ~」

などとコーヒーを飲みながら話していることでしょう。

時間は確実に流れていくのですね・・・・

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ローザの夢がかなう事を祈っているよ。

がんばれ! ローザ!


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