おかげで、渓はホット一息つきました。
水量も、多くなり、とりあえず一安心です。
雪はよいです。
雨は・・・・とりわけ本当に乾燥してますと、土壌の表面をはじかれて、どんどん渓に入り、思ったほど森を湿らせてくれませんが、
雪は、じっくりと、じっくりと森をしっとり湿らせてくれます。
私の家の屋根からは途切れることなく雨だれの音がしています。
しかし、森の雪は、融けているようにはほとんど見えません。
融けているのは地面と接している部分が、ほんとうにゆっくりとじっくりと静かに・・・だと思います。
融けて、また凍って・・・・その繰り返しでゆっくりと地中に沈んでいくのでしょう。
今日は雪の山々を見ながらふと思いました。
山がとても乾いていたのが嘘のように今では湿っている。それはまるで、傷口が自然に塞がる、修復しているかのようだ。 大きな目で見たら、森も渓もそして自然全体が生きていて、自己修復機能を持ち、ある程度行き過ぎると、元にもどろうとするのだと。
地球温暖化が叫ばれる今日この頃だけれど、今日はニューヨークは1m以上の大雪、
温暖化にたいする修復機能が働いているのかもしれない。
ただ・・・・もとに戻ってくれればよいが、もし・・・ひどくなりすぎた場合・・・!
そんなことが心に浮かびました。
それにしても・・・・ 大雪です。