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2007年01月09日

留学日記 その36(1/9) 午後はずっと・・・

 1月9日(火)
 今日は、教室に、8時ぴったり。しかし、、、来てるのは、あたしを含めた日本人3人だけ?そろそろ、みんな、だれてきたのかな??そのあと、ポツポツと来て、授業が始まる。今日の「閲読」の話題は、「投資」だ。お金に余裕のある人が、どうやってお金を活用するか、というものだ。もともと、あたしは、投資には興味ない。久々に、1日かけて、ひとつの文章しかやらない。先生が、興味あるのかな??
 「口語」の話題は、中国の伝統行事、「重陽節」。本文の勉強が終わると、宿題。あんなに時間をかけたのに、進むのはあっという間。がっかりするくらい。そして、最後に、宿題の作文。中国の伝統行事か、自分の国の伝統行事について、発表する。韓国、アメリカ、ドイツ、、、そして、あたしも、日本のじゃないけど、昨日準備した「元宵節」について、発表。自分の書いたのを見ながらだけど、なんとか、できた。
 あたし  「私は、中国の伝統行事、元宵節について話します。元宵季は、旧暦の1月15日です。そのひは、みんな、元宵というお団子を食べます。外側は白くて、中には、甘い餡がはいってます。」
 先生   「そうですね、昔は、みんな自分で作りましたが、今は、買ってきます」
 あたし  「あ、そうなんですか。あとは、外に行くと、花灯、照灯、氷灯とかが見れます。」
 先生   「そうです、とてもきれいですね」
 あたし  「ほかにも、cai(←漢字がない)迷灯、というのがあります」
 先生   「あー、cai迷灯!」
 あたし  「わたしは、cai迷灯は、とてもおもしろいと思います。灯のまわりに、え~~と、、迷・・・」
 先生   「迷語ですね。」
 あたし  「そう、そう、迷語が、書いてあって、それを見て、みんなが、答えを当てます。」
 先生   「そうです。当たると、プレゼントがもらえるんですよ」
 あたし  「え?そうなんですか。知らなかった。。。え、、と、元宵季は、今でもとってもにぎやかだそうです。」
 先生   「その通りです」
 あたし  「あたしは、中国の友達に、どうして今でもにぎやかなのか、聞きました。元宵節は、昔、知り合いが集まる機会だったそうです。」
 先生   「情人節ですね、知り合いではなく、男の人と女の人ですね」
 あたし  「あ、そうなんですか?あと、元宵節の日は、お月様が、一番大きくて、一番丸くなります。だから、みんな、うれしいです。あと、元宵節の日は、春節の最後の日です。だから、今でもとってもにぎやかなんだそうです。」
 先生   「その通りですね」
 あたし  「そこで、あたしは思いました。なるほど、だから、日本にいる中国の留学生が、春節に帰国すると、大体2週間ちょっと、中国に滞在して、帰ってくるんだなと。」
 先生   「そうです、春節から元宵節までが、お正月みたいなものですね」
 あたし  「え~と、、、これで、おしまいです。。。」
 先生   「え?おしまいですか?」
 あたし  「はい。。。」
 先生   「おもしろかったですね。」
 あたし  「(テレ笑い。。。)」
気のせいじゃなきゃ、、、(?)、前よりは、スムーズにできた。話すことにも、だいぶ慣れてきたのかな?
 午後は、ウー・フォンと約束していた。会って、すぐに、発表したこと、そして、昨日のことのお礼を言った。ウー・フォンは、それを聞くと、とってもうれしそうだったので、あたしも、また、うれしくなった。この日は、昼ご飯を一緒に食べて、ず~~と、勉強。中国語と日本語を交えながらは、ほんと、おもしろい。2人で、発音をお互い直しあったり、考えてきた文を言い合ったり、疑問に思ってることを聞いたり、、、時には、雑談もしながら、あっという間に夕方になった。
あたし     「おなかすいてる?」
ウー・フォン  「あんまり、、、」
あたし     「あたしも、、、じゃぁ、ビールでも飲もうか?」
ウー・フォン  「え?なんでですか?」
あたし     「え?別に、意味はないよ」
ウー・フォン  「少しならいいです」
あたし     「じゃぁ、あっちへ行って飲もう」
ウー・フォン  「毎日、ここで飲んでいるんですか?」
あたし     「え?ここでは、毎日飲まないよ」
ウー・フォン  「家で毎日飲みますか?」
あたし     「家では、毎日飲むよ」
ウー・フォン  「え??すごいですね。何を飲みますか?ビールですか?」
あたし     「家では、白酒かな。」
ウー・フォン  「白酒??すごいですね。白酒好きですか?」
あたし     「うん、好きだよ。安いし」
ウー・フォン  「・・・」
 そして、2人でビール2本と涼菜を頼んで、ゆっくり飲んだ。雑談も、おもしろい。まだまだ、知らない単語が続出だけど、知ってる単語は、結構聞き取れるようになった。(と思う?) ウー・フォンは、あたしにいっぱい本を読んで、いっぱい、中国の番組や映画やドラマを見ることを勧める。あたしは

ウー・フォン  「いっぱい本を読んでください。いっぱい、中国の番組や映画やドラマを見てください」
あたし     「う~~ん、でも、あたし、小学生の本でも、読むの遅いんだけど。」
ウー・フォン  「そうですか。」
あたし     「知らない単語もいっぱい出てくるし。特に、気持ちを表す単語は、むつかしい。」
ウー・フォン  「知らない単語があってもいいです」
あたし     「え?」
ウー・フォン  「小さいとき、知らない漢字いっぱいあるけど、そのうちです」
あたし     「え?」
ウー・フォン  「最初はわからないけど、だんだん、わかるようになるんです」
あたし     「そうかな?」
ウー・フォン  「だから、いっぱい、いっぱい、読んだり、聞いたりするの大事です」
あたし     「そっか、、、そうかもね。。。」
 今まで、小学生くらいの本が、あたしのレベルかな?と思ってた。でも、よく考えたら、今の「閲読」では、もっとむつかしい文章を読んでいる。ウー・フォンが、とにかくすすめるので、あたしもその気になった。すると、ウー・フォンが、明日、自分の持っている小説を持ってきてくれるという。ウー・フォンは、ほんとにやさしいな。
 夜は、チャン・フゥイロンに頼まれていた、手紙の翻訳をやって、HSKの練習を少し。眠くなって寝た。

投稿者 reiko : 2007年01月09日 13:11

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コメント

こんばんは。本当は何時から授業が始まるんでしょうか?先生も生徒もマイペースなの?え~それから服務員さんてどんな立場の人なの?

投稿者 あま党 : 2007年01月11日 01:15

あま党さん、こんにちは。
授業は、8時から12時です。
最初のころは、みんな、8時には来ていたけど、最近は、8時過ぎてから、ばたばた来る人が多いかな。
慣れてくると、こうなんだろうね。
それでも、うちの班は、短期だからいい方で、長期のクラスは、ひとコマ目は、5~6人しかいない、というとこも、あるみたい。
服務員さんは、飲食店の店員さんとか、ホテルとかの従業員さんのことです。
本屋とかの店の店員は、服務員とはいわないのです。
わかるかな??わかんないことあったら、また聞いてね。
そいでは、またね~。

投稿者 reiko : 2007年01月11日 13:16

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