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2007年01月17日

留学日記 その44(1/17) 授業終了!

 1月17日(水)
 朝起きて、食堂へ。。。昨日のデジカメがあるか聞きに行く。しかし!そこにいた服務員は知らないという。きっと、ある、と、勝手に思ってたので、ショック!ほかの服務員は知ってるかもしれないから、午後にまた来てくれという。まじか、、、あ~、あたしってアホだなぁ、と思いながら、教室へ。。。
 最後の授業の日。この日は、聴力の授業から。といっても、勉強じゃなくて、おしゃべりだ。昨日、林さんとカラオケ3時間!という話から、思わぬ展開に、、、

先生  「3時間も!?そんなに、歌好きなら、一曲歌ってください」
あたし 「えっ~!!」
林さん 「・・・」
先生  「ほら、遠慮しないで!」
あたし 「(いやぁ、、、別に遠慮じゃなくて、、、) あ、でも、歌詞ナイしな~」
先生  「なんでも、いいから。日本のでも、中国のでも、、、」
あたし 「まじですか?」
先生  「まじですよ。 (そして、教室の戸を閉めて、、、) ほら、これで、大丈夫。遠慮しない、遠慮しない!」
あたし 「(う~ん、なんて明るい性格なんだ!) う~ん、林さん、昨日うまかったから歌ってよ」
林さん 「え~、やっぱり、、、小森谷さん、歌ってよ」
 みんなも、あたしの方を見てる。。。。(ような気がする??)
 でもさ、ここは、教室だよ!?
先生  「さぁ!」
 あたしは、もう歌うしか、ナイ!と思った。もし、ここで最後まで歌わなかったら、場が一気にシラけてしまうに決まってる!
 ここで歌わなかったら、女じゃない!しょうがない!がんばれ、日本人!
あたし 「わかった、、、じゃぁ、、、、日本の曲を、、、一番だけ、、、」
 みんなが拍手!!
 あたしは、腹に力を入れて、歌い始めた!
あたし 「今は こ~ん~な~に、かなぁしくて~、、、、」
 みんなが、興味しんしんで、あたしを見てる。どうせ歌うなら、力いっぱいだ!
 ますます、声を張り上げて、、、
あたし 「なみ~だぁもぉ か~れぇはてぇて~、もう、二度と~笑顔には~、なれそぉも~な~いぃけ~どぉ~~、、、」
 途中で、遅れてきた子が入ってきて、何事かと、可笑しそうにあたしを見て、席に着く。
 もう、なんとでもなれ!!さらに、お腹に力を入れて、歌い続ける。。。
 そして、ようやく、最後のフレーズ、、、
あたし 「~~うまれかわぁって~あるきだ~すよ~~。。。。」

 終わった!また、みんなの拍手!チョー!!!!恥ずかしかったけど、ま、これも、あとで思い出せば、よかった、よかった、だ。
 そのあと、みんなでジェスチャーゲームなんかしながら、あっという間に、授業が終わる。
 そして、クラスの1人の子が言う。なんと、あたしのデジカメ、ほかのクラスの子が持ってるという。20分の休み時間に、慌てて取りにいく。あ~、よかった!!結構、朝、ショックだったんだ。
 ちょっと遠くの宿舎まで、クラスの子に案内されていく。この子とも、こんなにしゃべったのハジメテかも。そして、無事にデジカメを受け取って宿舎を出る。しかし、出口(?)がわかんなくて、迷う。途中、宿舎の子らしい子に会って、聞く。
 「外出したいんだけど~??」
 相手の子は、わけがわからない顔をしてる。 いかん、いかん、と冷静になってもう一度聞く。
 「あ、迷っちゃって、、、宿舎の外に出たいんですけど?」
 その子は、やっとわかったというような顔で、笑って、案内してくれた。何度もありがとうを言って、やっと外に出る。う~ん、、、おしゃべりに夢中で、周りを全然見てなかったんだな~。ちょっと、アホだったかも。
 そして、次は、正真正銘、最後の授業、口語の授業だ。行くと、もうとっくに始まっている。席に着くと、早速、先生が言う。
先生  「小森谷さん、初めての留学だけど、結構しゃべれますね。どうやって勉強しているか、みんなに紹介してください」
 え?と思った。けど、さっきの歌よりは、ず~と、楽かな?と思った。
あたし 「え?あぁ、日本でですか?ここでですか?」
先生  「どっちでもいいです」
あたし 「じゃぁ、、、日本でのことをはなします。あたしは、もう、勉強初めて3年になります。最初は、ラジオの中国語講座で、ひとりでしてました。」
先生  「ひとりでですか?」
あたし 「そうです。1日20分、時間がないときも、これだけは、毎日聞きました。」
先生  「小森谷さんは、子供が3人もいて仕事しているから、時間がないですね」
あたし 「そうです。でも、こどもを送っていった後に、必ず聞きました。それから、仕事です。」
先生  「ほかには、ありますか?」
あたし 「今は、週に2回、3回、中国語のサ-クルに行ってます」
先生  「どのくらいかかるんですか」
あたし 「車で1時間くらいです」
先生  「遠いですね。中国の人はいるんですか?」
あたし 「近くの大学の中国の留学生がたくさんいるので、彼らが先生をしてくれます」
先生  「なるほど。小森谷さんは、毎日毎日、続けてますね。これが、秘密ですね」
あたし 「そうかな??」
先生  「ほかには?」
あたし 「映画が好きなので、中国語の映画とか、テレビのドラマを見ました。」
先生  「見てわかりましたか?」
あたし 「字幕があれば何とか。でも、わからない時は、止めたりして。」
先生  「なるほど。。。」
 あたしは、しゃべる方は、それほどと思ってないので、こんな風に、勉強のしかたをみんなに紹介するとは思ってなかった。でも、うれしかったかな。そのあと、うちの家族とか、山に住んでることを紹介したりした。そして、みんなで、ず~とおしゃべり。あっという間に、最後の授業は終わった。。。
 この日、ウー・フォンと会って、どうも22日の飛行機は取れそうにないな、という感じだった。そこで、あたしが帰国してからも、ネット電話で、勉強を続けよう、ということになったのだ!あたしも、1日1時間くらいなら、大丈夫と思った。ほんと、あたしって、ついてる。この、機会を大事にして、なんとか、最低1時間、時間をとんなきゃ、と思った。がんばれ、がんばれ!だ。
 そして、夕方から、中国の人と結婚した、高野さんちに、林さんと遊びに行く。とってもきれいな家で、ちっちゃな犬もいたりして、よかった。3人で焼酎を飲みながらおしゃべり。だんなさんが帰ってきた後は、中国語でおしゃべり。
 この日、あたしは、不覚にも(?)最後の方、記憶が途切れてる、、、よく、ひとりで、無事に宿舎に帰り着いたもんだ、、、もう、最終バスもないし、(ベロベロだし??)タクシーで帰った。「語言大学」と言ったのに、「林業大学」前に連れてかれ、林業大学の警備のお兄さんに、どうやって帰ればいいんだ!とからんだりしてたような、記憶がある。たまたま、授業が始まる前、歩き回ってた時に、林業大学前を通ってたので、タクシーの運ちゃんに、あっちだ、こっちだ、と指示しながら、語言大学の東門に、たどり着いた。次の日、林さんに聞くと、そんなに酔っ払ってるとは思わなかった、と言われた。酔っ払ってるのに、ほかの人にはわかんないのも、問題だ。。。
 この日は、宿舎に戻ると、ターニャが先に寝てた。(当たり前か?)あたしも歯をみがいて、すぐに寝た。。。次の日は、ウー・フォンの家に9時に行くという約束だったので、しっかり、目覚ましセットして。あんなに酔っ払ってたのに、ただでは、寝ないとこが、自分でも不思議だ。

投稿者 reiko : 2007年01月17日 16:20

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