状況
・天気 晴れ
・気温 26℃(9時半管理棟)
・水温 未計測(水温計紛失のため)
・水位 減水(前回釣行2023.8.24との比較)
・水位 平水(例年との比較)
・虫 トンボ、ハチ、アリ、バッタ(管理棟付近)
ヤマメ・イワナの活性
今日は、L4を釣る。
前々回釣行での予定区間であったが、天気が悪く、大増水という状況で断念した経緯がある。
今回こそは!っと思っての区間選択であったが、見事な晴れを引き当てた。
L4であるが、1/3程度進んだ滝の上流より入渓する。
ここは、シャロムの森で唯一、入渓に危険が伴う。
僕は、いつもロープを張る。
ロープを張る手間など1〜2分。
この手間を疎かにして、怪我でもすると厄介だからだ。
ロープで降下しても、ここから上流はL5入渓点までは岩盤区間。
渇水シーズンなら岩盤の窪みに砂が堆積し、そこにイワナが潜んでいる。
入渓が少しだけ困難ということで入渓者が少なく、楽しい区間となるのだが・・・・・。
今年は雨が多く、増水が多かった。
濁流となった痕跡もあり、岩盤の窪みに潜んでいたイワナは流されてしまっただろう。
岩盤の窪みは砂ではなく、小砂利が堆積し、イワナが潜む環境ではない。
そんな推理は・・・・・見事に当たったようだ。
岩盤区間に時々現れるプール、浅い瀬が主なポイントだ。
L4だけでなく、シャロムの森の河川沿いは管理者によって意識的に広葉樹が残されている。
広葉樹に集まる豊富な虫を捕食するため、プールには比較的大きなイワナが潜んでいる。
そんな考えにより、岩盤区間はドンドン釣り上がり、プールで粘る。
粘る!っと言っても入渓者が少ないので、ほぼ1投目で反応がある。
ただし、5〜30秒は水面にフライを漂わせておく必要がある。
ポイントへのアプローチで勝敗が決まる。
ゆっくりと下流から接近。
ポイント全体を観察し、イワナが潜んでいる場所を見定める。
入渓者が少ないので、水面付近にいることも多い。
観察には、ゆっくり動作、低い姿勢。
キャスト位置を見定めて、移動。
いきなり釣り始めるのは、厳禁!
観察した・・・ということは、イワナからも観察されている可能性が高い。
2〜3分キャスト位置で待機。
ラインのチェックをし、フライを交換。
フライは、12番スズメバチカディス。
あとは、キャストしてイワナが12番スズメバチカディスを咥えるのを待つだけだ。
観察時にイワナに気配を察知されても、慌てることはない。
シャロムの森のイワナの性格は、非常におおらかだ。
逃げられても、水面を乱すような行為をしていない限り、5分で定位置に復活し、10分で捕食行動も復活することが多い。
10分間キャスト位置でジッとしていることができるか否かが、勝敗を決める。
10分間・・・短くもあり、長くもある。