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2005年07月21日

●こんなことが・・・本当だろうか?!

こうやって森に住んでいると時々不思議なことに出会う。
今日は本当に不思議だった・・・

それは夜の9時頃、晋太郎にエサをやるために外に出た時のことである。
なんだか30mくらい先に止めてある軽トラックの座席あたりにポツンと光が輝いている・・・
「うん?車内灯でも消し忘れたかな・・・それにしては、暗いし、色が白い・・・それとも月の光がウインドウに反射しているのかな?」
しかし、その光は動いていた・・・
細くはかない光跡をたずさえてそれはゆっくりとこちらに向かって飛んできた!
「えっまさかっ・・・」
その青白い光は、ゆっくりと明滅しながら私の頭上5mをゆっくりと飛び、そして私の後方へと消えていった。
蛍だったのである。このシャロムに蛍がいたのである。
しかし、そのどこが不思議かというと、シャロムの森で私が見ることができたのはこの15年間で一度以外は、オバボタルだけであった。

この蛍は陸生で、幼虫時代には光るが成虫になるとほとんど光らず、フェロモンでメスを呼ぶ。
実はたった一度、今から5年前に見たことがあった。
これは一体なんだろうか?!
突然変異?!それとも実はシャロムの森のどこかに源氏ボタルの集落が存在するのか?!
不思議は深まるばかりである。

自然は美しく、そして神秘的であると、そう感じる夜であった。
もしかしたら、誰かからのメッセージなのかもしれない・・・・

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コメント

森の番人さま こんにちは
蛍ですか。いいですね。
都市部に住んでる私としては、うらやましい限りです。我が愛息にも見せて上げたいですね。
来年当りホタル鑑賞会でも開かれては?

ところで、蛍は幼虫時代、水中生活をする種類がいるんですよね。カワニナを食べると聞いた覚えがあります。水中にいるということは、流されてイワナ、ヤマメのお腹の中に・・・と考えてしまうのは、フライフィッシャーの悲しい性ですね。

SAGE愛好会様、書き込みありがとうございます。
シャロムの日々の方は番人ではなく管理人が書いています(^^;)

しかし、本当に驚きました。今まで幼虫時代しか光らないオバボタルはたくさんいて、よく杉林の中で小さな光点がたくさん明滅している風景にはであいましたが、飛んでいる蛍ややはり風情がありますね。
なんだか、魂や思いが飛んでいるような気になります。
いつか、この飛ぶ蛍たちの集落を発見して、鑑賞会してみたいものです。

自然は回るのが一番の原理だと感じています。ヤマメのお腹の中の蛍の幼虫も回りまわって、空気の中へ、水の中へ溶け込んで新しい生命を生成するのだと思うと、なんだか、美しい気がします。

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