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2005年08月17日

●その一匹・・・

シャロムの森はまだまだ相変わらず難しいです。先日も1日お客様ががんばって、何とか一匹を仕留めました。
楽しい人達で、軽快なジョークをとばしながら、釣りあがっていきました。
毎日、思うのですが、朝、お客様を送り出したとき、「今日は良い日になりますように・・・釣りの神様がいたら毎日お布施をだすのだがなあ・・・」と、意気揚々と釣り場に向かう後姿を見つめながら思います。

初めての人の時は特に、お昼頃に車で釣り場を回り、お客様を見つけることが出来ると(実はこれが結構難しい・・・なんといっても木化け石化けですから・・・)
手で丸をつくり、「どうですか~」とききます。
だいたいの場合、手で×をつくり、「まだだめで~す・・・・」と返答があります。

そこで、シャロムの奥底のイワナ域へとお連れして、「がんばってくださいね・・・」と祈りを込めて送り出します。
商売とかお金とか、そんなことではなく、本当に、一生懸命がんばっている人達に、なんとか「その一匹」を釣っていただき、うれしそうな顔を見たいです。
釣りは運も技量もその時の精神の集中度もあり、その中で一匹が生まれます。
シャロムの釣行はそんな釣行です。

季節の変化、気温の変化、水量の変化、テリトリーの変化、虫達の動向、全ての不確定要素の中で、自然を見つめ、感じ取り、その一匹を捕まえる・・・・
たぶん、全てが天然者であるがゆえ、変化の激しさは他の渓流には類を見ないでしょう。
みなさん・・・がんばってくださいね・・・・
プラス、いつも本当にお疲れ様です。m(--)m

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