●台風さんが我が家の上に・・・
10時すぎだったでしょうか・・・・
にわかに空は明るくなりました。
そうして、先ほどまでドシャドシャと降っていた雨がぴたりとやみ、風も消え・・・・
気持ちの悪い静寂と暖かさに包まれました。
たぶん台風の目が我が家の上にあるのでしょう。
子供達を呼び出し、皆で外へ出ました。もちろん傘などいりません。
「雲が上昇していくよ。 」花琳が話します。
「今、台風の勉強を学校でしているんだ。すごいね、ほんとに台風の中にいるんだね。」
龍馬と杏理もその不思議な空気 を感じ取っているようです。
みなで空を見つめました。
その後、家に入り、パソコンで台風情報を確認すると、9時に高崎市南西30kmの位置にあるとのことでした。
「今、それから1時間半すぎているね。ということは台風はどこにいるのだろうか?」そう問いを投げかけます。
グーグルマップを取り出し、高崎市から30km南西にポイントします。
「さて、台風は進行方向が北東 時速は50km 、今は1時間半たっているよ。ではどこだろうか?」
花琳が考え考え、ポイントを持っていきます。
「ほんとだ、シャロムの森のすぐそばにいるね。すごい!」
自然、知識、学校で習うこと、 全てはつながっています。
子供の目が、輝いています。