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2005年07月27日

●シャロム式管理(土砂と渓流編NO1)

シャロムの森は自然の力を生かし、というかその圧倒的なパワーをいかにうまく活用するか考えています。
昨日台風が来ました。
この台風により渓流の浄化が行われます。

     第2ポンドのゲートを開放した状態

このリター(落ち葉)が堆積した状態の河床は水を抜くとやはり若干ヘドロ系の匂いがします。とても快適に釣や川遊びができる環境ではありません。
これが台風により

     第2ポンドの台風後の浄化された様子
このようにきれいになります。
もしこのゲートを開放しておかないと、台風により上流よりたくさんの土砂が流れ込み、ポンドはすぐに埋まってしまうことでしょう。
(いわゆる砂防ダム状態)
この二枚の写真を見ると、左岸が台風により少し削れて、川幅が広くなっているのがわかります。深さも少しは増したと思います。
その土砂を人間が重機械を使用し掘るのはとてもエネルギーを消費することです。
お金もかかります。
土砂で一杯になると、魚たちにとっては不都合な環境になってしまいます。(もちろんシャロムの森の経営にとっても・・・)
私達は、自然の膨大なエネルギーをできる限り逆らわないように、うまくちょっとそらせたり、分けたり、時間差をつけたりすることにより、私たちや、森、魚たちによりよい状態にしていこうと考えています。
また、そんな管理方式を創り上げていこうと考えています。

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