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2006年01月25日

●魚の感覚・・・瞬間識別

魚達は、視力は0.2程度であるが、微細な違いを見分けることができるようです。

さて、その魚達、首を若干振りながら流れの中を泳いでいますが、果たして、そのように動いている状態で、急な流れを流下してくるエサをどの位の時間で見分けることができるのでしょうか?!

このことに関係する実験がやはりありました。

あらかじめある図形(発光ダイオードにより表示)がでるとエサがでる装置で学習させたブルーギル(この魚は光視感度がよい)を使い、100万分の一秒で発光できる図形表示器を使用して、どの位の時間が図形を認識するのに必要か調べました。

結果・・・すごいことに、100万分の3.2秒の発光時間で、図形を認識することができる結果がでました。ちなみに、人間はその55分の一・・・つまり100万分の176秒まで認識できたそうです。

ということは・・・

山岳渓流を勢いよく流れてくるエサやフライを魚達は一瞬の間に認識し、判別することができる・・・ということですね

ただし視力は悪いようなので、ナチュラルに流れてきたエサにはつい飛びつくか、よーく見える所まで泳いできて、プイッと戻っていくわけですかね・・・

それにしても、魚達にはどんな風に水面上が見えているのでしょうか・・・

・・・・・参考文献 「魚との知恵比べ」 川村軍蔵 著 成山堂書店・・・・


     GOU様撮影

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