●国産材ドームプロジェクト20060310
無事基礎のコンクリートも打ち終わり、続いて基礎から20cmほど立ち上げの基礎束コンクリートをつくります。
方法は簡単に、ボイド管という固い紙製の筒、直径20cmを使い、トランジットで正確に、(誤差は0.1mくらい・・・)決められた位置に設置していきます。
高さは20cmですが、当然ベースのコンクリートの高さが少しは違うかもしれないので、まず、レベル測量(ボイド管を設置する位置の正確な高さを知るために)を行います。
結果としては、1cm程度の高低誤差がありました。
そこで、その高さによって、ボイド管の長さを調節し、21cm~20cm程度に切り調節します。
これがボイド管です。今はホームセンターで売っています。とても便利!
ここで、高さや位置などだいたいで大丈夫とやると・・・・必ず泣きます。
今はレベル測量もレーザーなどで簡単に出せますが、僕はこれが好きです!
大学の頃、これよりもレトロなレベル測量器で往復1kmして、はじめと終わりで、同じ場所の高さが±3cm以内が合格点だった気がします。
目盛が5mm単位なので、結構みな苦労して数字を合わせていた気がします。
(数字合わせも教育の一環だったような・・・?)
この教育が、現在の耐震強度問題等につながるんだろうな・・・