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2006年06月21日

●住み代わる世ぞ雛の家・・・そして記念樹

ふと気がつくと山猫軒前のミソサザエの巣には誰もいなくなっておりました。
まだほんのわずかしか経っていないのに・・・・

ついこの間にぎやかに親鳥の餌をついばんでいた小さな小さな子供達はもうそこには居らず、ただ ガラン とした巣があるだけでした。

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ほんとに月日の経つのは早いものなのかもしれません。
あのにぎやかな、忙しい季節・・・

活気溢れ、笑い声が・・・おしゃべりが絶えない季節は一瞬の間に過ぎ去っていくのでしょう・・・

昨年のシャロム・・・そして今日のシャロム・・・10年後のシャロム・・・

子供達は確実に大きくなり、僕らの手を離れていきます。
僕らは確実に年をとり、老いていくことでしょう。

しかし、シャロムの森だけは相変わらず美しく、静かに、10年前の風と同じ匂いを宿してここにあり続けるでしょう。
町並みは忙しく衣を代え、人の顔もずいぶん代わっていきます。

けれどシャロムは・・・・

永遠の平和、永久の変わらずそこに在り続ける・・神の平安を宿してシャロムであり続けることでしょう。

忙しい日々の中でふと立ち止まる、そんな時間をいつも持っていたいものですね。

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でも、来年のこの季節には・・・たくさんのミソサザエ達がこの周辺に巣を作っていることでしょう。

きっと・・・・にぎやかになりますね。

シャロムを愛しておられる皆さん・・・動物の餌になるような記念樹などどうですか!
永遠の季節のシャロムにささやかではありますが、今の思いを少し・・・残してみたらどうでしょうか・・・

その思いは生きていて、いつか鳥やケモノ達の餌となり、その種は運ばれてシャロムの隅々に拡がって行くことでしょう。

10年後、20年後・・・そして自分たちがいなくなっても、思いは力となりシャロムで生き続ける事でしょう。

月日は百代の過客ではありますが、人の思いはその中で力強く根を張って行けると僕は信じています。


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