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2006年06月20日

●WWOOFERクリス・・・珍事

昨日は、珍事がありました。
現在、我が家のWWOOFERをしているイギリスから来た18歳の男の子 クリス君、この数日風邪をひいたようで、寝込んでいます。

日曜日の朝、突然クリス君が来て、こういいました。
「右耳が聞こえないんです!今朝になったら、なんだかほとんど聞こえないんですよ・・・」
「土曜日の夜、耳が痛かったのでインターネットで調べてみると玉ねぎが耳によいと書いてあったので、少し玉ねぎを刻んで耳に入れてみたんですが、それが悪かったのかなあ・・・」

それは大変だということで、日曜日の当番医を探してみたが耳鼻科はなかったので、月曜日に医者に行くことにしました。

今回のクリスは、まだ若いせいもあり、大飯くらいで、食いすぎて体調をくずすタイプです。
日曜日も、ほとんどご飯を食べず(食いすぎでお腹を壊しているようです)寝ていました。

さて、月曜日、夕方クリスを連れて桐生市の耳鼻科に直行・・・・
すごくまじめ顔な老医師でした。
こりゃ、耳の中にかなり耳くそが溜まっておるよ・・・
「ほら、見てご覧・・・・何にも見えないだろう・・・」
そういって、耳鼻科用のTVに耳の穴の中の映像を指しながら説明してくれます。

この時、玲子の頭の中には玉ねぎが・・・くるくる回っていたそうです。
「ホントですか・・・」

「イギリス人は耳くそが多いのかねえ・・・私もこれ程の耳くそは初めてじゃよ・・・」
「そら、一つ取れたぞ・・・」
おもむろに、吸引器大きな大きな耳くそがくっ付いています。
「ほんとにでかいわ・・・」
玲子・・・冷やせをかいています。(もし、玉ねぎのまま出てきたらどうしよう・・・)

「こ、これはでかいぞぉ~ほら見て見て・・・」(老医師)
まじめな老医師の顔は今ではニコニコと笑い顔・・・

「エーほんとにおっきいですね!(**)こんなの入っているのぉ~」
玲子は思わず叫んでしまったようで・・・もう、冷やせたらたらです。だって2cm以上の棒状の耳くそが出てくるのですから・・・
(もちろん、玉ねぎの細切りしたものでしょう・・・)

もう、満面の笑顔で老医師は話しかけます。
「ほら、すっきりしたでしょう・・・どうですか、もうよく聞こえるのではないですか・・・」
「しかし、こんなにたくさんの耳くそを溜め込んでいる人は私も医者を始めて、初めてですよ・・・」

この時、クリスは神妙にして診察台の上で動かず寝ています。彼には言葉がわからないのですが、老医師の表情から、自分の失敗を理解したようです。

そうして、耳くそ(耳の中の玉ねぎを・・・)をしっかりきれいに除去してちょっと消毒して、終了でした。
クリス君、耳がすっきり聞こえるようになったので元気です

その老医師にお礼を言って、診察室を出ようとすると・・・
笑顔で、老医師が一言・・・

「耳くそはちゃんととりましょうね・・・」

だそうです。

だけどまあ、クリス君・・・いくら若くとも玉ねぎが耳によいといっても、そのまま鼓膜近くまでグイグイ詰め込むとは・・・ 
やっぱり若さですかねえ・・・

帰りの車の中で一生懸命玲子が英語で、耳の中に入れるのは絞った汁だと説明していましたが、彼に通じたかどうか・・・怪しいものです。

珍事でした。

06140001.JPG
    これが今回の珍事の主役 クリス君です。

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コメント

クリス君 大変でしたね~
綿棒で耳掻きすると詰まり安い
と聞いたことあります。
ようするに、何かを突っ込んで取ることがいけないようです。

耳掻き棒もやり方がまずいと、
同じ事になるのでしょうね。
ところで、今日Iさん行ってますか?

SAGE愛好会様
クリス、たしへんでした。
さて・・・Iさん来られました。
いつもありがとうございます。

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