TopColumnKanli-nin > 誰が、普通渓流を、今のような姿にしたのでしょう・・・

« 「シャロムの森、巨大魚トーナメント2007」開催 | メイン | ふと思いますが・・・尺上イワナは簡単なのでは?! »

2007年04月16日

●誰が、普通渓流を、今のような姿にしたのでしょう・・・

昨日のことです・・・・・・
夕方父と母が車で林道を下りて来ました。

「ひろゆき・・・密漁者を見つけたよ!」母
「え!」管理人(@@)!
「左沢のM4のあたりにいて、餌で釣っているから、どうですか~釣れますかぁ・・・ 声をかけたら」
「いや~ぜんぜんですぅ」といいながらも顔は伏せていたようで・・・
「ここは、お金を5000円払って釣ってもまた逃がすところなんですよ~・・・」母
「えっ そうなんですかぁ・・・・いやぁ・・・栃木県から山超えできたので知りませんでしたぁ・・・」密漁者
と、ここで彼はそそくさと釣竿をしまい始めたようです

なんで、渓流に! しかも地図で見れば渓流沿いにちゃんと道路があるのがはっきりわかるのに、わざわざ反対側から・・・・山越えで・・・来るのでしょうか!

しかも・・・・

だれも山越えできたかどうかなど聞いてません。

この人は地図を見ないで渓流を探すのが好きなのでしょうか!

そうして、たぶん・・・たくさんのイワナとヤマメが誘拐されてしまいました。

考えてみれば、昨年も突然たくさんの魚たちがアブダクション (特にUHOによる誘拐のときに使いますね。)しましたが・・・・きっとこれはこのような釣り人のせいなのではないかと思います。

なんというか・・・・ほんとに、疲れます。

みんなどうしてわからないのでしょうか・・・
誰が、普通渓流を、今のような姿にしたのでしょう・・・

「あの川(シャロム)には天然ものがいるから・・・しかもたくさんに・・・だから山越えで行って、釣ってやろうぜ!」

魚がいないから、来る。 ではいったいなぜいないのでしょうか・・・

きっと今が過渡期なのでしょう。・・・
モラルをもっと釣り人に持ってもらいたい。本当にそう思います。

こんなことがなければ、きっとあのアブタクションされた魚たちは尺上に今年秋には育ったことでしょう。
それどころか、いまごろシャロムの渓には40cm級のイワナ達がごろごろとしていて、それはもう釣り人の天国のような場所になっているはずです。

渓を静かに奥深く遡行していくと、 ゆ~らりと大きな影が水面に映ります。
慎重に、まさしくその一投に全てをかけて、ふわっとフライを投げ入れます。
深い渓の底から大きな黒い影がゆ~らりと、そして バシャッ
厳しい自然に鍛えられた天然の40cmの者達はどんなファイトをするでしょうか・・・・

渓はこんなに美しいのに・・・・

そして魚達はこんなにかわいらしいのに・・・・

なぜ、こんなことをできるのでしょうか!

IMGP1161.JPG

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://shalomnet.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/628

コメント

シャロムに密漁者ですか、哀しいことです。警察に突き出してやりましょう。

釣獲圧と自然破壊、渓魚を追い詰めている原因ですね。こちらにもC&R専用区があり、密漁を防ぐ為に入り口にはゲートを設けて施錠した上、有志メンバーが随時渓流を巡回するようにしています。もちろん見つけ次第警察と漁協に通報です。

シャロムのような手つかずの渓流を管理されるのは大変なご苦労かと思いますが、頑張って下さい。微力ながら応援させて頂きます。

こんばんは
ん~許せん!
シャロマーとして、断罪に処すべき!
とちょっとだけ思っちゃいますね。

釣り人のモラルに掛けるしかないのでしょうけど、これが、今の日本の現実なんでしょうね。
かといって、手をこまねいていれば、
スタッフ達は、根こそぎ持っていかれます。
山越えの道があって、それが分かっているなら、看板を設置し、私有地なんですから、
「不法侵入」が成立しますよね?
警察につきだしてやればいいんですよ。

ウーファー諸君や、管理人さんたちが、
ちょくちょく見回りドライブをやるしかないんでしょうかね?

それか、「ランボー」ばりに、トラップをしかけ、
追い返すとかね。
例えば、看板3枚目の先にトラップをしかける。
落とし穴とか、ヘビのオモチャとか(ん?)
トゲをつきたてた木の枝、
上流から転がり落ちてくる巨大な鉄球とか

次回、シャロマーの会があれば、
参考資料として「ランボー」を上映しますか?
いやいや、殺しちゃまずいですね。

こんばんは。
たぶん二~三世代そっくり引退しないとダメでしょうね。

こりゃもっとシャロマーが行って監視しないと・・・といっても先立ものが・・・。

怒りを通り越して、悲しいですね・・・
正直な所、山を越えてくるくらいの労力を掛けるなら、漁協の管理していない河川(入漁料無)で、尺イワナのいる川をがんばって探して欲しいですよ。(私の知っている範囲にも存在します!)

片一方で、釣り場の維持のため努力している人とその釣り場を愛してマナーを守って足繁く通ってくる人がいて、もう一方でそれを台無しにする人がいる。
今回の釣人がいい釣が出来たとしたら、それは管理人さんや、多くのシャロマーの人たちのおかげだって事、判ってないんですかねぇ・・・
悲しいことです。

こんにちは。
シャロムの森は私有地内の渓流を管理しているのだと聞いていたので、
密漁者とは無縁だと勝手に思っていました。山越えで上流から来るとは・・・。
遊漁料未払い、匹数制限オーバー、等の一般渓流での漁業法違反とは違って、
SAGE愛好会さんの言うように、不法侵入、窃盗の罪になるのではないかと。
そこまでして渓魚を採取したいのですかね。哀しいことですね。
 >なんというか・・・・ほんとに、疲れます。
管理人さんの気持ち分かります。でも、看板の設置とか何か対策をしないと!
佐藤さん、シャロマーの皆さんの知恵を借りるのもよいのでは。

さて、今週末はいよいよスクールですね。また楽しい時間となるのでしょう。
そしてその次の週末、GWには私もやっとシャロム解禁です。
今年は季節の進行が早いみたいなので、良いコンディションになるといいな~。
出来れば前日夜からのりこむつもりですので、よろしくお願いします。

こんばんは、
あわれですね密猟者、
管理人さんもお母さんも
いやな思いをされたことでしょう、
まさかがあるんですね、悲しいかなこれからは、監視をする仕事が、増えますね、
あっ、
増やしますか?シンタロウさん並の番犬、
放し飼いで、、、ダメか、僕もいけなくなります。

近々、川守に伺います。
家も庵も楽しみです。

fukumoto 様 おはようございます
そちらもC&R区を維持にいろいろ大変なことと思います。
ほんとに、困ったものです。監視の徹底しかないのでしょうか・・・
晋太郎がもう少し利口なら・・・・
もっとも飼い主の問題かな(^^;)

SAGE愛好会
ランボー張りのトラップはいいかも(^^)
途中途中に、根かかり必死の小枝をがんがん入れておきますか
そうですよね、ドライフライのみ釣りやすい場所にすれば・・・・
なんてね(^^;)
やっぱり、お客が多く来るのが一番ですかね

あま党さま おはようございます。
そうなんですよね。つまりはたくさんのお客様が釣っていれば、大丈夫なのですが・・・・
たくさんくるなら安くしてもよい気もしますが、そうすると今度は釣れなくなるし・・・・ほんと問題です。

Kawatombo Ken様 ほんとうです。
最初は怒りが大きかったですが、その後は悲しみです。
ほんと、情けない人達がいます。
皆で大切に守っているものを平気で踏みにじっていくわけですから・・・・

Kaz-Man 様 おはようございます。
ほんとに、不法侵入者であり、泥棒です。
実はこれは山菜などではずいぶん前から問題になっています。
山越えで来て、そういう人達は翌年のことは考えず、奪っていきます。
人のことはまったく考えていません。
まあ、泥棒ですからしょうがないかもしれませんが・・・

小さな森の家 様 おはようございます。
まあ、そうですねぇ~やっぱり監視しかないでしょうか・・・
防犯カメラでもつけますかね。
犬は無理だと思うので・・・
来られたらゆっくりお話したいです。

たまたま昨日読み返していた湯川 豊さんの『イワナの夏』に「密漁の研究」と題した掌編がありました。

http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480025333/

森の老いた番人によって捕らえられた密漁者の薄暗く後ろめたい様子が巧く描かれています。

興味があればご一読下さい。今度持って行きます。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)