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2008年11月10日

●川場村水産試験場に行ってきました。

先日、川場村水産試験場にイワナの採卵を視察に行って来ました。
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ここではイワナやヤマメ、ニジマスなど渓魚の試験を行っています。

養殖池から網で地引して、このように小さな船枠に集めます。
もちろん、オス、メスをわけてあります。
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それを、このように麻酔液に入れて数分しますと・・・
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あらあら・・・みーんなお腹を見せてグーグーと寝てしまいます。
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・・・彼ら(オス)はこれから何があるのか知らない・・・・

そうして、このように
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しぼられます・・・・(^^;)
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受ける容器が何故か湯のみ!!

事が終わったオスは・・・・・
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みーんな幸せそうに?また水の中で数分 プカプカ グーグー と居眠り・・・・・
・・・・ああ、何かすっきり??・・・何故?!
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次に、メスはこのような機器でしぼります


オスと同じ要領で眠らせ、採卵します。
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その後は動画で撮りましたので、私のインターネット環境ではアップできませんが、手早く卵子と精子を混ぜ受精させます。
その後、すぐに水を通します。
ちなみに、精子は水があるとその能力を失ってしまいますが、受精には水が必要だとの事・・・
ホントに自然は不思議ですね。

渓流において、その受精率そして発眼卵になる率は50%~70%くらいだそうですが、この人間を介した受精だと80%以上とかなり高いそうです。

ちなみに、発眼してから稚魚となり浮上するまでのことも考えますとかなり違ってくると思います。

今回、採卵見学に行き、採卵~稚魚(餌付け前まで)の工程はかなり素人でも、さらに施設も日曜大工程度でできそうです。

天然魚や野生魚という定義はいったい何か! という問題もありますが・・・
シャロムの野生魚達の増殖にたして人間が関わる方法の一つとしてこのような方法も良いのではないかと思います。

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コメント

その前に・・・・
いっぱいやることがあるでしょ!!

↑あま党さんの久々の超辛口コメントに爆笑してしまいました。
 そろそろ新居見に行こうかな~。

あま党様
いっぱいって・・・・
ほんと、いっぱいあるんですよねぇ~

がんばります

URUSHI-IWANA様
元気でやってますか~
どうぞそろそろ来て下さいね。(^^)

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