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2006年08月22日

●パンドラの瞳が開いた!

台風10号による突然の集中豪雨

他の地域ではほとんど雨は降らなかったのにも関わらず、ここシャロムの森では見る見るうちに水位が上昇し、はっと気づくと山猫軒前の橋はなくなっていました。

さて、その翌日、普通ならもう澄み切っているシャロムの渓流は真茶色の泥流となったままでした。

IMGP1259.JPG

「いったい何か??!」 「上流で土砂崩れがあったのか??」

と、自動車で林道を登っていくと!

「!!!  これは !!!」

IMGP1256.JPG

そうナチュラルゾーン入口の大堰堤の上、右端の穴が開いてそこから濁流が噴出しておりました。

それはまるで 「パンドラの箱から飛び出していく災厄」のようでした。

パンドラの瞳が開いた! のです。

それから、今日 8/22日に至ってもまだ渓流は薄にごりです。
笹にごりともいえますので、沈めればばんばんニジマスは、山女が釣れますが・・・・ でもシャロムらしい美しい澄み切った渓流ではないのです。

さて、もう1つどうなったが気になる場所・・・そう大堰堤下の落ち込み、50cmはあるかと思われるニジマスやイワナがうようよと泳いでいたあの淵はどうなったのか!!!!

IMGP1253.JPG

見るも無残な状態でした。
いったい、彼らは無事なのか、それとも厚い堆積物の下となっているのか、全くわかりません。

きっと普段なら逃げられるでしょうが、今回のように突発的に土砂が降ってきた場合、どうなのか・・・・

パンドラの目が開き、そこからは災厄が彼らに降り注いだわけです。

さて・・

パンドラの箱を開けると全ての災厄が飛び出しましたが、その後、箱を覗いているとたった一つ残った物がありました。

それは 「希望」だったそうです。

それにしても、自然の力はすごいものです。

IMGP1254.JPG

あんなにたくさんいっぱいにあった土砂がわずかな時間で下流へと流れてしまいました。
もしこれと同じ量の土砂を人間が運んだらいったいどの位の金額がかかるか・・・・

このあと瞳がまた閉じればきっと大きなプールが出現することでしょう

IMGP1258.JPG
    こんなに上流域まで河床が下がってきています。

このパンドラの瞳が開いたことによるシャロムの希望とは・・・・

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コメント

こんばんは
本当にドエライコッチャですね。
大堰堤下の魚達は心配ですが、
堰堤上はすっかり変貌しましたね。
それにしても、本当に物凄い雨だったようですね。
山猫軒は無事でせめてもの救いですよ。

希望???何なんだろ?

SAGE愛好会様
時間が経ってしまいました。
 希望・・・・
それはね・・・
今、大堰堤の上は大きなポンドが出現しております。
これが、今秋から来年にかけて、大物をつくる大きな要素となるのではないか・・・ということなんです。
自然の力には圧倒されますね

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