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2006年03月31日

●シャロムの動物・・・ハネカクシ

昨年よりテントウムシの大発生がシャロムでは続いています。
基本的に、植物を食べるものではなく、小さい動物を食べる益虫ばかりなのでうれしいですが、どうしてこんなに増えているのでしょうか。

一つの仮説ですが、
ちょうどテントウムシの大発生が始まる前の年、ハネカクシ という小さな昆虫が大発生していました。

この虫は、私達は大嫌いでした。
彼らは、腐ったものが大好きなようで、ウンチや腐った食物、時には肉まで食べていました。
特に嫌だったのは、半ズボンでいると、飛んできて足にたかり、「カジッ」と一瞬噛み付くことでした。もちろんそれで腫れたり、何か人間の害になるような症状はでませんが、とにかく、気にさわる虫でした。

それが、昨年からピタッと見えなくなりました。
テントウムシがもしかしたら、ハネカクシの幼虫を食べているのかもしれません。

食物連鎖の環は不思議で、なんだか素敵なものですね。

ちなみに、ハネカクシ
ウィィペディアのWEB百科事典によると

ハネカクシとは、コウチュウ目ハネカクシ上科ハネカクシ科に属する昆虫の総称である。前翅が小さく、ここに大きな後翅を細かく折りたたんで隠しているように見えるものが多いことからこの名がついた。

原始的なものを除くと前翅(鞘翅)が短いものが多い。体長は小さいもので1mm未満、大きなもので数cmほどの大きさがある。種数、生態ともに極めて多様性の高いグループであるわりには従来研究者が少なく、膨大な未発見種、未記載種を抱えている。また、分類学的研究の遅れから他の生物学的研究が遅れており、生態学などに関係した、興味深い現象の発見も大いに期待できると見られている。日本では1990年代後半になってから、これを専門に扱う研究会であるハネカクシ談話会を中心に研究が活発化してきており、若手の専門研究者も少しづつ増え、多くの新発見がなされつつある。

だそうで、まだ未研究の種族ですが、その多様性は昆虫界において2番目に巨大なグループらしいです。

僕たちは嫌っていましたが、彼らも、本当は益虫で、分解者の地位にいるのでしょう。
とにかく、いろいろ・・・、というか全ての腐ったものを食べていました。

話によると、動物の骨格標本を作る時に、この虫を使用する業者もあるらしいです。
確かに何でも完全に食べつくしますからね・・・

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コメント

へぇ~物は使いようってやつですね。
こんな虫がウジのようにモチャモチャと湧いていたら、確かに気味のよいものではないですね。

明日、宜しくお願いします。
メール見てくれました?お返事お待ちしております。
当日、7~8時頃にそちらに着く予定ですので。
それでは、明日!いや~楽しみだ~

いよいよ、明日ですね。
いよいよ、シャロムの森 解禁!
さてさて、どんな年になるのか・・・
森も渓も生きていますから楽しみです。

お返事おくれました。メールご確認くださいませ

我が家では、煙草死番虫というのが大発生したことがあります。何処にでもしゃしゃり出てくるので、生活の(メンタルな)質がいっきに下がりますね・

ごすけ様
この間は妻ともどもありがとうございました。
昨日は遠藤君が泊まっており、修羅場でした。(^^;)
ところで、煙草死番虫とは、どんな虫でしょうか?

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