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2008年12月04日

●シャロムの樹へ行こう!

毎日寒い日が続きます。 特に今年は寒暖の差が激しく、昨日は-1度かと思うと、今日は+10度 体にこたえます。

先日、古い友達が近所の子を連れて遊びに来ました。
シャロムの樹に行ってまいりました。

今回は花琳はちょっと怪我をしていて、杏理と龍馬と友人2人と僕、そしてルイの計5人+ワンです。(^^;)
さすがに杏理も来年は小学生、ちゃんと上って行きます。

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もちろん今回はルイも一緒です。

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途中、ブランコに格好の太いツルもあり、もちろんブランコ。
龍馬ももうすぐ3年生。 だいぶ男らしくなりました。

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最後の登りは本当に枯葉の世界です。
あたり一面枯葉の海、それとも絨毯。 おかげで足が滑る滑る。

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最後の登りはきついです。

そうして、到着。
毎年、なんどもなんども登りますが、やっぱりいいですね。

樹も100年を超えるとなんだか、畏怖してしまうような、雰囲気が漂います。
実際、何かがあるきがします。

1000年の時の中を生き、今こうしてやはりここに在る 大樹
毎年、毎年たくさんの葉を茂らせ、そして冬にはこうしてひっそりとたたずんでいます。

是非とも皆さんも一度は訪れてくださいね。
一人でも、仲間と一緒でも、そうして家族、息子、娘、妻とも・・・・

きっとそれはいつか大切な思いの在る場所となると思います。

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それにしても、こうやって森に住み、静かで美しい世界に在ると、どうしても文章がLOW調になりますね。
今回も、この写真で締めましょう。

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  過ぎ行く時間
     気がつけば あんなに遠くまで行ってしまった子供達
        
           静かな時が流れます。

2008年04月14日

●シャロムライブ、ストリーミング配信テスト

上の映像は皆さんちゃんと映るでしょうか・・・ 私の極めてナローなインターネット環境 8kb/秒 で配信しているので、1秒間に2コマ程度の配信です。 実際にはやっぱりJPEGで5分おきに写真を配信すれば用は足りるでしょうが、やっぱり動画はなんとなく良いですよね。 きっと大雨の日とか、今週末の写真スクールの時などは楽しいかもしれません。 ちょっとの間、試して見ます。 その間、ライブカメラはちょっとお休みです。

2008年04月01日

●地球温暖化はこんなことにも・・・今日は4月バカ?!

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・・・・・・・・この写真を見てくださいな・・・

今日は4月1日です。きっと都会では桜が咲いていることでしょう。
シャロムの森も先日まではぽかぽか陽気で、半そでなんぞにもなれましたが・・・・・・

今日はまるで4月バカのような、信じられない天候です。
「うそ!」
と思わず、早朝、外をみて思いました。

積雪30cmを超えていますね。そして、風もビュービューとうなりをあげて走り回っております。

ですが、この季節はずれの大雪はシャロムの森の渓には恵みの雪かもしれません。
雨より雪のほうがゆっくりとその水は浸透し、渓の水量を安定させ、増えさせます。

きっと今は春なので、2,3日好天が続けばまたすっきりと暖かな季節、渓に戻ることでしょう。

そ、れ、に、し、て、も・・・・・・・   さむいです。(--;)

ライブカメラで覗いてみてくださいね。
シャロムライブカメラ

2008年02月07日

●冬の動物達

img20070207.JPG

私には馬のようにもロバのようにも見えます。

真冬の渓にはたくさんの動物達がすんでいます。

今回、三脚なしだったので、ちょっと手ぶれしておりますが、自然の創り出す造形は本当に美しく、楽しいものです。

何度も屈折し反射した光がその中には溢れています。

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まっしろな雪の世界にも、様々な驚きと楽しみが隠れているのですね。

もしよければ、どうぞ遊びに来てくださいね。 

  シャロムコーヒーをつくりお待ちしております・・・・・・

 

2007年09月25日

●森と渓流の写真教室2007

今年も恒例の 森と渓流の写真教室 を 開催します。
美しい写真を撮りたい人、是非とも参加してくださいね。



内容

渓流で自分の釣り上げた渓魚の撮影を撮る方は多いと思います。しかしなかなか
うまく撮れません。ピントが合っていなかったり、暗かったり、光ってなかった
り・・・どうしたら雑誌のような写真が撮れるのでしょうか?!

そしてまた、魚の写真だけではなく、森の木々の写真や美しく透明な渓流の写真、ハッとするような昆虫のマクロ写真・・・・と写真の世界はとても奥深く美しいです。

 そこで、今年もプロのカメラマンの佐藤成史氏にお願いして、森と渓流の写真
教室を開催したいと思います。

また、今年はさらに・・・
プリンターを用意しますので、その場で(山猫軒で)印刷し、そのポイントも説明できる予定です。

開催日 11/4日

開催最少人数 5人以上

参加費 10,000円
注意
■基本的にデジタル写真のための教室です。銀塩写真には対応できません。
■どんな機種でもよいので、デジタルカメラを必ずご持参ください。

スケジュール

9:00 ~  写真、カメラについての基礎講座
(露出補正、ホワイトバランス、ISO感度等の理論説明、撮影上の注意点、構図や
光の使い方等、基礎知識を知ってもらう)
12:00~  昼食
13:30~  実践
(ニジマスを使って魚の写真を撮ってもらって、それをPCで確認、チェック
等・・・)
17:00   終了予定・・・


そこで、今年はできれば皆様のご希望を事前に知りたいと思っています。

シャロムの森では、いつでも・・・皆様と1日、充実した楽しい時を過ごせるようがんばっております。

ぜひぜひ、皆様ご参加くださいね。(^^)

2007年07月05日

●初夏の不思議な出来事

それはしとしとと暖かな雨が降る夜のことでした。
外では慎太郎が大きな声で吠えています。

「また、誰か不審者かなあ・・・」と窓から外をのぞいて見ました。
すると、遠くのほうでポワンと小さな、しかし鮮やかな緑色の光点が動いています。

「いったい、ほんとにこんな夜中に誰だい・・・・困ったものだ。まったく・・・」
と、じーとその光をほうを見つめていますと、それは消えたり光ったりしています。
そうしながら、ふんわりと、それは動き、近づいてくるのです。

「あれ?そこは確か川の上じゃ・・・・」

やっとそれが人の仕業ではなく、別の何か! だと気がつきました。

「蛍だ!また蛍がやってきたんだ!!」

それはしかし、まるでこの世のものとは思えないような明るさとゆるやかな動きで近づいてきます。

たまたま、娘が高熱をだしていたので、思わず ドキッとしてしまいます。

そうして、すぐに娘の顔を見て、その小さな吐息に耳を近づけます。
「だいじょうぶ、息をしている。静かに眠っているだけだよな・・・」

また外を見ますと、そこにはもう光はなく、しとしとと雨が降るだけでした。

なんとなく、涼しげなものを感じながら部屋の電気を消しました。
すると、部屋の中に小さな美しい光が浮かび上がりました。

「部屋の中に入っていたのか・・・」

初夏の不思議な出来事でした。

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2007年05月14日

●ポニーのラブちゃん

我が家に新しい家族が増えました!かわいい娘です。

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名前は ラブちゃんです。
ポニーですが、その顔つきはまるでサラブレットのようです。とても賢そうな顔つきです。
そして、ほんとに美しい顔立ちです!

よくポニーは賢くないとか、性格が悪いとか聞きますが、我が家のラブに限って言えば!

もうどんな馬より賢く、そして美しいと、親バカながら思っています。
目がいいですよね(^^)

昨日 2007年5月13日(日曜日)に我が家の一員となりました。
最初、渓流の音にびっくりしていました。ラブちゃんの生まれ、住んだ場所は大きな農村地帯で小川もなく、土が水をよく吸い込むので水溜りもできません。
ですから、渓流をはじめて見て、とってもびっくりして、目がまん丸で、そしてずーと立ちすくんでおりました。
ちなみに、林道沿いを草を食べさせながら歩くのですが、水溜りに最初は 「びくっ」としたりして・・・
ほんとかわいい奴です。

もう少しすればこのシャロムの環境に慣れるでしょう。

そうすれば、いよいよ林道を引馬ですね。(^^)

現在は馬場の中でママや子供達が乗り、訓練しています。

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ちょっとママには小さすぎる気もしますが、馬場の中でママを乗せて早足や駆け足で、うれしそうに駆け回っています。
今年の夏には、子供達向けの乗馬、外乗ができるようになるでしょう。

そして、実は・・・・・

たぶん今週中に妻と花琳が通っている乗馬クラブ(ラブちゃんが住んでいた場所)から2頭の乗用馬が来て、初のシャロムの森、外乗馬、林道めぐりを行う予定です。

天気さえ良ければ、それはそれは気持ちの良い1日となることでしょう。
そんなに遠くない将来、シャロムの森は乗馬の森としても知られることになると思います。

馬に乗ってフライフィッシングというのも、かなり かっこよいかもしれませんね (^^)

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最後に、この写真はラブちゃんが来た時にたまたま不思議な縁で集まった人達のです。
乗馬クラブの場長もいれば、馬主もいる、アメリカから来たWOOFERの親子もいれば、近所の親子もいる、そしてシャロマーのフライマンもいる。 なんだか不思議な 場  になりました。
(アメリカ人の親子は子の写真にはたまたま写っておりませんでした。)

2007年04月06日

●聖母マリアの泉 完成!

シャロムの森の一番おいしい水が湧き出ている泉がとうとう 聖母マリアの泉 として完成しました。
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この泉は実はずーと昔からこの周辺の山で働く職人さん達がわざわざ汲みに来て、家で水割りにしたり、お茶に使ったり、米や味噌汁などに使ったりしていました。

本当においしいのです。 
我が家でも前に一度、ミネラル水とこの水と川の水とで味比べを子供たちにさせました。
そのときに、全員が選んだのがやはり、この水でした。

この泉の水の流れ出しに
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この聖母マリアを安置しました。
この聖母マリアは Medjugorje(メジュゴリエ)にて私の父が買ってきたものです。
この写真のマリアの足元にある砂は今もなお毎月25日に聖母マリアが出現する丘の土です。
ちょっとここでメジュゴリエのマリア出現について抜粋を載せておきますね。

1981年より、ボスニア・ヘツセゴビナ(旧ユーゴスラビア)の寒村メジュゴリエに聖母が現れ、現在も続いている。私は、1998年8月1日から10日まで旅行に行きました。ローマを経由して、メジュゴリエには8月3日から7日まで滞在しました。この時、神父さんを含め12名で行きました。ここに、自分がこの目で見たことを皆様に報告します。

この泉、もうちょっと外から見ると、こんな感じになっています。
なかなか美しく出来上がりました。
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この水は本当に不思議な水です。六甲の水と同じく、ほとんど腐ることがありません。長い間おいて置いても、味も変わりません。

皆さんも、ぜひともペットボトルを持参してご自宅に持ち帰って紅茶やハーブティー、お茶、水として使ってみてはどうでしょうか。

ちなみにこの泉を造ってくれたのはドイツのガーデナー職人のステファン君でした。
彼は、今日、ドイツへと帰って行きました。

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2007年02月09日

●囲炉裏ログ着々と進んでいます

8畳間のログハウスの中に、囲炉裏がある・・・・そうして小さなロフトもあり、大人4人なら十分楽しめる、
そんな  囲炉裏式ログハウス を 現在作成中です。

ログの刻みは終わり、現在山猫広場に移設しました。
明日にはきっと屋根がかかっていることでしょう。
今春から、寒い時は囲炉裏ログでのんびり炭火をみながら過ごすのもいいでしょうね (^^)

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このログハウスを基本形として、今年一年あと3棟くらい建てられたらよいなあ・・・・(ちょっとむりかもしれませんが・・・)と考えております。

たぶん3月からはゲストハウス(いわゆるライダーハウス)を始めようかとも考えています。
1泊2000円くらいで、素泊まり、自炊ですね。

目玉は囲炉裏があることと、自家焙煎でコーヒーを無料で飲めること、そして夜の晩酌にも自由に参加(^^;)できることかなあ・・・と思っています。

きっと今年の冬までにはモモンガ広場(現在ティピーがある場所です)に1つ以上の囲炉裏ログが建っているでしょう。そしていよいよ多国籍な若者達の声が森の中に漂っていることになるだろう・・・・そう感じています。

皆様、楽しみにしてくださいね。

PS もちろん!解禁前夜祭は囲炉裏ログで一杯やりましょう!!(^。^)/

2007年02月07日

●炭窯をつくったよ

今、シャロムではなにやら計画が進行中・・・・

今回は第一弾のご報告
ドラム缶を使った炭窯を作りました。
現在山猫広場に設置中ですが、この炭窯簡易的なものではありますが、けっこう優れものです。
(と、本には書いてあります(^^;))

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まず、火の入が良いので、炭がやけるのが早く、丸1日火を入れて、1日冷やすと出来上がりだそうで、2日で焼けちゃうようです。
容量が小さいのでちょっと炭を焼くのに便利では・・・・

ということは・・・例えばドングリの炭とか、松ぼっくりの炭とか、そういった工芸品的な炭が手軽に焼けるかもしれません。

もちろんちゃんとした炭ですので、その効果はちゃんとあります。

水のピッチャーにポトンとドングリ炭を入れておけば、シャロムドングリ・ミネラルウォーターにあるでしょう
ご飯の炊飯器に竹炭を入れてふっくらご飯が食べられます。
もちろん 消臭・脱臭・空気清浄効果 は抜群でしょうから、おトイレの脱臭剤に、ドングリ炭と松ぼっくり炭をオブジェとして飾ったら・・・・

という感じで是非とも販売ができたらなあ・・・と思っています。
また焼けたらアップしますね。
その時はよろしくお願いします。ハイ m(--)m !

2007年01月10日

●山の神お参り

2007年になりました。

今年も一年が素晴らしい年でありますように

今年がシャロムの森と皆様の上に実り多き年でありますように・・・・

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シャロムの森の渓流を挟んで、右側が小嶽山の神、左が大嶽山の神という神様が祭られています。

そして祠はシャロムの森には現在4つあります。
それらは、毎年、そこに住む、働く、関わる人達により祭られ、祈られ、頼られしてきました。

そこで、手を合わせて祈る時、時空を越えて、そこで祈った人達の顔を、思いを時々感じます。

「今年も無病息災でありますように・・・・」 山の森番が祈ったことでしょう
「今年も暖かい年でありますように・・・・雨が少ないように・・・」森で働く職人が祈ったことでしょう。

時は流れて、こんな祈りも・・・

「今年も尺イワナがたくさん釣れますように・・・・」 とか、
「今年はボウズがありませんように・・・・」  など。

そこで、目を静かに閉じ、遥かな時に思いを馳せる時・・・・

森に関わるたくさんの出会いと別れ、たくさんの悲しみと喜び、

そしてたくさんの想いの粒子が風の中に流れているのを感じます。

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皆様も、一度はお参りに訪れてみてくださいね。

2007年01月09日

●WWOOFERのお仕事囲炉裏ログ

最近のWWOOFERさんのお仕事です
現在、彼らは囲炉裏風ログコテッジを作っています。

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もちろん純然たるログハウスです。大きさは2間×2間の4坪 8畳です。
大きくはありませんが、真ん中に囲炉裏があり、小さなロフトがついている、そんなログハウスをつくる予定です。

もちろん全てチェーンソーでつくります。約一ヶ月でできると思いますので、今春にはお客様もお泊りできると思います。

また、ゲストハウス 宿泊のみ1500円(相部屋)で一般に開放してみようかと思っています。
もちろん、シャロムの森の釣のお客さまは1000円で結構ですので、前日に訪れ、夕方イブニングまたはナイターを行い、ニジマスゾーンで数匹釣った魚を囲炉裏で焼きながら一杯・・・などどうでしょうか。

それにしても・・・・よく働いてくれます。
現在、ドイツ人3人と日本人1人みんなまだ20歳代ですが・・・・(この間の成人式にドイツ人2人は参加していました。)まじめで、将来ログハウスのゲストハウスを経営したいと考えている子や道場を作りたいという子たちです。

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今春のオープンまでに、2棟できていたらうれしいなあ・・・・

2007年01月08日

●真っ白な雪になりました。

シャロムの森に昨日から雪が降り続き、今朝は真っ白です。
積雪は10cm~20cmくらいでしょう。
水温もこれで1度程度になってしまったと思います。これで来春まではずっと水温も上がらないでしょう。

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こんな中でも子供達は元気一杯です。

雪が降ったら走ればいい

雨が降ったら傘のオルゴールを・・・・

夜になれば、炎と戯れる。

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2007年になりました。
まだママは帰ってきませんが、みんな元気にがんばってます!

淋しい時は、山を見つめよう。

悲しい時は、渓の奏でる音を聞こう。

涙はシャロムの渓の一粒となって流れていくことでしょう。

真白な雪は全てを包んで、心の中を希望の光で満たしてくれます。

2006年11月10日

●おつかれさま割引(期間限定)

毎日の疲れが溜まって、息苦しい人
自分や周囲のいろいろな事で苦しくて動けなくなりそうな人
何にももう考えたくない人
生きていく力がなくなりそうな人

それから、何らかの障害を持ち、
     日々がんばっている人
     苦しんでいる人
そして、その人を周囲で支えて
     日々がんばっている人
     疲れている人

シャロムの森は永遠に変わらずここにあり、
永遠の時の流れの中の 今 がここにあります

お疲れ様のひとたち・・・・どうぞここへ来てゆっくり深呼吸をしてくださいね。
きっと、何かが心に浮かぶかもしれません。
きっと、何かが心からするりと流れ、軽くなるかもしれません。

  本当に・・・    おつかれさま !  です。

割引率
    50%
    
おつかれさま割引対象者

  もう疲れきって限界でだめになりそうな人
  身体障害または、知的障害の方 その御家族
  

方法

  受付で おつかれさま割引お願いします と申請お願いします。

期間

2006年11月中

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2006年09月29日

●ムササビ住宅ご使用中?!

このムササビ用の巣箱、現在使用されているようです。
なぜなら入口の穴がカジカジと拡げられているからです。

この巣箱は昨年の秋、WWOOFER 3人目のナイジェルとシゲ君が設置したものです。
シャロムの樹の近くにひっそりとかけられています。
ムササビの繁殖期は春と秋、きっと今秋はこの住宅の中では小さなムササビの赤ちゃんが生まれ、安全に大きくなっていくことでしょう。

前にも書きましたが、ムササビにとっては現在の森において住居が不足しております。
餌は葉なのでたくさんありますから、安全な住居さえあればすごい勢いで増えていくことでしょう。

現在、シャロムの樹だけでなく、山猫軒周辺にも、そして遊歩道沿いにもいくつも設置しております。
きっと数年後にはたくさんのムササビ、モモンガ達が夕空を滑空し、シャロムの名物となっていることでしょう。

1日の釣行が終わり、ゆっくりと歩く林道・・・・
ふと夕暮れの空に何匹ものモモンガが飛んでいきます。

もうすぐですね。(^^)

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2006年07月30日

●ムササビ用建売住宅どんどん設置!

今年の春に設置したムササビ用の住宅、結構売れ行きが良いようです。

サイズはムササビ用でしたがモモンガも住み込んだりして、結構楽しいです。
山猫軒の上の広場 モモンガ広場でモモンガが住んでいるのを見つけたのは前に記事で紹介しました。
     シャロムの動物達 モモンガ
また、遊歩道を歩いてみますと、結構道路上にムササビの食べ痕と思われる左右対称に食われた葉っぱが落ちています。その近くには設置した巣箱があることが多いです。

そこで!
今回、ムササビ用だけではなく、大型鳥類も視野にいれ、(実際にはフクロウやコノハズク類)巣箱を50棟ほど作りました。
そうして、今回は山猫軒前の広場を中心に設置しています。

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たかいです。地上から15mくらいはあるでしょう。
結構設置していて恐いもので、思わず、恐さのあまりこんなことをしていまいます。

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この住宅群、きっと今年の秋には家族連れが見学に訪れ、たくさん住み込むことになるでしょう。
ムササビやモモンガの繁殖時期は春と秋です。
晩秋の美しい紅葉の夕暮れ、たくさんのムササビやモモンガの親子が飛び交う姿が山猫軒から見えたら・・・・楽しいでしょうね。(^^)

ちなみに、ムササビはネコが新聞紙をマントにして飛んでいるような感じで、モモンガはリスがハンカチをマントにして飛んでいるような感じです。

千秋楽の座布団が飛び交う様な雰囲気になったら、面白いだろうなあ・・・と思っています。

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梯子の上から撮った写真です。高い所にたくさんの建売住宅群が・・・・・

ほんとにシャロムの森は平和です。(^^)

2006年07月28日

●蛍はどこから・・・

昨晩、外を見ているとまたもや鮮烈に青白く光りながら浮遊する光点を発見しました。

蛍です。

今回なんとか捕獲してその正体?つまり種類を判明しようと思い、捕まえ、辞典で調べてみました。
すると、
ゲンジボタルでした。また光る場所が尻尾から二節目であることからメスだということが判りました。

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ゲンジボタル

本州、四国、九州と周囲の島に分布し、水がきれいな川に生息する。地方によって差があるが、成虫は5月から6月にかけて発生する。オスは川の上空を飛び回りながら、メスは川辺の草の上などに止まって発光する。また、発光のパターンは西日本と東日本でちがい、西日本のほうが発光のテンポが速い。これらの分布は、富士山が境となっており、高山の気候に耐えられた(山を越えられた)個体群が関東へ生活域を広げたと考えられている。
・・・・・出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これで正体は判りましたが、謎は深まります。
今年は目撃例が多く、家の前と山猫軒の前、大砂防ダムの上など、数箇所で発見されています。

しかし、相変わらず一個体でしか見ることがありません。
成虫の寿命が2~3週間なので、同一個体かもしれません。

いったいどこに彼らの巣、里はあるのでしょうか。

生物が一匹で存在するはずはありませんから、どこかにたくさんのゲンジボタルの集落があるはずです。
そうして、そこでは現在夜な夜な夏祭りが繰り広げられているはずです。

太鼓の音色、雅な朱色の提灯、やぐらからは威勢の良い若者達のお囃子と歌声・・・・そうして、やぐらの周りを艶やかに踊り舞う若い娘や男達。
この一年の一瞬の時に全てを燃やす、命を燃やす者達。

どこかに在るはずです。

地球温暖化の影響で、ここ数年湿度が高く、気温も上昇気味です。
これは蛍にとっては良い環境なのでしょう。
実際、今年はオバボタルがたくさん見られています。
オバボタル・・・こんなことが・・・本当だろうか?!
ですから、ゲンジボタルの集団が大きくなっていても不思議ではなく、今年の発見例からも確かに増えている気がします。

どこかに・・・・どこかに、確かに彼らは生息し、その里周辺では、夜な夜な幾つもの青白い光が群れながら明滅しているでしょう。

ほたる谷を見つけてみたい・・・そんな気持ちになってきます。

2006年07月13日

●初夏の夜のまぼろし・・・

昨夜、外を眺めているとスーと一筋の光が流れていきました。

「え、ほたる?それとも・・・」
その光は蛍と思うには強く、人魂と思うには小さすぎました。
目を凝らしてじっと見てますと、一つのまるで高輝度青色LEDの光点のように、じっとゆっくりと明滅しています。

「蛍なのか・・・・・」思わずつぶやきながら近づいていくと、ふんわりとその光点は浮上し、ゆ~るり、ゆ~るりと空中を僕から逃げるかのように浮遊していきます。
思わず懐中電灯を当てると、スーと急上昇して7mくらいの所をやはりゆらりと浮遊しています。

そうしていつの間にか気がつきますと、家からずーと離れた真っ暗な闇の中に立っていました。

「何かに誘い出されるかのように歩いてしまった・・・・」思わず恐怖が心をかすめます。

「本当に蛍のなのだろうか?  それとも・・・・」

そうして、家に戻ってしばらくしてまた外を見ますと、なんとその青白く光る光点は家の前の竹笹の上で光っています。

「僕に用事があるのだろうか・・・」「何か用があるのかい?、どこに僕を導きたいんだ・・・」
思わずまた、真っ暗な闇の中の青白くゆっくりと明滅する光点に向かって話しかけてしまいました。

するとまた、ふんわりと上昇し、ゆ~らり、ゆ~らりと今度は川上に向かって浮遊していきます。

なんだか、これ以上森に入るのがふと恐くなり、足が動かなく、その青白い光点を見つめているだけでした。

そうして、だんだん小さくなり、かすかになり、光点は消えてしまいました。

蛍なんだろうと思います。蛍しか考えられません。

けれど、その、まるで僕を見つめるかのように浮かんでいた様子や近づくと逃げていく様子は、何かこの世のものではないかのように感じられました。

初夏の夜のまぼろしは、僕に何を伝えたかったのでしょうか・・・・

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2006年07月08日

●こんな楽しみ方もあるかも・・・

この写真・・・・

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第2ポンドにて、WWOOFERのダトゥー君とミカちゃんが遊んでいるものです。

なんと、シャロムでカヌー?!

静かな第2ポンドをすべるようにカヌーがすすんでいきます。
定員は大人で3人は余裕なので、家族連れで来られたらすこし遊んでみてはいかかでしょうか

ちなみに、料金はいりませんよ(^^)
きっと、奥さんと子供が喜ぶと思います。

どうも女性は水面を滑るように進むその感覚が好きなようです。
妻の玲子もやはりカヌーに乗せると静かになります?????
カヌーで静かに水面を滑って行きますと、水が透明なため水底がくっきりと見えて、そして流れていきます。

小さな稚魚たちの群れや大きな美しいヤマメのパールマークや時にはライズを見ることができます。
なんというか、静かな、そうして生命に溢れた・・・豊かさを感じます。
渓流とはこんなに豊かで生命溢れるものなのかと今更ながら感動します。

ところで、このカヌー・・・ほんとは草木湖で乗るために購入したものです。
やはり大きな湖で乗りたいものですね。(^^)

ちなみに、草木湖は動力はだめですが、ボートは乗り入れ可能です。

これから、夏も真っ盛り!
子供を連れて家族慰安にでもきませんか!
ティピーもありますし、ナイターもできますし・・・それに蛍もたぶん見れますよ。

それにしても、週末の天気の悪さ!ではありますが・・・

2006年07月02日

●ただいまシャロムの樹への巡礼路を整備中

最近のWWOOFERのお仕事は遊歩道作りです。今日はシャロムの樹への歩道を整備しています。
今まで、途中道が消えたりしたのでなかなか単独で行くのが難しかったのですが、これで間違いなくいけるようになるでしょう。

実際、30代の方で登りが30分くらい、下りは20分くらいだと思います。
とても神秘的な場所です。

ぜひともシャロムに来られたら、1度は会いに行かれるとよいと思います。

1000年の時間の流れを感じられる、そんな場所です。

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●いったい誰が・・・

この写真・・・前に記事にしたことがありますがミソサザエがスズメバチの巣をリサイクルして使用していたものです。

久しぶりにそのそばを通ったので、見てみると、なんとちょうど巣の部分がえぐられています。!

どうも腐って落ちたように見えません。

一体誰がこの巣をほじくったのでしょうか。
なぜなら高さが2.5m以上はあるのですから大人でも手が届きません。

熊?くま?クマ・・・・

ヒグマならわかりますが、本州のツキノワグマではそんなに背の高い奴はいるはずありません・・・

でも・・・・もしかしたら・・!

いったい誰の仕業かわかりませんが、森の中を歩いていますといろいろ不思議なことに出会います。


2006年06月30日

●ゆりかごの中で

シャロムの春は育児の季節
たくさんの小鳥たちが巣立っていきました。
山猫軒の軒下にもキセキレイの子供が5匹、ミソサザエの子供が3匹・・・・
きっと、ムササビ用の巣箱の中にも今頃たくさんの子供達が育っていることでしょう。

さて、我が家のミトばあさんが高齢出産したのはこの間書いた気がします。現在15歳くらいなので人間なら100歳位の出産ですよね。

さすがに育児はたいへんなようで、もう一匹のメスネコのダナちゃんと一緒に仲良く共同育児をしています。

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ゆりかごの中は平和が流れます・・・・シャロムですね。

このチビちゃんたち、目が見えない頃から我が家の子供達と接していますので全く人を恐がりません。
それどころか、まだやっと目が開いたばかりなのに時々手を差し込むと顔をあげて、撫でてよう~と言ってきます。

きっと人懐っこい子猫になることでしょう。
けれど・・・・
そんな平和なゆりかごの中にも、時折自然の厳しい掟を見ることもあります。
昨日、一匹の子猫が何かの拍子に箱から出て、ずーと洗濯機の下に迷っていました。体温も冷え、ほとんどもうダメな状態でした。

やっと見つけて箱の中に戻し母親を入れてやると、最初おっぱいを吸おうとしましたがそれもできませんでした。
そうして、じっと静かに箱の隅にいました。

翌朝・・・・

その子はいなくなっておりました・・・・

こんなに暖かでやわらかな平和のゆりかごの中でも、容赦なく自然の掟は流れているようです。

2006年06月11日

●シャロムの動物達 ミソサザエ2

ずいぶん前に記事に書いた山猫軒入口のミソサザエの巣なんですが、今日朝、お客様とお話していると、なんだか中からピー、ピーと声がしてきました。

「え、まさか・・・・だってもう卵は死んでいるんじゃなかったの?」
思わずつぶやいてしまいました。

こんな場所に巣を作るミソサザエ・・・さすがに卵を産んだのは良いけど、その後全く居る様子がなく、少なくとも昼間は居ませんでした。
僕達もさすがに、この卵は孵らないだろうなあと、思っていました。

ところが、声が今日、まさしく朝、してきたのです。
たぶん、今朝、孵化したのだと思います。

卵を産んだのは、たぶん一ヶ月前です。よく孵ったものです。夜だけ暖めていたのですから・・・

さて、これからいよいよ賑やかになりますね。さすがに親鳥もお腹をすかせた雛鳥達が鳴いているのですから、人間が怖くともやってくることでしょう。

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じ、と観察していると、忙しく雛たちにエサをあげたあと、またすぐにエサを探しに飛んで行き、結構時間をかけて、またエサを咥えて帰って来ます。10分くらいかかるかなあ・・・
休みなくがんばったとして、朝から夕までの14時間くらい・・・・
つまり、14×6回=84回・・・ほんとに忙しい育児ですね。

鳥の繁殖時期がちょうど夏至近くなのもうなずけます。何せ、鳥は鳥目というくらいですから、夜は一部の鳥を除いて虫などを捕る事はできないでしょうから・・・

さて、なんとしてもこの子供達を若鶏にして、巣立ちさせてあげたいので、これからしばらくの間は、山猫軒前のテラスは KEEP  SILENT !(静かに!) ということにしたいと思います。

ところで、パパ鳥はいったいどうしたのだろうか?
何となく見えない気がします。

鳥の世界も、母親は強いものですね。

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2006年05月18日

●WWOOFer のお仕事

現在、シャロムにはWWOOFerの若者たちが3人います。
1人は インドネシア人で筑波大学院生のライス君。
 料理が上手で、ココナッツミルクを使ったニジマスのスープは絶品でした。敬虔なイスラム教徒なので、酒は飲みません。肉は、豚は食べませんし、他の肉も、ちゃんとお祈りして殺したものでないと食べられません。
もう1人は、カナダ人のダリル君。
 彼は、ご両親がカリブ系の移民だそうです。2年間日本で高校の英語の先生をしていたそうです。こども好きで、特に、杏理が大ファンです。
最後の1人は、日本人のムネオ君。新潟でこの間まで露天のチャイ屋を開いていたそうです。
 よくネパールに遊びに行くらしく、ネパールの音楽や楽器を持っていて、聞かせてくれます。本当はネパール料理店を開きたかったようですが、現在、もう一度全てリセットして人生を考え直す旅をするらしいです。

昨日のWWooFerのお仕事は
ティピーの移設と妻のビニールハウス作り、看板作りでした。
ティピーは山猫広場(山猫軒、管理等前の広場)からモモンガ広場(山猫軒上の広場、モモンガが巣箱に住んでいます。)に移設しました。

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後は、この中を床張りにして、真ん中は囲炉裏端にする予定です。
これで、皆さんがこられた時、ティピーの中で、ごろっと横になりながら焚き火をさかなに、お酒なども飲めるようになることでしょう。

さすがに、大人の男性が3人もいると、何かと仕事がはかどります。
今日は、養殖池への水の引き回しと看板のペイントなどになるかと思います。

現在、急速に整備を進めているシャロムの森です。

2006年05月12日

●シャロムの動物達 モモンガ

先日、山猫軒上の広場をブルトーザーで整備していると、ふとムササビの巣箱の入口に杉の皮が何本か垂れ下がっているのに気がつきました。
もしかして、入っているかも・・・
と期待して、昨日来た、インドネシア人のWWOOFERのライス君にブルのバケットに乗ってもらって、巣箱に手を入れてもらいました。

(*。*)! 「い、いましたよ~何かがいました!」ライス君が小さな声で叫んだ。

ほんとに!  でもこれできっと恐れをなして引越ししちゃうだろうなあ・・・

と巣箱の成功による満足と後悔を感じながらいると・・・・

ライス君が叫んだ

「巣箱からでて、木に登って、今、じっとしています・・・」
「ほんとにですか!」
この写真はそうして撮ったものです。

ムササビ マイホームプロジェクト がこんなに早く結果を出し始めるとはさすがにうれしい限りです。

ムササビ マイホームプロジェクト

 ムササビが近年の森には少ない理由は色々あるとは思うが、その一つに、営巣するための手ごろな樹洞が近年(この60年)ないことがあると思われる。日本の森林はかなり植林がされているが、植林の伐期(サイクル)は杉で45年となっている。最近は木材の価格の低下、需要減少により、長伐期施業に移行しつつあるが、ほとんどの山は戦後に植林されたもので、50年生程度の若い木々である。そうなると、なかなかある程度の大きさの樹洞がある木は少ない。
 ムササビのような小動物にとって、子供の育成期間が1番外敵に狙われやすく、結果として繁殖率が低くなる。
神社の境内などによくムササビが住むのも、大樹があり、多くの適切な樹洞があるのが原因の一つかもしれない。
 そこで、シャロムの森では、マイホームプロジェクト として、ムササビ用の巣箱を現在たくさん設置することにした。


もちろん、入っていたのはムササビではなくモモンガでしたが、本当にかわいいといか、美しいものでした。

ムササビは、ネコくらいの大きさなので、まるで新聞紙が飛ぶように、ブーンと風を切って(実際、風を切る音を聞きました。)飛翔します。
それに対して、モモンガはリスくらいの大きさで、ハンカチが飛んでいるかのように、「ふんわり~すー」と飛翔しました。

それは、本当に不思議というか、感動的でした。

じっとしたまま、木の幹につかまり動かなかった彼女は、驚いて巣箱から逃げ出してから、およそ30分後、午後6:30、急に辺りをそわそわ見て、とことこ、と上に上ったかと思うと、ふわっ と飛翔しました。
  それは、まるで無声映画のような、ほんとに静かに、音一つ立てず、空を滑りました。
そして、着地した木にはなんと、やはり巣箱がかけてあり、その巣箱にすっと入り込み、そうして穴から顔だけ覗かせ、きょろきょろと辺りを窺っていました。

これで、また一つシャロムの魅力が増えそうです。ムササビやモモンガは、ほぼ毎日、日没後、30分頃から1時間半くらい活動を行います。そしてまた、同じ巣で寝ています。つまりほぼ確実に飛翔を見ることができるわけです。

・・・・・・これから、2,3年後、シャロムの夕暮れは賑やかそうです。谷間から望む薄暗い青色の空には、幾匹ものハンカチや新聞紙が飛び交っていることでしょう。
時には、カルガモの親子のように、連なって飛んでいる家族もいるかもしれませんね。

シャロムの穏やかな夕刻・・・・幸せな時間です。

2006年05月10日

●シャロムの動物達 ミソサザエ

最近シャロムに訪れた人は知っておられますが、今春シャロムの山猫軒入口に、ミソサザエが小さな巣を作りました。
それも、まさしく入口の電球のすぐ横です。

「まぶしくないのかなあ・・・夜更かしになるぞ~」
が、大体の人が最初見たときの感想です。

ちなみに、ミソサザエは

分類 スズメ目 ミソサザエ科
食性 肉食性
大きさ (体長) 0.0cm ~ 11.0cm
観察期間 通年
繁殖期間 4月 ~ 7月
詳細 一夫多妻。川の中の岩や崖の下などでさえずることが多い。地鳴きは「チャッチャッ」と力強い声でさえずりは大変複雑で「ピィッィッピルルル、ピーチィピルピル」

生息地: 山地 亜高山帯 針葉樹林
時期: 産卵期(5ー8月) 繁殖期=(夏)
大きさ: スズメ大
食性: 昆虫 クモ


仙台市科学館より転載させていただきました。
だそうで、オスはいろいろな場所にメスを持ち、多くの別荘を持っているそうです。
実際、よく見ていると、
一匹の小柄なオスが一匹、山猫軒の周りを飛び回っております。
彼は、あまり労働(巣作り)をしていません。ちょっとこちらの巣のそばに顔を出すと、他の場所に飛んでいきます。
それに対して、メスの健気な・・・パワフルな?動きです。私達が下でバーベキューをしていても、平気で飛んできて、巣をつくっています。
そして、ピロピロピ~  と体に似合わない大きな声で鳴きます。
「あんた~ なにやってんのよ~ 早くあんたも手伝いな~・・・」とでも言っているような声です。

一夫多妻という事実を知るまでは、オスはまったく意気地なしだなあと思っておりましたが、実はすごい奴でした。(^^)
今年は、昆虫が多く、いたるところでハッチも盛んで、おかげでライズも結構見られます。
そうして、この影響は鳥類にまで及んできたようです。

とにかくエサが豊富!ということは大繁殖のきっかけですね。
さて、この後、どのように生態数が変動するか、見ものです。

しかしまあ、このミソサザエの巣は、シャロム的というか、本当にのんびりした、平和な風景です。
入口のテーブルに座ってコーヒーをお客様と飲みながらお話していますと、わずか2mも離れていない場所に、彼女はやってきて、美しい声でさえずります。
そうして、僕たちは、その声を聞きながら、今日の釣果を、日々の出来事を話しています。

平和な、シャロム的時間が流れます。

2006年04月29日

●森との付き合い方

春先の大雨が降った翌日、道路が遮断されました。

特に春にはこのようなことがあります。
今回はその中でも大きな崩壊でした。

冬=>春と、凍って、融けて・・・山の基盤となる岩石も少しずつ柔らかく崩れていきます。
そこへ、大雨が降ると、わずかにできた隙間に水が入り、砂と砂の摩擦により、持ちこたえていた岩盤、土塊は、水により摩擦力が小さくなり、一気に滑り出します。

そうして、時には写真のように、   ドカツ  と斜面ごと崩壊することがあります。

森も、すこしずつ年をとっていきます。

そうして、ゆっくり、ゆっくりと平らになって行きます。 人間に似てますね。(^^)

というわけで、昨日のお仕事の一つは、この土砂をバックホーで除去する作業でした。

全部除去すると・・・実は結構大変な労力と問題が発生します。それは、今回のように斜面の全体的な崩落の場合、下を除くと、また、上からどんどん崩落が続くことです。場合によっては、写真の土砂の10倍くらいの土砂がでてしまうこともあります。
いずれ、出てしまう可能性は大きいですが、こんな場合、私たちは行政ではないので、自然に即した程度、つまり、人間が欲しい幅だけ除去して、残りは置いておきます。

もちろん、そうなると、雨のたびに崩れますが、こまめにその度除去していけば、それでも一年もするとある程度落ち着きます。

これが、行政のパワーならば、がっつり掘削して、よう壁やコンクリート吹き付けの法面工などを施し、数1000万円が飛んでいくのでしょうが・・・・それでいいのかなあ・・・?

日光の男体山という素晴らしい山に、
「日本が世界に誇る法面安定、砂防工事!」
がありますが、(行政がそう主張してます)僕も、昔そのお手伝いをしたことがありますが、価値は後世の人達はどう見るのかなあ・・・と思ってしまいます。

     おさんぽ自然地理学から転載させていただきました
あれだけ、山に砂防工事を施し続けても・・・たぶん崩壊は止まらないでしょう。

それは、生物の定めだと思います。

森も山も渓も水も全て生きていると思います。


関東森林管理局より転載しました。

年をとれば、全ての生き物は崩れて平らになって行きます。

人間は必要最小限のインパクトを加えるだけにすべきではないかなあ・・・と考えるシャロム人です。

・・・・お金もないしね・・・クスン(涙)

2006年04月27日

●生き物たち・・・

この写真・・・おもしろいですね。
昨年、スズメバチが作った大きな巣に、穴が開いています。よく見ると、その穴の中に、コケやら草やら、詰め込まれ、鳥の巣になっているのです。


なんの鳥か、はっきりと断定できませんが、近くでミソサザエが、あの小さな体で、精一杯大きな声で泣いていました。

ほんとに、生き物たちの知恵には驚かされます。
確かに、蜂の巣は使いやすいかもしれないですね。(^^)
蜂の巣は、中が一般的には空洞で、その空間に、3段にいわゆる蜂の巣が作られています。

その3段の部分を壊せば、絶好の暖かな巣ができます。
今年は小鳥の数がかなり多い気がします。

もしかして・・・・・昨年のテントウムシの大発生が原因かもしれませんね
テントウムシの前は ハネカクシでした。

  ハネカクシ => テントウムシ => 小鳥?

地球の温暖化の影響、気温の上昇というファクターは、生物界において、すこしずつ、エネルギーの高位の者へと広がっているのかもしれません。


....注 この巣の壊れた写真は、鳥巣があった巣ではありませんから、御安心ください。

2006年04月21日

●今年もビールがうまそうだ!

先日、ビールサーバーの全入れ替えをしました。

ビールサーバーは、毎日中のホースに水を通して、ホースに付着したビール液を流し、管の中がカビたりしないようにします。
でも、限界があり、実際に機械の中のホースはかなり汚れているのが実情でしょう。
なかなか、ホースを水で洗ってもきれいになりません。

ところが、

最近新しいサーバーが開発されました。それは、中の部分を丸々入れ替えできるもので、これならば、完全にきれいな状態で使用が毎年できるのです。

もちろん、シャロムの森もすぐにメーカーに電話し、古いものとの交換をお願いしました。
そうして、先日、営業マンが訪れ、チェンジしてくれました。

さあ、今日が初飲みです!

いつもより慎重にゆっくりとジョッキに注ぎ・・・・乾杯!

グビグビグビ・・・   う、うまい!

PS 皆さんにも、朝の駆けつけ一杯おごりますよ(^^)

2006年04月19日

●春!爆発ですね

いよいよシャロムにも春が来ました!

まさしく、シャロムの春は爆発!するかのように一気に開花します。

そして、それは森の木々だけでなく、虫たちも、魚たちも、そして谷間を流れる風さえも一気に変化します。色めきます。

今日は、マエグロヒメフタオ カゲロウがホントにたくさん飛んでいました。
いよいよ、ライズの季節ですね。
今日も1人お客様がありましたが、初めてにもかかわらず、ヤマメ5匹もの釣果があったそうです。
ライズもそこ、ここにあり、暖かく、気持ちのよい1日でした。

シャロムの森では、ピンクのヤシュウツツジが満開です。
もうすぐ散ってしまうでしょう。
このツツジ・・・他の者が咲く前に一気に攻勢をかける、気の早い彼女です。

春は楽しいですね。

2006年04月14日

●小さき者たち

相変わらずナミテン騒動ですが・・・・
気温が上がるにつけ、最近顕著にナミテンが騒ぎます。

部屋の中を ブーン ブーンと 飛び回り、さすがにちと頭にきてしまいます。

だけどまあ・・・・ホントにみんな良くできているというか、美しいというか、不思議です。
どんな精密な温度計より、精密に、気温差を感じ取るようです。

地球を一つの生命体とした説 ガイア仮説がありますが、本当に全ての者達が生きている・・・そんなことが、はっきりと感じ取れる季節です。

そして、それは無機質といわれる者達、例えば石や水、ちょっと視点を大きく大きく取って、渓流や山さえも、生成流転して、生命を持っているような気がしてきます。

このナミテン、時には仲間同士で喧嘩もしますよ!
テントウムシなど、全く知能がなく、ただ機械的に動いているだけだろうと、思っていると、頭突きを相手に食らわしたり、幅寄せし、縁から落としたり、結構面白い・・・

なるべく、なるべく、外へ返してやりたい・・・と思います。
そうして、自然界の中で、彼らが負っている役目を果たさせてやりたいなあ・・・と思います。

シャロムの春は、生命の連環が強く感じられる季節です。

・・・・だけどこいつらがCDの投入部分に入ったりすると、きっとパソコンは壊れますね・・・お、恐ろしい・・・

2006年04月13日

●ティピー仮設しました

今日は ティピーを仮設しました。
ティピーとはインディアンの住居で、円錐形でなかで火が焚けます。
 写真のように

まず、骨組みをつくり、そこにシートを巻きます。
設営は慣れてくれば、1時間ほどでできるでしょう。

シャロムの森では、これを宿泊施設に使おうと思っていますが、とりあえず、仮設で、山猫軒前の広場に設置してみました。
直径5mあるので、結構広いです。

火を焚いてみると、結構楽しい・・・
入口から空気が入り、天井の排気口へとあがるので煙くもなく、暖かです。
これで、シャロマーの皆様はいよいよ帰路につくのが遅くなりそうです。

現在は仮設なので、「で~ん、」と山猫広場に陣取っていてランドスケープデザイン上最悪ですが、なるべく早く、山猫軒上の広場に移設しようと思っております。
そして、朝早く来られたシャロマーの皆様が、シャロムタイムまでのひと時を待つまでの時間、自由に使える部屋にしようと思います。

その時はティピー内は板の床にして、中央付近が囲炉裏風になっていてそこで火が焚けるようにしたいです。

きっと、そうなると・・・いよいよ~帰れませんね!

2006年04月12日

●壁紙20060410riverbird

壁紙などにどうでしょうか

・・・・そんなによい!という写真ではないかもしれませんが・・・けっこうきれいですよ(^^)
方法は
1 下の写真をクリックする
2 開いたウインドウを右クリックすると、たぶんその中のメニューに壁紙に設定する。があるので、それを選択する

という方法でうまく行くと思います。

10日ごとに、トップページの写真は更新しようとがんばってます。
10日ごとに、シャロムの美しい自然を、つたない技量で皆様のデスクトップにお届けしますね。・・・あんまりうまくないかもしれないけど・・・

これから、いよいよ春! 春! 春!

うれしいなあ・・・どんな美しさと出会えるのだろう・・・

2006年04月08日

●でかした慎太郎!イノシシを捕まえる

またまた、シャロムの動物のお話です。
1週間前に、山仕事に行く時、軽トラックにシェパードの慎太郎を載せて走っておりました。
と、そこへ、一匹の小さなイノシシが現れました。


Yahoo!きっず図鑑より、写真を転載・・・

彼にしてみれば、初めての車との遭遇でかなり、びっくりしたことと思います。
最初、出会いがしら、
「ピギッ!ストストスト・・・クルッ・・・」数mはなれると、立ち止まりじっと車の方を見ています。
思わず、車を止め、
「慎太郎!GO!」と叫ぶと、
慎太郎は風のように、イノシシ君に向かって突進しました。
そして、それにびっくりしたイノシシ君、クルッと方向をかえ、逃げようとしましたが、そこを、慎太郎が「ガブッ」と後ろ足に食いつきました。

「ブヒーブヒー・・・」
谷間に、イノシシ君の声がこだまし、興奮をいよいよ高める慎太郎・・・

「やばい、変なくせがついて、生きた動物を食べるようになったら大変だ!」
と一転思い、「慎太郎!シット!ウェイト!・・・」
と何度もどなりますが、慎太郎にしてみれば、もう興奮真っ只中・・・
[・・・どうしてこんな時にシット(お座り)やウェイト(待て)ができようや!何かの聞き違いだろう・・・]

全く言うことをきかず、イノシシ君を右に左に転がします。

しょうがないので、棒切れで何度も慎太郎をたたきますが、全く離す気配がありません。
そこで、車からヘルメットを持ってきて、沢水をくみ、バシャ、バシャッとぶっ掛けました。
すると、なぜか、口を放し、冷静な顔つきで私を見つめる慎太郎・・・
「僕が何か悪いことをしましたか・・・」とつぶらな瞳で私を見つめます。
・・・・ブルブルと震えながら後ずさりするイノシシ君・・・
  緊迫する3人の関係・・・
それを、横目でチラチラと見つつも、私の顔を見るエライ!慎太郎・・・

「慎太郎偉いぞ!」というも、首輪をグイッとつかみ、グイグイとトラックに引いていきました。

かわいそうなイノシシ君はびっこを引きながら、山の上へと逃げていきました。
「ピギー・・・・」
しかし、慎太郎は エライ!

ちなみに、この話を家で皆に話したところ・・・
「パパ、イノシシ飼おうよ!」とか、「慎太郎はホントにえらいねえ・・・」とか、うんぬんかんぬん・・・
か・な・り・・・慎太郎の株が上がりました。
比較して、その時の私の対応には問題があるとの話題もありました。

・・・慎太郎・・・もしかしたら、君は警察犬になれるかも!・・・何年間か修行に行くか(^^)・・・

2006年04月07日

●フクロウを見ました。

最近いろいろな動物にあう確立が高くなっているような気がします。
先日も、間伐からの帰り道、とぼとぼと疲れて足を転がしながら歩いていると・・・

突然、一匹の白い鳥が小さな沢から飛び立ちました。
そして、すぐ近くの木の枝に止まり、静かに目をシバシバさせています。

そう、フクロウだったのです。
手のひらにのりそうな大きさです。
とても、かわいらしいしぐさです。


     転載 HP 森の賢者 梟
しばらくすると、飛んで行きました。
やはり、魚が多くなってきたことが、いろいろな小動物の増加に繋がっているのでしょうか・・・

ほんとに、いつの日か、たくさんの小動物、中動物、大動物・・・これは今もいますね・・・の息遣いが感じられるような、いつでもシャロムの小路を歩くと、誰かに会えるような、そんな森になることを夢見ます。

2006年03月31日

●シャロムの動物・・・ハネカクシ

昨年よりテントウムシの大発生がシャロムでは続いています。
基本的に、植物を食べるものではなく、小さい動物を食べる益虫ばかりなのでうれしいですが、どうしてこんなに増えているのでしょうか。

一つの仮説ですが、
ちょうどテントウムシの大発生が始まる前の年、ハネカクシ という小さな昆虫が大発生していました。

この虫は、私達は大嫌いでした。
彼らは、腐ったものが大好きなようで、ウンチや腐った食物、時には肉まで食べていました。
特に嫌だったのは、半ズボンでいると、飛んできて足にたかり、「カジッ」と一瞬噛み付くことでした。もちろんそれで腫れたり、何か人間の害になるような症状はでませんが、とにかく、気にさわる虫でした。

それが、昨年からピタッと見えなくなりました。
テントウムシがもしかしたら、ハネカクシの幼虫を食べているのかもしれません。

食物連鎖の環は不思議で、なんだか素敵なものですね。

ちなみに、ハネカクシ
ウィィペディアのWEB百科事典によると

ハネカクシとは、コウチュウ目ハネカクシ上科ハネカクシ科に属する昆虫の総称である。前翅が小さく、ここに大きな後翅を細かく折りたたんで隠しているように見えるものが多いことからこの名がついた。

原始的なものを除くと前翅(鞘翅)が短いものが多い。体長は小さいもので1mm未満、大きなもので数cmほどの大きさがある。種数、生態ともに極めて多様性の高いグループであるわりには従来研究者が少なく、膨大な未発見種、未記載種を抱えている。また、分類学的研究の遅れから他の生物学的研究が遅れており、生態学などに関係した、興味深い現象の発見も大いに期待できると見られている。日本では1990年代後半になってから、これを専門に扱う研究会であるハネカクシ談話会を中心に研究が活発化してきており、若手の専門研究者も少しづつ増え、多くの新発見がなされつつある。

だそうで、まだ未研究の種族ですが、その多様性は昆虫界において2番目に巨大なグループらしいです。

僕たちは嫌っていましたが、彼らも、本当は益虫で、分解者の地位にいるのでしょう。
とにかく、いろいろ・・・、というか全ての腐ったものを食べていました。

話によると、動物の骨格標本を作る時に、この虫を使用する業者もあるらしいです。
確かに何でも完全に食べつくしますからね・・・

2006年03月25日

●間伐しなきゃ~

最近のお仕事は切捨て間伐(つまり、切って捨てます)です。

写真のように、間伐要林分はかなりの場所にあります。
ただ・・・間伐は当たり前ですが、お金が入りません。
今の所、国の補助金が1Ha当たり、5万円ほど入りますので、なんとかやっていますが、ほとんど 水のみ百姓 の状態ですね。

でも、写真のように、特にヒノキ林では、手入れが遅れると下層の植生が全く生えてこなくなります。
これはとても重大な問題で、植林により森を壊している!といわれる原因になってしまいますね(**;)

スギの林は混んでいてもよっぽど密でなければ、下層植生が生えてきますが、ヒノキは高いだけあって?全く生えません。

森が豊かでないと、渓流は豊かにならないでしょう。

これからの日本!林業労働者がどんどん減っていきます。
森は、山は、そして渓流は・・・

ちなみに、一般的に切捨て間伐は、1日0.2Haくらいはできるでしょう。
つまり、1万円くらいなんとか稼げるわけです。
ただし、チェーンソーや燃料等の経費も込みですが・・・

なんだか、生かさぬよう、殺さぬよう・・・ですね、

誰か、森の、木の、山の・・・よい使い方を提案してくださいませんか!

2006年03月06日

●昆虫採集・・・水生編

昆虫採集というのは人気がありますが・・・・

水生昆虫採集というのももしかして面白いかもしれませんね
トーマスさんのブログから思わず書いてしまいました。

先日訪れたRIVERWALKERS氏ご一行様達は、焼き饅頭パーティーの後、実は水生昆虫採集・・・なんだか長いなあ・・・に出かけました。

その時の詳しい内容は、上記のトーマスさまのブログを見てくださいね。
水生昆虫は飼うのは難しいのかなあ・・・とふと思いました。

ニンフからダン、そしてスピナーになり飛んでいくのを見られたら結構楽しいかも・・・
水生昆虫学はまだまだ未発達?未研究の分野が多く、ほとんどの昆虫の生態はしられてないそうです。

今年は、水生昆虫採集セットもいくつかシャロムに用意しておきましょうかね(^^)

トーマス様のブログより転載させていただきました。ありがとうございます。m(--)m

2006年03月05日

●北斗七星

北斗七星・・・昔夜空を見上げると必ず探した星座です。

天球を一年中回り続け、オリオンのように休むことがありません。

昔、10才頃、父に連れられて山に行った帰り、夜空に東の空に大きく、登っていくかのような星の連なりが印象的に心に残っています。

いつの間にか時は過ぎ、自分の子供達と空を見上げるようになりました。

囁きかけるようにまばたく星々、
その星々をつなぎ物語を語ります。

こぐま座とおおくま座の悲しい物語、オリオンの活躍と月の女神アルテミスとの恋、
そしてそれを危惧した兄、太陽神アポロンの謀により恋人を射てしまった悲恋。

大空にはたくさんの物語、そして想いがつまっています。

子供らの瞳に映る星々は、いつまでも輝きを失うことはありません。

子供らの瞳に宿る輝きも、いつまでも変わらず光っていて欲しいと願います。

2006年03月04日

●ムササビの食痕

春のシャロムの遊歩道を歩くと、こんなものを見つけます。
普段何気なく歩く小道も、目を凝らして歩きますと、小さな動物たちの姿が見えてきます。

この写真は、ちとボケてますが、松の葉を鋭く食いちぎったものであります。
たぶん、ムササビが食べたあとではないかと思います。

ムササビは、杉の葉なども食べます。時々、左右対称に食われている葉っぱなどもムササビの食痕だと思われます。

今年設置した巣箱に誰か入ることを期待しますね。
是非とも渓流の上空をさーと飛び交う、そんな風景を釣りの帰りに見られるようにしたいですね。

2006年03月03日

●シャロムの夜空は美しい

もうすぐ春、冬の星座もそろそろお別れです。
シャロムの森の夜は深く、闇はとても濃いのです。

夜空には星々が美しくまたたきます。

シャロムの空は高い山々に囲まれ、ひし形をしています。
そのおかげで、町からの光が入り込みません。

月のない夜は、まるで星が語りかけるかのように、またたきます。

オリオン座・・・・実は僕が初めて夜空で確認した星座です。
それは9才だったように思います。

9才の瞳には、それはそれは大きく感じました。
大空をまたぐかのように、オリオンが輝いていました。

今、オリオンを見つめる瞳は、小さな瞳達が6つ、大きな瞳が4つです。
それらの瞳が、同じ星々を見つめます。

オリオン座の左足に白く光る星、リゲルは700光年も離れています・・・
700年前にその星から出た光が、今僕たちの目に映っています。
太陽の60倍ほどの大きさですが、明るさは4万倍もあります。

右肩に赤く輝く星、ベテルギウス・・・
地球からの距離は500光年、大きさは、大きくなったり小さくなったりする変光星で、太陽の700倍から1000倍の大きさがあるようです。

たくさんの星々に囲まれて、私達は生きています。

月のないシャロムの夜は星空の散歩をするのに最高です。

2006年03月01日

●今日は焼き饅頭?!

先日の日曜日、RIVERWALKERS氏達とトーマスペアさんご一行が遊びに来てくれました。
今回の企画はずばり、焼き饅頭!
焼き饅頭!それは群馬の特産品です。群馬では縁日は必ずこの饅頭があります。

RIVERWALKERS氏はこの道にも、素晴らしい腕前を発揮してくれました。

とてもおいしかったです。(^^)ハイ

この姿勢と手の位置が・・・美しいです。
龍馬と杏理もご満足でした。

ありがとうございましたm(--)m

そうそう、クッキーとケーキとてもおいしかったです。
ありがとうございました。 再 m(_ _)m

2006年02月22日

●動物たちのマイホーム

小動物たちはいつも危険にさらされています。
ムササビよりちいさい、モモンガやリス、ヤマネ達は、イタチやテン、キツネなどに常に狙われています。
そんな彼らが安心して眠れるのは高い樹にある穴なのでしょう。

シャロムの森にもこの写真のような樹のうろがいくつもあります。
そして、だいたいこのような樹の下にはムササビの食べかすと思われる、左右対称の食われ方した葉っぱが落ちていたりします。

シャロムの樹の周りにはたくさんの樹のうろがあり、夕暮れになるとムササビが飛び回るのを私は見たことがありますが、これは本当に新鮮な感動を味わえます。

夕暮れ、日が沈む頃・・・
「グルルル・・グルルルルル・・・」という声が響きます。
そうして、しばらくすると、
「ブーン、バサ!」という何か座布団が飛んでいるような音がして、新聞紙程度のものが闇の奥に消えていきます。

彼らの多くは春に子供達を生みます。
今年はたくさんの巣箱もかけましたし、きっとマイホームには困らないことでしょう。
数年の後、シャロムの森の夕暮れに大空を編隊して飛んでいくムササビやモモンガの群れを見ることになったら楽しいですね。


     これはムササビ用のマイホームです。

2006年02月15日

●冬のシャロムも美しい

先日、RIVERWALKERS氏と一緒に冬の渓流を散策しました。
氏より何枚かその時の写真が届きました。

美しい・・・

まるで、楓の葉のような氷の造形・・・

色は静かなブルー

縁取りを光に染めています。

初春の渓流は、もうそれほど寒くなく、散策するのに適しています。

そして、いたる所にこのような美しい、自然の彫像を見ることができます。

遊びに来ませんか・・・


    PHOTO BY SEIJI SATO(氏のブログに載っています)

2006年02月14日

●林業は大切だ!間伐編

シャロムの森は約100年前より林業を行っています。
100年というと・・・ずいぶん昔に感じられますね。

私の亡くなった祖父が植えた木がもう100年生になりました。
それらの大木を見上げる時、流れていった時代を、人々を、感じます。

大きな戦争があり、たくさんの人々が笑い、そして泣き、粛々と山を創り上げてきました。

今、林業は木材生産としての業は、ご存知の通り極めて苦しい状況です。
50年の丸太1本(3m×30CM)が大根1本より安い利益しか生みません。
大根1本100円として50で割ったら、1年に2円の利益しか生み出しませんね(^^;)

そして・・・多くの山持ち、大山林地主達は山を離れ、いつの間にかその子孫は山の場所さえわからなくなってしまっています。

さて、最近、間伐しております。
最初の写真が、間伐前です。

こりゃいかん混みかたですね。要間伐林分です。(^^;)
さて、これが使用後・・・
いえいえ作業後です。
ご覧の通り、ずいぶんすっきりしました。

日本の森は現在かなりの場所が植林され、日本史上かつてないほどの森林資源があります。
これは先人たちが汗を流し、今では考えられないような苦労の中から生み出したものです。
これを、私達はいったいどうすればよいのでしょうか・・・

今、森たちは泣いています。

2006年02月02日

●山の神

シャロムの森には山の神様を祭る祠が4つあります。
どれも、ちょっと見晴らしが良かったり、川へ突き出たような地形の場所に設置されています。

このような祠で祈る時、いろいろ想いがめぐります。
だいたい明治の初めのころに設置されたものですが、小森谷金次郎字翁が設置したようです。
この翁は小森谷家2代目でした。体が若干弱く、早く亡くなり、妻のウメ婆さんがその後しっかり経営し、現在の基礎をつくりました。

たくさんの山守、山人達が毎年、1月1日と5月12日にはこの神様のたもとに集まり、1年の安全と豊作に祈りを捧げました。

そうやっていつしか100年以上が経ち、今でも私達は1月と5月頃に、お神酒を捧げ、祈ります。

かつて山が宝だった頃、全ての山々ではこのような行事が行われ、今でもその名残りの祠は残っています。
けれども、現在、訪れるの者もなく、静かにたたずんでいる祠がほとんどでしょう。
これから、少子高齢化が進み、いよいよ人は山から、森から離れていきます。

シャロムの森はこれからの数十年は、きっと続き、毎年豊かになっていくでしょう。
ですが、100年後のことを考える時・・・不思議な想いが湧き上がります。

今、ここで祈っている自分・・・
100年後に同じ日に(つまり地球が太陽の公転面において同じ場所に来たときに)祈っている誰か・・・
そして100年前の誰か・・・

全てが重なり、そうして歴史を創り上げていくのでしょうか・・・

そうして、このシャロムに今年もたくさんの人が訪れ何かを味わい、思いを、時間を、残していく・・・

シャロムの森がたくさんの想いで溢れる森になりますよう・・・祈ります。

2005年12月23日

●冬は雪かき!

毎日、寒い日が続き、今日は大雪です。
名古屋では50年ぶりの大雪だそうで、大変です。

シャロムの森でも、雪が降ると、たいへん!
ほとんど、雪は融けないので、除雪するしかありません。

除雪にはホイールローダーというタイヤ式のブルトーザーを使います。
この写真はそのタイヤにチェーンをつけているところです。
このチェーンがおもい・・・・ほんとにおもいのです。
たぶん、1つ当たり、40kgはあるでしょう・・・

二人がかりで、1時間くらいで取り付けます。


雪は美しいですが、厳しいものですね(^^)

2005年12月03日

●ストレス計測とシャロムの森

トーマスさんのブログからトラックバックしましたが、そのストレス計測・・・
結果として、いろいろ問題?がありました?

ストレスが高まると唾液アミラーゼが活性が高くなるようですが、シャロムの森に到着するまでの行程で、美しい渓流沿いの道路を走ることにより、そして、今日の釣行にわくわくすることにより、ストレスが少なくなってしまうのです。

そして、シャロムの森の山猫軒で計測する時にはほとんどストレスフリー・・・
参加者の皆様、みな極めて低い値で、「こりゃ参考になりません」・・・という感じでした。


     ストレス計測風景、ほんとに簡単です。
皆さん値は0~20程度で、かなり低い値でした。
そして、その後森林を歩いても、ちょっとした運動をしても、変化はなかったようです。

もっとも、フライ釣行者はもしかしたら、最初の一匹が釣れないと、かなり値が高かったりして・・・・

ちなみに・・・・妻の値は60・・・・
高かったです・・・(涙)
妻いわく・・・

「これで私の苦労が証明された!」(何故か勝ち誇って・・・)(パパ涙)

2005年11月01日

●何の巣箱かな?

食欲の秋、収穫の秋、産卵の秋・・・・
秋は本当に色とりどりににぎやかです。

さて、この巣箱、なんの巣箱でしょうか?

答えは追記に書くことにしますね。

最近の短期で訪れるWWOOFerには巣箱を作ってもらうことにしています。
名づけて、シャロム de 巣箱 プロジェクト!
これもできたら、一つのコーナーを作りたいなあと思ってしまいますが、巣箱は動物により、かなり多種多様です。
直径1mm、奥行き15mmくらいの穴はなんと、小さな蜂(ミカドジガバチかな?)の巣になります。実際に釘のぬけた穴に営巣していました。

シャロムの森は入口が管理され、人間の行動が管理されているぶん、植物相、動物相が豊かです。
しかしながら、シャロムの森も林業を主体として行ってきたので、杉、ヒノキの植林率が、50%程度もあります。この結果として、樹のうろ(穴)を営巣に使用する動物たちにとっては、住処がずいぶん少なくなっています。

そこで、このプロジェクトでは、巣箱をたくさん設置することにより、小動物の数を増やし、その結果として中動物(イタチ、テン、キツネ・・・)をふやし、シャロムの森に遊ぶ人々が当たり前に、かなりの頻度で本物の動物達に出会える、そんな森にしようと考えています。

秋は子供を生む季節です。今年生まれたたくさんの子供たちが、来年の秋にまた巡り合えますように・・・

そう、僕は願います。

続きを読む "何の巣箱かな?"

2005年09月11日

●ゴミと山

 ごみの問題は、どこへいっても頭の痛い問題です。
今多くの山では、冷蔵庫、テレビが散乱しているとも聞いています。そういったところは、たいがい通り抜けのできる、人通りの少ない道が存在しています。
シャロムは、幸運にも通り抜けの道はありませんのでそういったものはほとんどありません。通り抜けの道を作る話はあったそうですが、作らせなかった経緯もあるようです。砂防ダムも同様です。

 もうかれこれ、車止めをしてから、7年くらいになるでしょか。その当時は夏草の勢いもなくなるころになると、色とりどりの缶、ビンが転げ落ちています。行きと帰りでゴミ袋がいっぱいになるほどで、たいがいは、車の置けるスペースがあるところに集中していました。
 今でも時々空き缶があると、ポッケに入れて自分の車の中に捨てるクセがのこっていています。(ちときたないですが)
 美しい山川をいつまでも残していきたいと思っていたりするのですが、数10年たつと、あちらこちらでは、「ゴミの山」ができているんでしょうね。よほど注意しておかないと、それは避けられないのが残念ながら、今の日本の現状なのかもしれません。
 

2005年08月22日

●トイレがもうすぐ完成です

もうすぐトイレが完成します。
シャロムの森は水を大切にしています。そこで、外に水が出ないコンポストトイレを設置することにしました。
庭仕事ひろばにて購入しました。商品名はエクセルです。
宅急便でこの様に送られてきます。

それを、設置します。
コンセントをさして、排気ファンを設置して出来上がりです。
まだ、ドアがないので、カーテンを仮設しました。
トイレの中には、木屑が入っており、それに有用菌が付着しています。
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ちなみに、このトイレを二つつくり、一つはユニバーサルデザイン(バリアフリー)のトイレをつくろうと考えています。

また、大砂防堰堤そばの道路にも現場トイレをおくことにしました。
トイレの整備を進めますので、女性のかたもお気軽に来て下さいね。

2005年08月20日

●簗-川修羅イベント

おのおのの会、森の遊学舎共催イベントを8月20日、21日行なっております。
大変ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。(場所:右沢、山の神下、70m区間)
 山仕事の川修羅や簗は、川の難所をスムーズに材木が通るように造る構造物です。大きな違いは、簗が上向きの角度をつけるのに対して、川修羅は、下向きの角度をつけます。驚くべきは、この構造物、釘や針金を一切使っていないことです。山の現場にあるものをうまく利用しながら造っています。

 今回は、水量の少ない所でやっているので、少しビニールシートを使っていますが、本来は、コケやツル、砂利、土などを使って水を止めます。本体部分は、コケと土で目地を止めています。
写真奥に少し見えているのが、簗、手前が(川)修羅です。

2005年08月10日

●シャロムの森のデザイン方法①

昔、群馬県の映画で「眠る男」という映画がありました。
ま、そのパラディーではないのですが、
最近の私達は、本流の右岸に遊歩道を創っています。

美しい渓流沿いに続く、美しい森に溶け込んだ遊歩道・・・
熊野古道のような、昔から在り、そして未来へと続く、そんな道を創っています。

シャロムの森のデザインをする時はいつもそうですが、
ひたすらその森、渓流、を歩き、そこから突然浮かび上がるインスピレーション、ミューズの贈り物をいただきます。
よく仏像師が、一本の木をひたすら見つめ、その中に仏が見えた時、彫り始めるような、そんな気持ちです。

そこに本来在る、そして未来においては活動する、そんなイメージを探り、受け取り、創り上げています。

この手法を使い、シャロムの森は少しずつ成長、未来へと近づきます。

2005年07月25日

●台風接近

 台風7号が接近中です。
台風というと2001年だったでしょうか、2週間の間に二つの台風が直撃して、シャロムの森でも、山がとびました。(山が崩れること。)あの時は、クラックが入っていて危ないと解かっていたのですが、そこまで間に合わず、(道が通れず直しながらいっている途中)みすみす山を崩してしまったという、悔しい経験がありました。
 300mm以上の雨が降れば、崩れるときは、崩れますができるだけそうならないことを祈っています。
 200mm弱ですんでくれれば川にとってもいいのですが。。

2005年07月10日

●プレゼント企画第2弾!TV出演記念!

2005年7月10日、朝7:00日本テレビの「所さんの目がテン!」にシャロムの森がでました!。
この記念に、プレゼント企画第2弾です!
シャロムの森の山猫軒(一泊10000円)の無料宿泊券を抽選で10名様にプレゼントします。!

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応募期間  7/10~7/20 24:00まで
応募方法

件名  無料宿泊券応募
お名前  
プレゼント送付住所

を明記し、シャロムの森へメールお願いします。

クリックしてね! EMAIL:news@shalomnet.net

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●シャロムの樹

シャロムの樹は樹齢1000年を越えています。
木も100年越えるとずいぶんどっしりとしてきますが、1000年を越えると、すでに神の領域に近づいています。
シャロムの森の入口から歩いて約1時間のところには、このシャロムの樹が静かに鎮座しています。
このシャロムの樹へ行く道は小さな遊歩道があり、子供たちでも歩いていけます。

こんなに大きな樹なのですが、入口からは見えません!
結界が張られているような雰囲気です。

今にも閉じられそうな谷間を登っていきます。

ふと、開けているところに出て、頭をあげますと、
そこには、「やっと帰ってきましたね・・・」と囁きかけるように、静かに、そして優しく、木漏れ日をふりまきつつ、貴方はいます。

本物の聖域・・・
そんな気が溢れるシャロムの樹です。