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2006年07月04日

●渓流を見ながら思うこと・・・NO1

毎日毎日渓流を見ながら、なんとかもっと魚達が食いつきがよくなるように・・・とか、もっとライズがおこるためには・・・とか考えています。

とくにお客様の釣果が思わしくない時、なんとかできないものか・・・それともやはりこのシステム(無放流の完全C&R)では無理なのか・・・と思うこともあります。

いったいどうしたらもっと魚達に食い気を持たせることができるのでしょうか。

そのヒントはライズメーカーにあるきがします。

夜中中ライズメーカーによりスペントフォール、もといスピナーフォールを発生させ、バクバクとひたすら食っていた者達は翌日もドライに対する反応が良く、常に上昇志向です。(^^)
そしてまた、ライズメーカーにより作り出されるスピナーフォールはまさしく生きた虫が水面上を(もしくは水面直上を・・・)逃げまどう状態なので、魚達にとってはその一瞬の判断により食いつくしか方法がなく、いわゆるスプーキーな状態(一度近寄り、よーく観察して見切る状態)を持つ時間がないので、とにかく反射食いに近くなります。

いわゆる投げ食いですね。(^^)

そしてもう一つ、理由はよくわかりませんが、あれほどスプーキーで人の影に敏感だった第一ポンドの魚達が、岸辺に人が立ってもあまり逃げなくなり、ライズマシンの捕食ラインに陣取り、上を向いているようになりました。

これは、やはり水面上を飛ぶ虫が多いということが魚の性質を作り出しているのかもしれません。

さて、ここから導かれる答えとして、水面上に虫を集める、渓流沿いに虫を集める、ということが出ます。

シャロムの渓流では、水生昆虫が結構水中の石などにはたくさんいるのに、(ニンフの状態ではよく見つかるのに、)あまりスピナーの状態では川面に飛んでいるのを見かけません。

けれど、よく樹の上や道路上では見かけます。特に雨上がりの湿度が高く、日光がぱっと差し込んだときなど、それがよく見かけられます。

もしこれが水面上だったすごいことになるのですが・・・水面上は暗く、日光が差し込みにくく、虫が好む条件ではないのかもしれません。

ほとんど全てのお客様が言われますように、現在のシャロムの渓畔林は暗すぎます。

ここが、キーポイントなのかもしれません。前々からこの話はよく言っておりますが、まだ実行できずにおりますが、やはり渓流に多様な光環境を作り出すことが大切なのだと思います。

                                         ・・・・・NO2につづく
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コメント

管理人さんは大変ですね
森のことも
魚のことも
釣人のことも
僕は釣れても釣れなくても
シャロムの森の存在が
ありがたい
ご無沙汰ですが....

こんばんは。いろいろ苦労しますね。我々?シャロムフリークがへたっぴな為に・・・。
でも、釣り人はわがままですからねぇ~、釣れすぎてもダメなんですよ。バックリくわえる寸前でプイっとUターンされるのが、またたまらないんです!

小さな森の家様
おはようございます。
なんだか、ずいぶん昔の気がします。・・・・
お元気でしょうか
そろそろ、家を建てますよ

あま党様
おはようございます
やばい・・・ですね、
その被虐的なところが、たまらないのですか・・・
また、遊びに来てくださいね。

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