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2006年05月10日

●シャロムの動物達 ミソサザエ

最近シャロムに訪れた人は知っておられますが、今春シャロムの山猫軒入口に、ミソサザエが小さな巣を作りました。
それも、まさしく入口の電球のすぐ横です。

「まぶしくないのかなあ・・・夜更かしになるぞ~」
が、大体の人が最初見たときの感想です。

ちなみに、ミソサザエは

分類 スズメ目 ミソサザエ科
食性 肉食性
大きさ (体長) 0.0cm ~ 11.0cm
観察期間 通年
繁殖期間 4月 ~ 7月
詳細 一夫多妻。川の中の岩や崖の下などでさえずることが多い。地鳴きは「チャッチャッ」と力強い声でさえずりは大変複雑で「ピィッィッピルルル、ピーチィピルピル」

生息地: 山地 亜高山帯 針葉樹林
時期: 産卵期(5ー8月) 繁殖期=(夏)
大きさ: スズメ大
食性: 昆虫 クモ


仙台市科学館より転載させていただきました。
だそうで、オスはいろいろな場所にメスを持ち、多くの別荘を持っているそうです。
実際、よく見ていると、
一匹の小柄なオスが一匹、山猫軒の周りを飛び回っております。
彼は、あまり労働(巣作り)をしていません。ちょっとこちらの巣のそばに顔を出すと、他の場所に飛んでいきます。
それに対して、メスの健気な・・・パワフルな?動きです。私達が下でバーベキューをしていても、平気で飛んできて、巣をつくっています。
そして、ピロピロピ~  と体に似合わない大きな声で鳴きます。
「あんた~ なにやってんのよ~ 早くあんたも手伝いな~・・・」とでも言っているような声です。

一夫多妻という事実を知るまでは、オスはまったく意気地なしだなあと思っておりましたが、実はすごい奴でした。(^^)
今年は、昆虫が多く、いたるところでハッチも盛んで、おかげでライズも結構見られます。
そうして、この影響は鳥類にまで及んできたようです。

とにかくエサが豊富!ということは大繁殖のきっかけですね。
さて、この後、どのように生態数が変動するか、見ものです。

しかしまあ、このミソサザエの巣は、シャロム的というか、本当にのんびりした、平和な風景です。
入口のテーブルに座ってコーヒーをお客様と飲みながらお話していますと、わずか2mも離れていない場所に、彼女はやってきて、美しい声でさえずります。
そうして、僕たちは、その声を聞きながら、今日の釣果を、日々の出来事を話しています。

平和な、シャロム的時間が流れます。

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コメント

かわいい鳥さんですね。
小鳥は、色々な色彩を持っているので、見ていて飽きませんよね。
山猫軒の入り口上って、昨年スズメバチは巣を作っていたあたりですか?

下で話しているその真上で小鳥が飛んでいる。いい風景ですね。
後は、上からの白い爆弾だけはやめてね。

上で嘲笑っているかもよ。
「そんだけしか釣れないのかよ~」ってね。

SAGE愛好会様 おはようございます。
そうですね、上で笑ってるかも・・・
雛が生まれたら、フンよけに板をしたから張るつもりです。

ミソサザイ子育て日記、楽しみにしています。国産では最小の鳥のひとつですね。他はキクイタダキとヤブサメですが、シャロムには三種全部いるのかな?

鳥飼うなう様
おはようございます。
調べてみましたが、よくわかりませんでした。(^^;)
きっといるとは思いますが、勉強しなければ・・・

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