●冬の足音・・・・
そろそろ12月ですね・・・
今朝は冷えました。
外を見ると・・・しっとりとぬれております。
山を見上げると、まっしろな頂・・・
寒いわけですね。 もうすぐ冬将軍がやってくるのでしょうか。
今日は父と一緒に新しい林道を作るための森歩きをしました。
右沢の一番奥の山の尾根を二人で話しながら歩きました。
ずいぶん父ともこうやって一緒に歩いていなかったなあと思いながら一歩一歩。
まだ、散りきらない紅葉が突然の冷たいみぞれに驚いたのでしょう・・・ましろな雪の上に鮮やかに散りばめられています。
ふと気がつくと、小さな祠が・・・・
これは氷室山という山頂の祠です。
昔、シャロムの森は修険道がたくさんありました。
修行中の若者達が静かに森の中を歩き続けていました。
たくさんの足跡
たくさんの若者の顔・・・
いつまにか消え、今はひっそりとたたずんでいます。
そうそう、今日はルイも一緒でした。
生まれて初めての雪の中、ほんとにうれしそうに走り回ってました。
父と歩いたこの道も、
いつかは消えるのか。
それとも、大きな道となってたくさんのものたちが行きかう道となるだろか・・・
毎年冬は巡ってくるのでせうが、この時、この思いはきっと、この一瞬だけなのでせう。
冬の足音が聞こえます。