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2006年07月 アーカイブ

2006年07月30日

●ムササビ用建売住宅どんどん設置!

今年の春に設置したムササビ用の住宅、結構売れ行きが良いようです。

サイズはムササビ用でしたがモモンガも住み込んだりして、結構楽しいです。
山猫軒の上の広場 モモンガ広場でモモンガが住んでいるのを見つけたのは前に記事で紹介しました。
     シャロムの動物達 モモンガ
また、遊歩道を歩いてみますと、結構道路上にムササビの食べ痕と思われる左右対称に食われた葉っぱが落ちています。その近くには設置した巣箱があることが多いです。

そこで!
今回、ムササビ用だけではなく、大型鳥類も視野にいれ、(実際にはフクロウやコノハズク類)巣箱を50棟ほど作りました。
そうして、今回は山猫軒前の広場を中心に設置しています。

07250001.JPG

たかいです。地上から15mくらいはあるでしょう。
結構設置していて恐いもので、思わず、恐さのあまりこんなことをしていまいます。

07250002.JPG

この住宅群、きっと今年の秋には家族連れが見学に訪れ、たくさん住み込むことになるでしょう。
ムササビやモモンガの繁殖時期は春と秋です。
晩秋の美しい紅葉の夕暮れ、たくさんのムササビやモモンガの親子が飛び交う姿が山猫軒から見えたら・・・・楽しいでしょうね。(^^)

ちなみに、ムササビはネコが新聞紙をマントにして飛んでいるような感じで、モモンガはリスがハンカチをマントにして飛んでいるような感じです。

千秋楽の座布団が飛び交う様な雰囲気になったら、面白いだろうなあ・・・と思っています。

07250005.JPG

梯子の上から撮った写真です。高い所にたくさんの建売住宅群が・・・・・

ほんとにシャロムの森は平和です。(^^)

2006年07月29日

●ちいさなシロちゃんの死

数日前にさかのぼりますが・・・・

外はしとしとと夏にしては冷たい雨が降り注ぐ朝に、シロちゃんは亡くなりました。
原因はやはり体力が弱っていて夏風邪によるものだと思います。

前にこのHPで紹介した「でかした!ミトばあさん」の、あの小さな白い子です。
一生懸命生きようとおっぱいを飲んでいましたが、力尽きてしまったのでしょう

071600011.JPG

その日、みんなでお墓をつくりました。
小さな穴を掘り、小さなお花と好きだった煮干を一緒にして寝かせました。

森の中では生と死は絶え間なく続きます。

昨日捕まえた小さな昆虫が籠の中で死んでいること、
昨日まで何もいなかった小さな水たまりに、ボウフラが跳ねていること、
モモンガの小さな尻尾が道に落ちていたり、ミソサザエの赤ちゃんが孵ったり・・・・

春は全ての花々、木々が生命を躍動させ、秋には静かに美しく消えていきます。

07160003.JPG

「小さなシロちゃん、ほとんど遊ぶ時間もなかったけど、またいつか会えるよね・・・」
そう、花琳はつぶやき、お祈りしてました。

子供達は知らない間に自然の摂理を学び取っていくようです。

2006年07月28日

●蛍はどこから・・・

昨晩、外を見ているとまたもや鮮烈に青白く光りながら浮遊する光点を発見しました。

蛍です。

今回なんとか捕獲してその正体?つまり種類を判明しようと思い、捕まえ、辞典で調べてみました。
すると、
ゲンジボタルでした。また光る場所が尻尾から二節目であることからメスだということが判りました。

IMGP1091.JPG
ゲンジボタル

本州、四国、九州と周囲の島に分布し、水がきれいな川に生息する。地方によって差があるが、成虫は5月から6月にかけて発生する。オスは川の上空を飛び回りながら、メスは川辺の草の上などに止まって発光する。また、発光のパターンは西日本と東日本でちがい、西日本のほうが発光のテンポが速い。これらの分布は、富士山が境となっており、高山の気候に耐えられた(山を越えられた)個体群が関東へ生活域を広げたと考えられている。
・・・・・出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これで正体は判りましたが、謎は深まります。
今年は目撃例が多く、家の前と山猫軒の前、大砂防ダムの上など、数箇所で発見されています。

しかし、相変わらず一個体でしか見ることがありません。
成虫の寿命が2~3週間なので、同一個体かもしれません。

いったいどこに彼らの巣、里はあるのでしょうか。

生物が一匹で存在するはずはありませんから、どこかにたくさんのゲンジボタルの集落があるはずです。
そうして、そこでは現在夜な夜な夏祭りが繰り広げられているはずです。

太鼓の音色、雅な朱色の提灯、やぐらからは威勢の良い若者達のお囃子と歌声・・・・そうして、やぐらの周りを艶やかに踊り舞う若い娘や男達。
この一年の一瞬の時に全てを燃やす、命を燃やす者達。

どこかに在るはずです。

地球温暖化の影響で、ここ数年湿度が高く、気温も上昇気味です。
これは蛍にとっては良い環境なのでしょう。
実際、今年はオバボタルがたくさん見られています。
オバボタル・・・こんなことが・・・本当だろうか?!
ですから、ゲンジボタルの集団が大きくなっていても不思議ではなく、今年の発見例からも確かに増えている気がします。

どこかに・・・・どこかに、確かに彼らは生息し、その里周辺では、夜な夜な幾つもの青白い光が群れながら明滅しているでしょう。

ほたる谷を見つけてみたい・・・そんな気持ちになってきます。

2006年07月27日

●ライズメーカー・・・・X?!

ライズメーカーの究極形誕生か!

闇夜に青暗い光を放ちながら、怪しく虫たちを集めているこの装置・・・・

07250007.JPG

とはいっても、これは実は龍馬がカブトムシが取りたいというので、よし、いっちょう誘蛾灯でも点けて虫を集めてみよう!
ということで白いシーツをバックにして誘蛾灯を点灯したものです。

来るわ来るわ・・・・ほんとにすごい勢いで虫たちが集まってきました。

カワゲラ、オオカワゲラ、ミドリカワゲラ、セスジミドリカワゲラ・・・・トビケラ類もたくさんに!
もちろん陸生昆虫もガンガン寄って来ました。

少したって、夜9時頃、
「龍馬、ちょっと見て来いよ!」
「パパも一緒に来てよ・・・」
「1人でいって来い!」
「・・・・」

しばし、時間が経ち、
「パパ、すごいのがかかっているよ、とてもでかいカミキリムシだよ~、来て来て・・・」
ここでママが一声!
「龍馬、自分で掴めないくせに昆虫を籠に閉じ込めるなんざ100年早いよ!自分でやりなぁ!」
「・・・・・こわいもん・・・」龍馬つぶやく
「パパ!絶対に自分でやらせてね!」
「でも、パパもカミキリムシはこわいよー」 パパ、ボソッとつぶやく

「ま、龍馬、一緒に見てくるかぁどれどれ・・・」パパと龍馬、男二人でこそこそと外へ出て行きました。

確かに龍馬が言っていたように、そいつはでかく、手を近づけると「ギイギイ」とでかい声を立てて威嚇していました。これはとても龍馬には掴めんな・・・・と思い、掴んで籠の中へ

龍馬、ニコニコ籠を下げて家の中にはいり、ママに
「ママ、ママ、すごいでしょう~。でっかいカミキリムシだよね~」と自慢げに見せますと・・・・
たまたま、餌をやるためフタをあけた所、中から奴が逃げようと飛び出してきました。
ママ、すかさず!
「おい、龍馬、早く手で掴んで籠に戻しな!できるはずだよね!!!」
「・・・・・・・」龍馬、ビビリながら沈黙
「早くしな、逃げちゃうぞ・・・ほれ、きゅうりだよ」
龍馬はビビリながらキュウリをカミキリムシに指しだし、なんとか籠に入れようとがんばりました。

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     ママの鋭い視線のもと、ビビッてキュウリを差し出す竜馬の指とママの腕と純米酒

もちろん、パパは遠くからなるべく飛び火しないようにドキドキ眺めておりました。

ちなみに、このカミキリムシは黄色スジカミキリだそうです。一生懸命龍馬が昆虫辞典(emiminomiさんから誕生日にいただきました。重宝してます。もし将来龍馬が学者になったら、emimiさんのおかげです)で調べておりました。

そうそう、もともとこの話のオチはですね・・・・
もう一度上の誘蛾灯の写真を見ますとわかりますように、

このライズメーカー X はなんと、

子ネコのライズを誘発するのです

どんどん集まってくる虫たちに、子猫たちは誘われ、うにゃうにゃとライズメーカーの周りで虫たちとじゃれていました。
もしかしたら・・・これを毎日繰り返すと、昆虫の中でネコが好きな味の者が見つかり、餌代が浮くかもしれませんね。
獰猛な、野性味溢れる子猫が誕生するかもしれません (^^;)

2006年07月26日

●森と渓流の写真教室2006

秋のシャロム、ネイチャー&フィッシュウォッチングのオプションプログラムです(^^)



内容

渓流で自分の釣り上げた渓魚の撮影を撮る方は多いと思います。しかしなかなか
うまく撮れません。ピントが合っていなかったり、暗かったり、光ってなかった
り・・・どうしたら雑誌のような写真が撮れるのでしょうか?!

そしてまた、魚の写真だけではなく、森の木々の写真や美しく透明な渓流の写真、ハッとするような昆虫のマクロ写真・・・・と写真の世界はとても奥深く美しいです。

 そこで、今回、プロのカメラマンの佐藤成史氏にお願いして、森と渓流の写真
教室を開催したいと思います。

また、今年はさらに・・・
プリンターを用意しますので、その場で(山猫軒で)印刷し、そのポイントも説明できる予定です。

開催日 11/4日

開催最少人数 5人以上

参加費 10,000円
注意
■基本的にデジタル写真のための教室です。銀塩写真には対応できません。
■どんな機種でもよいので、デジタルカメラを必ずご持参ください。

スケジュール

9:00 ~  写真、カメラについての基礎講座
(露出補正、ホワイトバランス、ISO感度等の理論説明、撮影上の注意点、構図や
光の使い方等、基礎知識を知ってもらう)
12:00~  昼食
13:30~  実践
(ニジマスを使って魚の写真を撮ってもらって、それをPCで確認、チェック
等・・・)
17:00   終了予定・・・


そこで、今年はできれば皆様のご希望を事前に知りたいと思っています。

シャロムの森では、いつでも・・・皆様と1日、充実した楽しい時を過ごせるようがんばっております。

ぜひぜひ、皆様ご参加くださいね。(^^)

●秋のシャロム、ネイチャー&フィッシュウォッチング2006

日程 11/3日(金)~11/4日(土)
参加費 6000円
講師  佐藤成史氏
内容

シャロムの森の秋も深まり、森も渓魚達も次の誕生のために変化しています。
ゆっくりと歩きながら、美しく彩られた森と渓流、そして渓魚たちの生命の乱舞
を見つめませんか!
もちろんその夜はいつものシャロムナイトが待っています。
スケジュール
11/3日(金)
13:00~   渓流についての小講座
(渓魚とそれを取り巻く森、昆虫などの生態、つながりなどの簡単で楽しいお話)
14:00~   ネイチャー&フィッシュウォッチング実践

(秋の美しいシャロムの森の中をのんびり歩き、イワナのペアリングや産卵礁を
見つけます。)
17:00~   夕食&お話
(秋の夕暮れの中、BBQと釣り談義に花をが咲きます)
21:00~    お風呂
22:00~   シャロムナイト
(皆様、気力の許す限り、語り合ってくださいね・・・)
11/4日(土)
朝 適当に食べて、解散です。

2006年07月25日

●でかした!ミトばあさん

今日もシャロムは雨模様・・・・お客は来ないなあ

さて、じめじめしている中の小話

我が家の高齢のおばあさんネコ、ミトばあさん(たぶん80歳は越えている・・・・)がまたまた子猫を生みました。
2匹、白黒です。
洗濯機の横で出産したので、最初から子供達の声と共にすくすくと育っているので、きっと人間に恐怖を抱かないネコになるでしょう。

IMGP1055.jpg

この写真、もう一匹白い子がばあさんのおっぱいに吸い付いています。
妻が、子供を保育園に送る道中、まさしく道の真ん中に右に、左にふらふらとしながら立っていたそうです。
「その子猫どうしたの・・・??」
「そこで拾ってきた・・・」
「誰が育てるの~
「ミトばあさん」
妻は迷わず今、授乳中のミトばあさんのお腹にこの子猫を乗っけました。

ミトばあさん、少し匂いをかぎましたが、すぐにペロペロとなめ始め、新参のこの子もすぐにおっぱいを捜して飲み始めました。

「さ、さすが、ミトばあさん。もしかしたらボケているのかもしれないが、まったく他人の子でも気にせず当たり前のようにおっぱいをあげるなんて・・・・」

「ネコも80歳を越えると、ほとんど聖人だな・・・」
でもボケてるのかもしれないけど・・・・

いずれにしろ、ミトばあさんは えらい!

ほんと人間も見習ってもらいたいものですニャー

2006年07月24日

●FFスクール速報2

スクール2日目
いよいよレッスン釣行です。昨晩はずいぶん遅くまで起きていて、寝不足気味・・・・

でもなんといってもお日様が照りだしました!

IMGP1076.jpg
     (下流域の比較的川幅の広いエリアのレッスンシーン)

シャロムのレッスンの良い所の一つは、なんといっても、その人の力量にあわせて、丁寧に、ゆっくりと個別指導できるところではないでしょうか・・・・
(やはり、生徒さんの数が少ないせいですね・・・・涙?)
丁寧に、落とすポイントや投げ方、攻め方、魚の気持ち?などを解説しながらホントに熱心に指導していただけます。

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     (上流域の川幅の狭い場所でのシーン )

「ほら、そこにいる!」佐藤講師がつぶやきますが、なかなか生徒さんには見えません。
「そのポイントに投げてみて・・・・」
でも、これが難しい・・・・あ~と魚が散ってしまう・・・・

みっちりレッスン釣行が終わると、一度山猫軒に帰りお昼です。
今回、レッスン中にも結構釣果がありました。
(なかなか、レッスン釣行中はシャロムの場合、魚がスクープなため釣れません)

IMGP1087.jpg

そして、また午後は自由釣行です。この天気の良さ!
ホントに、不思議というか、晴れ男がいるのか、誰か行いがよいのか・・・・
2日目のレッスン釣行と自由釣行時には、お日様がギラギラと顔をだしてくれました。

木漏れ日の心地よい中、皆様満喫していただけたようです。

今回のスクールも無事!、そしてとても楽しく!終了いたしましたことを御礼申し上げます!

ありがとうございました   m(--)m

はねたろう様のHP=>7/23-24 シャロムの森「佐藤成史FFスクール」もなかなか詳しく、楽しく書かれていますのでお見逃しなく!

2006年07月23日

●FFスクール速報

ただいま、開催中の恒例のシャロムFFスクールの初日の報告です。

まずは、開会の簡単なオリエンテーション・・・

07210001.JPG

そうしてすぐにデモ釣行に入りました。

はい、これも恒例のシャロムの出陣風景です。
ダンプで 出入り だ・・・・

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今回も、なんだか簡単に釣り上げていくんですよね・・・・
これを見ていると、なんだか実は簡単なんではないかな?!などど思ってしまうほど、ホイホイと釣り上げていきました。

もちろん、ドライで・・・・ライトケイヒル #10だとのこと・・・

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デモ釣行は12:30~15:30くらいみっちりありました。皆さん、とても充実していたのではないかなと思います。
時にはまるでDVDのサイトフィッシングの場面のような情景も何度もあり、「あーっ残念!」「スー  プイ」
などと、手に汗握る楽しさでした。

さて、その後は、タイイング講座です。

07210010.JPG

18:00すぎまで、皆さんみっちりと勉強しておりました。
いろいろ、本やDVDではわからない細かい裏技に納得!

そうして、18:30より国民宿舎サンレイク草木にお風呂に入りにいきました。
まあ・・・まったりとした時間を過ごしております皆様です。

07210012.JPG

そうして、帰るとBBQをして、飲める人はエビスの生ビール飲みほうだい!飲めない人は牛乳をがっつりと飲んでおりました。
BBQの後は、やはり恒例のスライド上映会です。
佐藤氏のいろいろな釣行写真を眺めながら、お話を伺います。

07210017.JPG

ちなみに、さすがに子供は寝る時間です。
ほら、かわいい姿で寝てますね。

07210015.JPG

そうして、夜は更けていきました。
一応、12:00で解散で、その後黒坂石バンガローに宿泊行きました。
そういえば、今日も蛍が飛んでいるのをみんなで目撃しました。
やはり、どこかに蛍の里、集団で生息する場所があるのかもしれません。

ほんとにシャロムの夜は不思議で一杯です。

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2006年07月22日

●今日のシャロム7/22

最近、雨、雨、雨・・・

もう本当に困ったものです。
けれど、魚たちにとっては恵みの雨ですね。
水量はずいぶんあがりました。おかげで、山猫軒前の橋も流され、現在は水位が少し下がったので、仮橋を設置しております。(建築の足場板)

今日はFFスクール初日です。講師の佐藤氏のデモ釣行が3時間くらい行われる予定です。
さて・・・・これだけ降った後のシャロムの渓流の様子は・・・・

本当にきれいなものです。クリックしてみて、その透明度を見てくださいね。

それに対して、渡良瀬川本流の汚れはひどく、茶色でした。
これは、個人的な想像ですが上流の町のオール親水護岸工にあるようなきがします。
護岸されると、平水位の時は問題なく機能し、水も濁りませんが大雨が降ると、結果として護岸されなかった部分がけずれます。

つまり、今までの流れに新しく石を置いて水の流れを変えてしまったようなものですね。
ですから、護岸されたところは無事ですが、今まで削れなかった場所が、削れてしまい、水が濁るのではないか・・・と想像しています。

もちろん、護岸、砂防のとても必要な場所もあります。もんだいはそれを見極める行政と住民の目と会話の場所の設置かもしれませんね。

シャロムの森の渓については、このままがいちばん良いようです。

今日もシャロムは透明です。

2006年07月20日

●壁紙20060720Ladder_of_angel

今回も天使の梯子です。

最近スランプです。
心がおどりません。

とはいえ、本当に毎日美しいです。

ちょっと、青を強くして、朝の雰囲気にしました。(実際、朝です。)
白く飛びすぎているので、恥ずかしいですが、気晴らしにどうでしょうか。


使用方法

1 下の画像を左クリック
2 開いた大きな画像を右クリックし、たぶんその中にある、壁紙に設定というコマンドを選択する

  画像サイズ1280 × 1024

2006年07月13日

●初夏の夜のまぼろし・・・

昨夜、外を眺めているとスーと一筋の光が流れていきました。

「え、ほたる?それとも・・・」
その光は蛍と思うには強く、人魂と思うには小さすぎました。
目を凝らしてじっと見てますと、一つのまるで高輝度青色LEDの光点のように、じっとゆっくりと明滅しています。

「蛍なのか・・・・・」思わずつぶやきながら近づいていくと、ふんわりとその光点は浮上し、ゆ~るり、ゆ~るりと空中を僕から逃げるかのように浮遊していきます。
思わず懐中電灯を当てると、スーと急上昇して7mくらいの所をやはりゆらりと浮遊しています。

そうしていつの間にか気がつきますと、家からずーと離れた真っ暗な闇の中に立っていました。

「何かに誘い出されるかのように歩いてしまった・・・・」思わず恐怖が心をかすめます。

「本当に蛍のなのだろうか?  それとも・・・・」

そうして、家に戻ってしばらくしてまた外を見ますと、なんとその青白く光る光点は家の前の竹笹の上で光っています。

「僕に用事があるのだろうか・・・」「何か用があるのかい?、どこに僕を導きたいんだ・・・」
思わずまた、真っ暗な闇の中の青白くゆっくりと明滅する光点に向かって話しかけてしまいました。

するとまた、ふんわりと上昇し、ゆ~らり、ゆ~らりと今度は川上に向かって浮遊していきます。

なんだか、これ以上森に入るのがふと恐くなり、足が動かなく、その青白い光点を見つめているだけでした。

そうして、だんだん小さくなり、かすかになり、光点は消えてしまいました。

蛍なんだろうと思います。蛍しか考えられません。

けれど、その、まるで僕を見つめるかのように浮かんでいた様子や近づくと逃げていく様子は、何かこの世のものではないかのように感じられました。

初夏の夜のまぼろしは、僕に何を伝えたかったのでしょうか・・・・

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シャロムの森の読者獲得と、「森と水による心身浄化プログラム2006」の参加者募集を拡げるために、一時ブログランキングのカテゴリーをメンタルヘルスに変更します。ですが、皆様のお力がないとランキング上位に入れませんので、ポチッとよろしくお願いします。m(--)m

2006年07月12日

●イスラエルの掟

この茶碗の中・・・
種が入っています。

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イスラエルのWWOOFER ダトゥさんとミカちゃんはいつも果物を食べると必ずお椀の中に種を集めます。

イスラエルでは小さい頃から食卓で果物が出ると、その種は子供達が自分の宝箱にちゃんととって置くそうです。
そうして、大きくなり、イスラエルの荒野、未開拓地に挑む時、それをもって行くそうです。そして、その種を植えて、緑豊かな大地に育てていくそうです。

なんて素晴しい教育、習慣、民族の掟なんでしょうか!

イスラエルの民は何千年もその土地を追われて、放浪し、時には民族単位でバビロニアに捕囚となり、しかし散り散りにならず、その伝統を、歴史を伝えてきました。
それを彼らは誇りとしています。

そういえば、私が昔学生の頃に北海道で出会ったイスラエル人の旅行者もまたカップルでした。
もしかして、イスラエル人は他の国々を歩く時、カップルで歩くのかもしれないなあ・・・などと思ってしまいます。

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それは、民族を絶やさないための最小限の単位です。
遥かな過去から、いろいろな苦しみ迫害を受けてきた民族が、それを維持するための術・・・・なのかもしれません。

そういえば、私も大学5年生のとき、イスラエルを1週間くらい旅しました。
彼の国では、その頃も、そして現在も徴兵制が男女共にあり、18歳(たぶん・・・)から2、3年軍隊に入り、国を守り、そうして社会人になっていきます。
ディスコなどにも銃を携帯したかわいい女の子が遊んでいたのを覚えています。

徴兵制はいずれにしても、小さな種を子供達が大切に宝箱にしまっておく。というのは素晴しいことですね。

イスラエルの民の強さをうかがわせる一面でした。

2006年07月11日

●堀江渓愚テンカラ教室 7月 終了しました

去る7/9日 堀江渓愚氏が講師のテンカラ教室がシャロムにて開催されました。
簡単にレポートしますね

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まず、山猫軒前にて簡単なオリエンテーリングをおこないました。
さあ、スクールの開始です。
ちなみに、参加者の皆さんの多くが前日に足尾の渓流にて釣行し、地元に宿泊したそうです。

まずは毛ばりの説明です。
逆さ毛ばり、堀江流の毛ばり?があったような・・・

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いずれにしろ、フライに比べると重そうでした。
堀江氏の説明の中で「毛ばりは、生活の中にあるもの、で作られていた。・・・」という言葉が心に残りました。
テンカラが、その昔、渓流沿いにすむ人たちにとって、生活の一部・・・・だったのかもしれません。

その後、山猫軒前にてキャスティングの練習です。思った場所に落とす!ということをマスターしよう!それが明日の釣果につながる!と伝えていたような気がしました。
足の重心のかけ方や、手首の返し方を教えていただきました。

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その後、第一ポンドからデモ釣行です。
熱心に詳しく渓流のポイントやその攻め方をお話されながら釣っています。

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これは、ほんとに難しいことだと思います。
お話されて、例えば・・・・
「この石のこの脇のような落ち込みに魚はついているから、こう上から流して・・・・だめならここで逆引きして・・・ ほら、釣れました!」というように、デモをしていきます。

ほんと、堀江氏もすごいですが、うちの魚たちも健気です・・・(^^)

最後にゲスト出演の佐藤成史氏にもデモをしていただきました。
フライとテンカラの違いが皆さん、なるほど!と納得していました。

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ここでも、堀江氏の講義の中での印象的な一言が・・・
「さっきあれだけたたいたこのポイントも、またフライで攻めると釣果があったりします。つまりテンカラにおいても毛ばりの種類、形もやはり重要なファクターなのです。テンカラは確かに毛ばりの種類が少ないですが、いろいろな毛ばり、カディスなども取り入れて、自分なりのテンカラのスタイルを作っていくことが楽しいと思います。」

ちなみに、みなさん結構でかいのを上げておられました。
ニジマスゾーンでは明らかに一年以上シャロムで年月を過ごした強者どもをあげておられました。

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また、ナチュラルゾーンではみなさん、か・な・り・・・苦労しておられました。
なかなか、他の渓流とは魚が違うようで・・・・
でも、結構釣果があったようです。

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みなさん、あまりのスクープさにびっくりしておられました。
「道路から見ていると見えるのに、降りていくといない・・・・」

お昼頃に メーカー様からの協賛のたのしい品々をジャンケン大会にていただきました。

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午後は自由釣行をたっぷりと行い、4時集合のところ、4時30分頃集合し、最後のしめを行い、解散しました。

午後7:30頃までいられた方も数人・・・・

全体として、この日は朝から弱雨があり、魚達が皆下に沈んでおりました。
そんななか、皆さん熱心に講習と自由釣行を行いました。
もうちょっと、わずかでよいから、お日様が照ってくれたら、もっと、もっと、楽しい1日になったのですが・・・

本当に、1日、皆様ありがとうございました。

2006年07月09日

●イスラエル料理

今、イスラエルからカップルWWOOFERのダトゥ君とミカちゃんが来ています。
この二人、いつも仲良しで、若干妬けたりもしますが、お仕事の方は本当によくやってくれます。

この写真はイスラエルの料理のホモス(フムス)というものです。

見た目はマッシュポテトに酷似し、豆で作った一種のサラダといえる。中東では前菜を複数並べた食卓「メゼ(マザ)」の一品として、伝統的なピタというパンにつけて食べるのが一般的であるほか、副菜にもなる。アメリカやイギリスではライ麦パンにつけて食べられる事が多い。野菜やトルティーヤにつけるディップ、ピタサンドイッチやラップサンドイッチの具としても用いられる。

豆とゴマを原料としているのでたんぱく質や食物繊維に富みミネラル分を多く含む。また、オリーブオイルに由来する単価の不飽和脂肪酸も豊富で、かつ純植物性の料理なので世界中のベジタリアンに好んで食べられている。

ちょっと、写真ではわかりにくいですが、オリーブオイルとヒヨコマメの絶妙なおいしさのコンビネーションです。
いろいろな野菜をビタというパンの上に載せて食べます。

ゆくゆくは山猫軒でも簡単なお食事ができるようにする予定ですので、このメニューを入れたいものです。

しかしまあ、今日も弱雨の予報・・・・
今日はテンカラの教室があるのに、ほんとに困った天気です。

2006年07月08日

●こんな楽しみ方もあるかも・・・

この写真・・・・

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第2ポンドにて、WWOOFERのダトゥー君とミカちゃんが遊んでいるものです。

なんと、シャロムでカヌー?!

静かな第2ポンドをすべるようにカヌーがすすんでいきます。
定員は大人で3人は余裕なので、家族連れで来られたらすこし遊んでみてはいかかでしょうか

ちなみに、料金はいりませんよ(^^)
きっと、奥さんと子供が喜ぶと思います。

どうも女性は水面を滑るように進むその感覚が好きなようです。
妻の玲子もやはりカヌーに乗せると静かになります?????
カヌーで静かに水面を滑って行きますと、水が透明なため水底がくっきりと見えて、そして流れていきます。

小さな稚魚たちの群れや大きな美しいヤマメのパールマークや時にはライズを見ることができます。
なんというか、静かな、そうして生命に溢れた・・・豊かさを感じます。
渓流とはこんなに豊かで生命溢れるものなのかと今更ながら感動します。

ところで、このカヌー・・・ほんとは草木湖で乗るために購入したものです。
やはり大きな湖で乗りたいものですね。(^^)

ちなみに、草木湖は動力はだめですが、ボートは乗り入れ可能です。

これから、夏も真っ盛り!
子供を連れて家族慰安にでもきませんか!
ティピーもありますし、ナイターもできますし・・・それに蛍もたぶん見れますよ。

それにしても、週末の天気の悪さ!ではありますが・・・

2006年07月07日

●壁紙20060701Ladder_of_angel

天使の梯子ですね。
すいません m(--)m もっと良い写真が撮れるはずなのですが・・・・
なかなかタイミングと心がのりません。 クスン・・・
美しい瞬間は毎日あります。 でもその時、カメラが手の中に・・・・

それがいつもの問題です。

ちょっと、青を強くしてみました。

使用方法

1 下の画像を左クリック
2 開いた大きな画像を右クリックし、たぶんその中にある、壁紙に設定というコマンドを選択する

サイズ 1280×1024 214KB

2006年07月06日

●渓流を見ながら思うこと・・・NO3

ところで、瀬と淵では水生昆虫の生産力が瀬のが大きいと書きましたが、その理由の一つに フラッシュ効果というものがあるらしいです。

これは、光が水面の波立ちによりチラチラと変化することにより、水底の植物(付着藻類など)が刺激を受け光合成の能力が高まる効果のことだそうで、このフラッシュ効果も当然瀬の方が圧倒的に大きいわけです。

また、シャロムの森の渓流はさらさらと流れ、澄みきっていて水底の石もどちらかというと付着藻類などが少なくきれいだと思います。
じつはこれがシャロムの魚たちにとっては大きな問題なのです。

付着藻類・・・・つまり水底のコケや藻のことです。よく日当たりがよく、水流が安定している河床にはヌルヌルと青茶色の藻が石に付着しています。・・・・これが河川における生態系の一次生産者です。

この生産者の生産力が大きいほど、その上に構築される二次生産者(水生昆虫類)の量が大きくなります。
ところが、これがシャロムでは不思議なほど少ないです。

日本のような山岳渓流における付着藻類は、その急峻な流れと降雨による水量の激しい増減、渓流上の発達した林のため、日光があまり入らないことにより増加することができません。

日本の山岳渓流における二次生産者(水生昆虫類)はその出現種類は多いのですが、現存量は1m2当たり1~2g程の少なさです。その理由の一つがこの付着藻類の生産量の少なさにあります。実際に調査によると、水生昆虫の窒素と炭素の安定同位体比を測定すると、渓畔林の葉のそれに近い値になることから、山岳渓流における水生昆虫の生産力を大きく支えるのが渓畔林であることが推定されます。

しかし、中流域では水温も上昇し、川原が広く、日光も十分入り、流れも緩やかであり、河床には付着藻類が発達しています。当然水生昆虫の餌の供給量も大きくなり、その現存量は1m2当たり5~20g以上になるようです。

ですから、シャロムの場合、やはり瀬に光を入れて光合成を促して付着藻類の生産力を高めることが一番のカギではないかと思います。

そういえば、今年の魚達は皆、プリプリとしてシャロムらしくない素晴らしく太った魚体が多いです。これは昨年の秋に台風が来なかったことが大きく影響していると考えています。

つまり台風のような大水による落ち葉の流出がなかったので、それによる水生昆虫の生産力が高まったのでしょう。


ライズメーカーによるスーパーライズ!などと時々興奮してしまう自分ですが、冷静に自然を見つめてみますと、やはりお日様の力には圧倒的にかないません。

いくらライズメーカーを設置しても、所詮は局部的なもの!たぶんライズメーカーを中心に50mくらいの上、下流が影響を受けるくらいだと思います。

それに比べ、自然の力は本当にすごいものだなあ・・・といつもながら感嘆してしまいます。

ほんとに全ての者達(コケ、水生昆虫、魚、そしてその渓流に関わる人間、ルール)、そして事象(天候、季節・・)は繋がっていて、互いに影響し合っているのですね。

Pict0066.JPG

 渓流を見つめながらそんなことを考える今日この頃です。
  ・・・・・でもやっぱり、小賢しい手をいろいろ考えてしまいます。(^^;)

2006年07月05日

●渓流を見ながら思うこと・・・NO2

さて、多様な光環境とは・・・・

実際に渓畔林を伐採する場合、
まず渓流は瀬か淵かに大別できるので、二つに区別できます。

皆さんも時々感じたことがあるかもしれませんが、シャロムの様な山岳渓流の場合、場所によっては上流の日当たりが良い淵の方が下流の暗い場所より水温が高いことがあります。

これは、たぶん蒸発散によるものだと思います。

瀬の水流が早く流れ、水しぶきがあがっている場所では盛んに蒸発散が起こっています。当然水温は下がります。
それに対して、同じ面積、同じ日射状況でしたら淵の水が淀んでいる場所では蒸発散が起こりにくく、実際日光が差し込む水底などでは妙に水温が高かったりします。

よって、もし水温の上昇を防ぐのでしたら瀬の上の木を伐採し、日射を増やすのが良いと思います。
(たぶんさほど水温は上昇しないでしょう・・・)

ただし、逆に蒸発散を促するので水量は淵に光を入れるより減少するかもしれません。

蛇足ですが・・・・
シャロムの第一ポンドにて、夜明け前にポンドの堤上まで沁みていた水が日が昇るとすぐに数CM水位が下がり、堤上が乾いていくのが観察できます。それほど日光による蒸発散の量は多いのです。

一方水生昆虫の立場から言えば、やはり瀬の方が明らかに棲息数、種類が多いようです。

よって、多様な光環境をつくる指針としては、瀬の上を明るくするという方向で行くつもりです。

そうして、もう一つ、その時期ですが、

本来、この伐採は秋の台風シーズンが終了した頃、紅葉が終わる前に行うのが1番効果があるのかもしれません。
というのは、伐採木の処理において、それを川の肥料にするのが1番得策だと思うからです。
日光を入れるために伐採した木々を一部は渓流を横断するように伏せて、小さなダムとして、その上に伐採木の紅葉や枝を堆積します。

そうすれば、まずはその横断した木による小さなダムにより、小さな淵が形成され、そこに産卵礁ができる可能性がありますし、その堆積した葉は長い冬を通してゆっくりと分解され、水生昆虫の温床になることでしょう。

そうして、春の水量が多くなる頃までには木々はずいぶん分解され、弱くなり、大水がでても、鉄砲水になるような木々の堆積はないと思われます。

                       ・・・・・・・・・NO3につづく
Pict0058.JPG

2006年07月04日

●渓流を見ながら思うこと・・・NO1

毎日毎日渓流を見ながら、なんとかもっと魚達が食いつきがよくなるように・・・とか、もっとライズがおこるためには・・・とか考えています。

とくにお客様の釣果が思わしくない時、なんとかできないものか・・・それともやはりこのシステム(無放流の完全C&R)では無理なのか・・・と思うこともあります。

いったいどうしたらもっと魚達に食い気を持たせることができるのでしょうか。

そのヒントはライズメーカーにあるきがします。

夜中中ライズメーカーによりスペントフォール、もといスピナーフォールを発生させ、バクバクとひたすら食っていた者達は翌日もドライに対する反応が良く、常に上昇志向です。(^^)
そしてまた、ライズメーカーにより作り出されるスピナーフォールはまさしく生きた虫が水面上を(もしくは水面直上を・・・)逃げまどう状態なので、魚達にとってはその一瞬の判断により食いつくしか方法がなく、いわゆるスプーキーな状態(一度近寄り、よーく観察して見切る状態)を持つ時間がないので、とにかく反射食いに近くなります。

いわゆる投げ食いですね。(^^)

そしてもう一つ、理由はよくわかりませんが、あれほどスプーキーで人の影に敏感だった第一ポンドの魚達が、岸辺に人が立ってもあまり逃げなくなり、ライズマシンの捕食ラインに陣取り、上を向いているようになりました。

これは、やはり水面上を飛ぶ虫が多いということが魚の性質を作り出しているのかもしれません。

さて、ここから導かれる答えとして、水面上に虫を集める、渓流沿いに虫を集める、ということが出ます。

シャロムの渓流では、水生昆虫が結構水中の石などにはたくさんいるのに、(ニンフの状態ではよく見つかるのに、)あまりスピナーの状態では川面に飛んでいるのを見かけません。

けれど、よく樹の上や道路上では見かけます。特に雨上がりの湿度が高く、日光がぱっと差し込んだときなど、それがよく見かけられます。

もしこれが水面上だったすごいことになるのですが・・・水面上は暗く、日光が差し込みにくく、虫が好む条件ではないのかもしれません。

ほとんど全てのお客様が言われますように、現在のシャロムの渓畔林は暗すぎます。

ここが、キーポイントなのかもしれません。前々からこの話はよく言っておりますが、まだ実行できずにおりますが、やはり渓流に多様な光環境を作り出すことが大切なのだと思います。

                                         ・・・・・NO2につづく
09120001.JPG

2006年07月02日

●ただいまシャロムの樹への巡礼路を整備中

最近のWWOOFERのお仕事は遊歩道作りです。今日はシャロムの樹への歩道を整備しています。
今まで、途中道が消えたりしたのでなかなか単独で行くのが難しかったのですが、これで間違いなくいけるようになるでしょう。

実際、30代の方で登りが30分くらい、下りは20分くらいだと思います。
とても神秘的な場所です。

ぜひともシャロムに来られたら、1度は会いに行かれるとよいと思います。

1000年の時間の流れを感じられる、そんな場所です。

06290006.JPG

●いったい誰が・・・

この写真・・・前に記事にしたことがありますがミソサザエがスズメバチの巣をリサイクルして使用していたものです。

久しぶりにそのそばを通ったので、見てみると、なんとちょうど巣の部分がえぐられています。!

どうも腐って落ちたように見えません。

一体誰がこの巣をほじくったのでしょうか。
なぜなら高さが2.5m以上はあるのですから大人でも手が届きません。

熊?くま?クマ・・・・

ヒグマならわかりますが、本州のツキノワグマではそんなに背の高い奴はいるはずありません・・・

でも・・・・もしかしたら・・!

いったい誰の仕業かわかりませんが、森の中を歩いていますといろいろ不思議なことに出会います。


2006年07月01日

●釣行記録 20060629 K.M

天候:晴 気温:23-28℃ 水温:13-14℃
場所:
09:30~15:00 右沢:R1~R4の少し上まで
15:30~17:00 第一ポンド~曲がり大岩淵(M1+100m)まで
釣果:
ヤマメ4匹(15-20㎝)
イワナ8匹(15-22㎝)
ニジマス7匹(20-30㎝)

使用Tackle:
Rod - 6'9" #2/3
Leader - 5X 8ft + Tippet 5X or 6X 2~3ft
Fly - ライツロイヤル#14 アダムスパラシュート#14 IWAI-イワナ#12

感想:
梅雨の晴れ間を狙って、2回目のシャロムの森の釣行です。
右沢に入渓後、すぐに小さいイワナ2匹が釣れ、今日は爆釣か!?

と思いきや...ドライにはまあまあの反応があるのですが、魚のサイズが小さく、フッキングしない10cm未満がかなりありました。

数はそこそこ出たのですが、いいサイズの魚を引き出すことができなかったのがちょっと残念でした。少し沈めればよかったのかも。
夕方はドーム下の流れで、ニジマスに遊んでもらいました。

放流魚でも大水を生き抜いたニジマスのパワーはすごいですね。
また、その魚体の美しさにもびっくりしました。
ナイターも少しやりましたが、ライズメーカーの威力は圧巻でした。

辺りが暗くなり虫が集まり始めると、スプラッシュライズの嵐。

フライが落ちた瞬間に、魚体を全て水面に現してFlyに飛びつく
姿には大興奮でした。