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2007年01月21日

留学日記 その46(1/19) さよなら、北京、、、

 1月19日(金)
 朝、電話のベルが鳴る。。。時計を見ると、、、6時半!げっ!?何で?やばい!間に合う??
 とにかく、電話に出ると、ウー・フォンだ。
ウー・フォン「れいこ?」
あたし    「ウー・フォン!」
ウー・フォン「何時に出るの?」
あたし    「(まだ、寝巻きだったけど、、) もう、出るよ」
ウー・フォン「送りに行けなくて、ごめん」
あたし    「え?そんなの、いいって。ありがとう(起こしてくれて!)」
ウー・フォン「ありがとうなんて、いらないよ」
あたし    「いや、本当にありがとう(事情を説明したいけど時間がない!)」
ウー・フォン「日本に着いたら、電話ね」
あたし    「うん、わかった。電話する。夜だと思う」
ウー・フォン「じゃぁね」
あたし    「うん、じゃぁね。またね」
ウー・フォン「またね、気をつけて」
あたし    「うん」

 ウー・フォンに感謝しながら、慌てて着替えて、荷物をフロントまで、引きずっていく。すると、フロントにいるのは、あの、最初に来た日にお世話になった、チェ・ジーポンだ。(みんな、覚えてるかな?)やけに感動してしまった。。。が、とにかく、タクシーを呼んでくる!と一声かけて、外に飛び出す。学校の警備の人に、荷物いっぱいで持てないから、タクシーで入っていいかと、わざわざ、聞く。すんなりOK。ターニャにあいさつ。時間が早いから、一声かけるだけのつもりだった。
あたし  「(小さい声で) ターニャ、あたし行くね。」
ターニャ 「う~ん、、、」
 以外にも、寝坊助ターニャが起き上がる。
あたし  「あ、いいよ、寝てて」
ターニャ 「レイコ、ありがと、、、」
あたし  「なんも、なんも」 (←慌ててるので、日本語)
ターニャ 「あたし、レイコが、ルームメイトで、ほんとヨカッタ、、、」
あたし  「そんな、、、あたしだって、そうだよ」
ターニャ 「あたし、手紙書いていい?」
あたし  「え?もちろん!ターニャ、もしも、日本に来たら、、、きっと、うちに来るんだよ」
ターニャ 「うん、」
あたし  「じゃぁね!またね」
ターニャ 「またね」

フロントに戻ると、なんか言っている。慌てているのでよくわかんない。
服務員 「〇×△ 湯のみ茶碗が、、、」
あたし 「茶碗??あぁ~!!」
 あたしは、洗面台のコップとか歯ブラシとかを忘れたことに気づく。お礼を言って、取りに行くと、なぜか、服務員もついて来る。とにかく、コップとか歯ブラシとか、上着のポッケに入れてると、、、
服務員 「そうじゃなくて、、、最初に部屋にあった湯のみ茶碗がないんですけど、、、」
あたし 「は??最初からあった??そんなの、あたしが来た日からなかったよ!」
服務員 「でも、2人部屋なら、2つ置いてあったはずです」
あたし 「でも、ホントになかったよ。ホント!」
服務員 「でも、、、」
あたし 「ほんとに、来た最初に来た日から、見てないよ!」
 あたしは、チェ・ジーポンのとこに行って、、、
あたし 「ホントだよ、ホントに、最初からね、なかったよ。ホントだよ!ホント!」
 チェ・ジーポンは、少し困った顔をしたけど、、、結局、笑って、、、
チェ・ジーポン 「わかりました。OKです。」
あたし 「(ほっとして、、、)  ありがと~! (やっぱ、この人、いい人だ~!)」
 そして、荷物をタクシーの運ちゃんにパス。フロントに戻って、チェ・ジーポンに言った。
あたし 「今回は、もう時間がないけど、、、次、来た時は、ご飯一緒に食べに行こう」
 チェ・ジーポンは、また、少し困った顔をして、うなづいた。
あたし 「じゃぁ、また。」
チェ・ジーポン 「また。」

 タクシーまで、ダッシュ。。。そして、タクシーに乗りこむ。気が抜けた。
 終わっちゃったなぁ。。。

 時間は、もう7時を過ぎている。予定より、1時間も遅い!気をとりなおして、聞いてみる。「飛行機が8時半なんだけど、間に合うかな?」タクシーの運ちゃんは、自信を持って、答えた。「大丈夫!」
 いつもなら、酔っ払ってたって、タクシーの運ちゃんにも、しつこく話しかける。この時はダメだった。なんか、ダメだった。力が抜けて、あっという間に寝てしまった。

 まぶしい気がして、目がさめると、そこはもう、、、空港だった。タクシーの運ちゃんが荷物をカートに載せてくれた。
 終わったなぁ。
 あとは、これを預けて、軽身になったら、もう日本だ。しかし、、、時間を見ると、8時!おいおい、やばいっしょ。哀愁(?)にひたる間もなく、急いでチェックインカウンターへ。あまりの遅さのせいか(?)、カウンターには、だれも並んでない。。。預ける荷物を、よいしょと載せる。と、、、
服務員 「〇△×!」
あたし  「は??」
服務員 「重量オーバー!」
あたし  「重量オーバー?じゃぁ、どうすればいいの?」
服務員 「オーバー分、料金加算です」
あたし  「えっ~!」
 おいおい、タクシー代かけて、やっと来たのに、さらに加算??勘弁してよ!
あたし  「じゃぁ、こっちの、こっちにちょっと入れて、これは、機内持込する」
服務員 「機内持込は、1つだけです」
あたし  「1つにすればいいんでしょ」
 あわてて、荷物を1番大きい袋に入れ替えていく、、、重いものを、できるだけ、預ける方に入れて、持ち込むはずだったリュックも、しょうがないので詰め込む、、、しかし、持込用のカバンは、まだまだ、重い。。。こんな、重いの、飛行機の荷台に上げれっこない!
あたし  「まだ、大丈夫??(入る??)」
 服務員は、つまらなさそうに、うなづく。よし!と、さらに、入れ替える。もう一度、機内持込の方を持ってみる。これなら持てそうだ。
あたし  「これで、いいです」
服務員 「はい、照合の札」
あたし  「どうも」
 それからは、ダッシュ!出国審査もそれほど込んでない。めずらしく、通る時に赤ランプもつかない。来たとき、出発が5時間に遅れたことを思い出す。なんで、あたしが遅れる時に、遅れてくんないんだろうねぇ~。とにかく、重い荷物をかかえて、ゲートへ、、、やっぱりだれもいない。。。みんな、とっくに飛行機に乗ったんだな。あ~、でも、あたしも、、、間に合った。。。
 飛行機の中では、バク睡! もう何も、考えれなかった。考えたくもなかった。ご飯の時に起こされて、食べてまた寝た。
 そして、あっという間に成田空港。1時半だった。桐生直行のバスは、3時15分。2時間近くあった。日本に着いたら着いたで、早く帰りたくなった。荷物、宅急便で送って、電車で帰っちゃおうかな??
 でも、これ、宅急便で送るったって、、、すごく高いに決まってる。パパに電話。バスで帰ると伝えた。パパは、こどもと、桐生まで来てくれるという。おかえり!と言われた。妙に、なつかしかった。。。
 さて、どうするかな?と、中国語ジャーナルのCDを聴いてみる。来る前は、何回聞いても、よくわかんなかったやつで、4月号を買ってから、ず~と、クリアできなかったやつ。聴いてみる。すると、、、わかんない単語はあるものの、結構、聞き取れる!うれしくて、ず~と、聴いた。これなら、毎月1冊、クリアできるかも???年間購読しちゃおうかな~♪
 時間になって、バス停へ。そこで、パキスタンの人とおしゃべりしながら、バスを待つ。なんと、同じ飛行機に乗っていた人だった。バスでは、CD聴きながら、後ろの男の子と遊びながら、、、またもや、寝てしまった。そして、佐野、、、足利、、、と止まるたびに、あれ??とビックリしながら、あ、まだだ、、、と、寝る。 桐生は、終点だから、心配もないんだよなぁ。。。と思いながら。。。
 そして、とうとう、終点の桐生。寝ぼけながら、あわてて、荷物をまとめて降りる。中国語ジャーナル、本を忘れないようにしなきゃ、、、と、思ったのに!!帰ってから、しっかり忘れたことに気づいた。中国では、いろいろ、うまいこと、行ったのに、行きと帰りは、ちょっとよくなかったなぁ。どういうんなんだろ??などと、思いつつ、パパと子ども達を探す。
 しかし!!!当然、もう来てる、と思ってた、パパと子どもがいない??前は、降りる前から、手振ってたのに、、、と思いつつ、預けた荷物を受け取って、ひきずろうとすると、、、
 「ママぁ~」
 懐かしい声!
 振り向くと、3人が、かけってくる。3人が、かわるがわる、飛びついてくる。懐かしい感覚。「ただいま~!」といいながら、順番に抱っこ♪ みんな、何となく、、、たくましくなったような気が???そっか、、、子どもたちも、がんばってたんだなぁ、、、、すると、こどもたちの後ろの方から、ゆっくり、ゆっくり、歩いてくるパパが見えた。

 あたしは、やっと、帰ってきたなぁ~、と思った。

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2007年01月20日

留学日記 その45(1/18) 明日は、帰国、、、

 1月18日(木)
 明日は、朝8:30の飛行機。ということで、今日は実際が最後の日。
 ウー・フォンに買い物につき合ってもらう、勉強、そして、ネット電話のやり方を教えてもらう予定だ。予定より、30分遅れて出発。昨日の飲みすぎを考えれば、できすぎか(?)とりあえず、ウー・フォン宅で、ネット電話、、、しかし、なぜか、パソコンがバグりまくる。どうしようもなくて、再インストール。ウー・フォンはもともと、ソフトウェアの開発者なので、どうってことはない。でも、時間はかかった。結局9:30に着いたのに、11:30くらいまでかかった。その間、テレビを見たり、餃子を食べさせてもらったり、、、(あたしは、気持ち悪くて、朝食ヌキだった。。。) あたしも、ボケッとしてたので、何とも思わなかったけど、明日帰国する前日とは、とっても思えない過ごし方だ。
 そして、買い物。お茶とかお菓子とか調味料とかおもちゃとか、、、、頭がまわってないので、その場で感じで買い物。今でも、すごい重い荷物なのに、こんなに持てるんだろうか??と、そればかり考えてしまった。このときの買い物だけでも、結構重かった。。。さらに、宿舎にある荷物を持って帰ると思うと、、、ホント、頭がクラクラだ。。。どうして、こんなに重くなってしまうんだろう?それでも、みんなのお土産、ちゃんとあるかな??ほんと、心配だった。
 結局、宿舎に戻ったのは、4時ごろ。チャン・フゥイロンの家に行かないといけなかった。でも、その前に、荷物の整理だ。詰めてるうちに、絶望的になる。。。。とてもじゃないけど、入りきらない。持てない。。。煮詰まって、林さんに電話。大きいカバンを買うべきだといわれ、なるほど、その通りと思う。そして、もし、時間があったら、また、高野家に遊びに行こうということになった。高野さんに電話すると、おいでおいで、と言う。これは、行かな、いかん、、、と思ってしまった。慌てて近くの店にカバンを買いに行く。が、財布を見ると、お金がない。しょうがなく、ビニル製の大きい袋を買った。これなら、絶対に入るはずだ。宿舎に戻って、もう一度つめる。ラクラクなので、適当に積み込む。しかし、重すぎて持てない。。。どうすんの?これ??しょうがない、やっぱ明日はタクシーで宿舎の前に来てもらって、運ちゃんに手伝ってもらって、空港へ直行だ。空港バスの方が圧倒的に安いので、今までほとんどタクシーは使ってなかったけど、しょうがない。
 そして、チャン・フゥイロンに電話してすぐ向かう。チャン・フゥイロンもシン・ダーションも、相変わらず大歓迎してくれる。中国の肉まんとか、肉もちとか、いろいろ出してもらって、お腹一杯。おまけに、服をプレゼントしてもらった。この2~3日行けなかったのが、本当に残念だ。それでも、高野家に行く約束があったので、後ろ髪を、思い切り引かれながら、帰ることに。。。

 ↓↓↓ 最後に、3人で記念撮影 ↓↓↓

 プレゼントの服を、早速着てよ、といわれて着てみた。。。札が、まだ、しっかり付いてるね。

 2人はバス停まで送ってくれた。今度、中国に来たときも、絶対に来るから、と約束。チャン・フゥイロンは、こんどは、子どもも連れてきて、あたしの保育園で、めんどう見るからと言う。本当にうれしい。あたしは、本当についてる。バスが来たよと言われ、最後のお別れ。またもや、閉まったバスの戸をたたいて、乗せてもらう。運転手さんが、さよならも短くしてよ、なんて言ってたけど、お構いなしで、バスの中から2人に思い切り手を振った。2人もずっと、バスを見送ってくれてた。
 戻ったのは、もう9時だった。すぐに、林さんと待ち合わせして、高野家へ。高野さんは、いろいろ料理を作ってくれてた。だんなさんも、もう帰っていた。10時だった。そして、また、飲み始める。留学中は日本人とつき合わないほうがいい、という考え方もある。せっかく、中国に来てるなら、できるだけ、中国語を話す機会を増やすためらしい。それは、そうだ。あたしも、来る前は、それは当然だと思ってた。けど、、、、来てみたら、、、違うと思った。同じ班の子なら、自分より上手な人も、下手な人もいる。練習のために、うまい子とばかり話すのも、なんか変だ。あたしは、やっぱり、自分が話したいと思う人と話したい。あたしは、この2人と知り合えて、すごく楽しかった。別に、話すときに中国語をずっと使ってたから、とかじゃない。3人だけの時は、日本語だった。でも、楽しかった。2人は、ほかに外国の人がいる時は、中国語を使ったし、そういうのでいいんじゃないかな?中国で中国を勉強してるけど、日本語を話すことで、卑屈になるとか、ダメだとか、思うのはヘンじゃないかな。あたしがこう思うのは、午後も、中国の人と話す時間があったからかもしれない。確かに授業以外、ずーーと、中国語使わない、っていうのは、もったいないもんね。でも、、、やっぱり、「相手が日本だったらつき合わない」、ってのも、なんか、ヘン。。。高野さんも言ってた。「日本人と最初からつき合おうとしない日本人って、、、、なんか、冷たいよ。」 あたしも、そう思う。とにかく、あたしは、この2人とこんなに仲良くなって、すごく、よかった。ホントに!!
 ちょっと、横道にそれたけど。。。結局、3人と長々と話し続けて、なんと2時半。こりゃ、帰ろうということに。この日は、そんなに酔っ払ってなかったのに、またもや、タクシーは、林業大学に、、、一体どうなってんの??この日は、冷静にタクシーの運ちゃんを誘導して、学校の門に着いた。宿舎に着くと、やけに冷静で、、、あ~、終わったなぁ、と、しみじみした。残りの荷物を整理して、目覚ましを6時にセット。ちょうど、3時半だった。
 明日は、、、もう、日本なんだなぁ。

投稿者 reiko : 23:58 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月17日

留学日記 その44(1/17) 授業終了!

 1月17日(水)
 朝起きて、食堂へ。。。昨日のデジカメがあるか聞きに行く。しかし!そこにいた服務員は知らないという。きっと、ある、と、勝手に思ってたので、ショック!ほかの服務員は知ってるかもしれないから、午後にまた来てくれという。まじか、、、あ~、あたしってアホだなぁ、と思いながら、教室へ。。。
 最後の授業の日。この日は、聴力の授業から。といっても、勉強じゃなくて、おしゃべりだ。昨日、林さんとカラオケ3時間!という話から、思わぬ展開に、、、

先生  「3時間も!?そんなに、歌好きなら、一曲歌ってください」
あたし 「えっ~!!」
林さん 「・・・」
先生  「ほら、遠慮しないで!」
あたし 「(いやぁ、、、別に遠慮じゃなくて、、、) あ、でも、歌詞ナイしな~」
先生  「なんでも、いいから。日本のでも、中国のでも、、、」
あたし 「まじですか?」
先生  「まじですよ。 (そして、教室の戸を閉めて、、、) ほら、これで、大丈夫。遠慮しない、遠慮しない!」
あたし 「(う~ん、なんて明るい性格なんだ!) う~ん、林さん、昨日うまかったから歌ってよ」
林さん 「え~、やっぱり、、、小森谷さん、歌ってよ」
 みんなも、あたしの方を見てる。。。。(ような気がする??)
 でもさ、ここは、教室だよ!?
先生  「さぁ!」
 あたしは、もう歌うしか、ナイ!と思った。もし、ここで最後まで歌わなかったら、場が一気にシラけてしまうに決まってる!
 ここで歌わなかったら、女じゃない!しょうがない!がんばれ、日本人!
あたし 「わかった、、、じゃぁ、、、、日本の曲を、、、一番だけ、、、」
 みんなが拍手!!
 あたしは、腹に力を入れて、歌い始めた!
あたし 「今は こ~ん~な~に、かなぁしくて~、、、、」
 みんなが、興味しんしんで、あたしを見てる。どうせ歌うなら、力いっぱいだ!
 ますます、声を張り上げて、、、
あたし 「なみ~だぁもぉ か~れぇはてぇて~、もう、二度と~笑顔には~、なれそぉも~な~いぃけ~どぉ~~、、、」
 途中で、遅れてきた子が入ってきて、何事かと、可笑しそうにあたしを見て、席に着く。
 もう、なんとでもなれ!!さらに、お腹に力を入れて、歌い続ける。。。
 そして、ようやく、最後のフレーズ、、、
あたし 「~~うまれかわぁって~あるきだ~すよ~~。。。。」

 終わった!また、みんなの拍手!チョー!!!!恥ずかしかったけど、ま、これも、あとで思い出せば、よかった、よかった、だ。
 そのあと、みんなでジェスチャーゲームなんかしながら、あっという間に、授業が終わる。
 そして、クラスの1人の子が言う。なんと、あたしのデジカメ、ほかのクラスの子が持ってるという。20分の休み時間に、慌てて取りにいく。あ~、よかった!!結構、朝、ショックだったんだ。
 ちょっと遠くの宿舎まで、クラスの子に案内されていく。この子とも、こんなにしゃべったのハジメテかも。そして、無事にデジカメを受け取って宿舎を出る。しかし、出口(?)がわかんなくて、迷う。途中、宿舎の子らしい子に会って、聞く。
 「外出したいんだけど~??」
 相手の子は、わけがわからない顔をしてる。 いかん、いかん、と冷静になってもう一度聞く。
 「あ、迷っちゃって、、、宿舎の外に出たいんですけど?」
 その子は、やっとわかったというような顔で、笑って、案内してくれた。何度もありがとうを言って、やっと外に出る。う~ん、、、おしゃべりに夢中で、周りを全然見てなかったんだな~。ちょっと、アホだったかも。
 そして、次は、正真正銘、最後の授業、口語の授業だ。行くと、もうとっくに始まっている。席に着くと、早速、先生が言う。
先生  「小森谷さん、初めての留学だけど、結構しゃべれますね。どうやって勉強しているか、みんなに紹介してください」
 え?と思った。けど、さっきの歌よりは、ず~と、楽かな?と思った。
あたし 「え?あぁ、日本でですか?ここでですか?」
先生  「どっちでもいいです」
あたし 「じゃぁ、、、日本でのことをはなします。あたしは、もう、勉強初めて3年になります。最初は、ラジオの中国語講座で、ひとりでしてました。」
先生  「ひとりでですか?」
あたし 「そうです。1日20分、時間がないときも、これだけは、毎日聞きました。」
先生  「小森谷さんは、子供が3人もいて仕事しているから、時間がないですね」
あたし 「そうです。でも、こどもを送っていった後に、必ず聞きました。それから、仕事です。」
先生  「ほかには、ありますか?」
あたし 「今は、週に2回、3回、中国語のサ-クルに行ってます」
先生  「どのくらいかかるんですか」
あたし 「車で1時間くらいです」
先生  「遠いですね。中国の人はいるんですか?」
あたし 「近くの大学の中国の留学生がたくさんいるので、彼らが先生をしてくれます」
先生  「なるほど。小森谷さんは、毎日毎日、続けてますね。これが、秘密ですね」
あたし 「そうかな??」
先生  「ほかには?」
あたし 「映画が好きなので、中国語の映画とか、テレビのドラマを見ました。」
先生  「見てわかりましたか?」
あたし 「字幕があれば何とか。でも、わからない時は、止めたりして。」
先生  「なるほど。。。」
 あたしは、しゃべる方は、それほどと思ってないので、こんな風に、勉強のしかたをみんなに紹介するとは思ってなかった。でも、うれしかったかな。そのあと、うちの家族とか、山に住んでることを紹介したりした。そして、みんなで、ず~とおしゃべり。あっという間に、最後の授業は終わった。。。
 この日、ウー・フォンと会って、どうも22日の飛行機は取れそうにないな、という感じだった。そこで、あたしが帰国してからも、ネット電話で、勉強を続けよう、ということになったのだ!あたしも、1日1時間くらいなら、大丈夫と思った。ほんと、あたしって、ついてる。この、機会を大事にして、なんとか、最低1時間、時間をとんなきゃ、と思った。がんばれ、がんばれ!だ。
 そして、夕方から、中国の人と結婚した、高野さんちに、林さんと遊びに行く。とってもきれいな家で、ちっちゃな犬もいたりして、よかった。3人で焼酎を飲みながらおしゃべり。だんなさんが帰ってきた後は、中国語でおしゃべり。
 この日、あたしは、不覚にも(?)最後の方、記憶が途切れてる、、、よく、ひとりで、無事に宿舎に帰り着いたもんだ、、、もう、最終バスもないし、(ベロベロだし??)タクシーで帰った。「語言大学」と言ったのに、「林業大学」前に連れてかれ、林業大学の警備のお兄さんに、どうやって帰ればいいんだ!とからんだりしてたような、記憶がある。たまたま、授業が始まる前、歩き回ってた時に、林業大学前を通ってたので、タクシーの運ちゃんに、あっちだ、こっちだ、と指示しながら、語言大学の東門に、たどり着いた。次の日、林さんに聞くと、そんなに酔っ払ってるとは思わなかった、と言われた。酔っ払ってるのに、ほかの人にはわかんないのも、問題だ。。。
 この日は、宿舎に戻ると、ターニャが先に寝てた。(当たり前か?)あたしも歯をみがいて、すぐに寝た。。。次の日は、ウー・フォンの家に9時に行くという約束だったので、しっかり、目覚ましセットして。あんなに酔っ払ってたのに、ただでは、寝ないとこが、自分でも不思議だ。

投稿者 reiko : 16:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月16日

留学日記 その43(1/16) 終了パーティ

 1月16日(火)
 今日は最後、「閲読」のテスト。思ってたより、難しかった。授業でやってことを、案外覚えてなかったりして、ちょっとビックリ。 問題ないと思ってた「閲読」だけど、あなどれず、だ。でも、所詮、漢字の世界。ということで、できなかったわけではない。文の流れから、想像しながら、答えた。
 そして、夕方から、5週の班の夕食兼パーティ。明日が、授業終了の日なので、そういう日は、学校がパーティをしてくれるのだ。学校主催なので、もちろん、ただ!無料です。ぴったりの時間に行くと、先生たちが、それぞれの班の生徒たちを、それぞれのテーブルに案内してる。先生がしてくれるとこが、なんとなく、うれしい!
 そして、修学証明と成績書が渡される。
 なんと、あたしは、クラスで1番♪だと、先生が言ったような??えっ??ホントかい??まさかね、、、そんなわけないから、違う話をしてるんだろう。。。この時は、そう思い込んでた。いつもの、都合のいい勘違いかな??単に、ほめてくれたんだろう、、、そんなに反応しないで、ニコニコしてみた。(でも、次の日の授業で、もう一度言われて、ホントだと気づいたのだが。。。)

 ↓↓↓ これが、そう。 うん、いい成績だ♪  ↓↓↓

 まぁ、聴力のテストはなかったからなー。あったら、そんなわけはなかったろうな。
 見えるかな??口語は84点、閲読は92点。

 ↓↓↓ これが、学習証明書 ↓↓↓

 何かに役立つわけじゃないんだけど、ちょっと、うれしいかな

 そして、そのあと、みんなで食べながら、おしゃべり。うちのクラスは24人もいたので、その日初めて話した子もいた。最後に、連絡先を交換したり、写真を撮ったりして、お開き。5週間でこんななんだから、長期のクラスは、もっと、親しくなるんだろうなぁ。
 ↓↓↓ なぜかぶれてる?宴会の写真↓↓↓

 中国では、料理置くとこがなくなると、皿の上においてしまう、、、

 ↓↓↓ 聴力の先生と ↓↓↓

 まるで学生みたいだけど、先生です。ノリもよかった♪

 その後、クラスの林さんとカラオケへ。実は、中国でカラオケ行くのは初めて。今までは、高いと聞いてたので、わざわざ行かなくてもいいやと思ってたのだ。林さんの知り合いの、店の人が接待、林さんの友達も来たりして、結構おもしろかった。
 せっかくだから、写真を撮ろうと思ったら、なんとカメラがない!やばい!さっきのパーティで忘れて来たんだ。。。う~ん、どうも、あたしも、どっかぬけてるみたい。しょうがないから、明日、行って聞くしかないな。学校内だから、大丈夫だと思うけど。。。
 3時間、たっぷり、歌って、飲んで、話して、、、宿舎に戻る。次の日は、最後の授業だけど、おしゃべりの時間と聞いてた。予習する必要がないのだ!
 この日は、教科書を開かなかった、初めての日になった。

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2007年01月15日

留学日記 その42(1/15) 口語のテスト終了!

 1月15日(月)
 今日は、口語のテスト。一応勉強したつもり。こればっかは、とっさに答えれるか、とか、1回で聞き取れるかなので、今さら、ジタバタしてもしょうがない。
 テストが始まる。まず、裏返しになってる紙を選ぶ。そこに、テストの時、話す話題が書かれてる。あたしのは、「北京の交通」についてだ。ばす、地下鉄、タクシー、どれも乗ったことがある。話す内容もすぐに思い浮かんだ。これは、まぁまぁだったかな。そして、どうして、語源大学を選んだのか、とかも聞かれた。最後に、短文を読んで先生が質問するというやつだ。早く読もうとするんじゃなくて、内容を考えなら読み上げた。またもや、笑い話だ。クラス分けテストのときを思い出す。あの時より、ずいぶん、スムーズに話してるし、文を読んですぐ内容もわかった。先生の質問には、相変わらず、聞きなおしてしまってるけど。。。最後に、先生に、あたしの聴力は、まだまだだ、と言うと、そんなことはない!と言ってくれた。さすがに、先生も、悪いとは言えないよな。。。
 テストが終わると、あわてて、チャン・フゥイロンの家へカバンを取りに行く。
 行くと、昼間だったので、こどもが、いっぱい!すごい、かわいい!チャン・フゥイロンは、前からあたしがほしがっていた本を、プレゼントしてくれた。本には、自分の住所と電話番号、それに、シン・ダーションと息子の携帯番号まで書いてある。絶対に連絡が取れるように、ということなんだろな。うれしかった。
そして、チャン・フゥイロンが、日本人のお友達ですよ~、と紹介してくれる。すると、みんな、「こんにちは!」というので、ビックリ!そして、なんと、こどもたちが、日本の「海」を歌ってくれた!「う~みは、ひろい~な~、おおきいなぁ~~」ってやつだ。あたしは、もっとビックリして、「すごい!すごい!」と喜んで、拍手した。チャン・フゥイロンは、ほんとに、日本が好きなんだな。日本人なので、やっぱり、うれしい。聞くと、ご飯を食べる前は 「いただきます!」、食べた後は、「ごちそうさま!」 もしてると言う。帰るとき、みんなが「さよなら!」と、口々に言ってくれた。帰るのが、名残惜しかった。また、昼間、遊びに来たいな~。
 今日は、ウー・フォンと一緒に、パキスタン航空に行って、飛行機の日付を変えてもらいに行く。果たしてできるのか、全然わかんないけど、なんとか、変えてもらいたいと思ってる。

↓↓↓ これが、昨日、ターニャがくれたコップ ↓↓↓

 かわいいでしょ?早速、使ってます。

 3時になって、ようやく、ウー・フォンが来た。北京駅の方のパキスタン航空に向かう。国貿駅までは普通に着いた。が、どこに、パキスタン航空があるかわからなくて、30分くらい迷って、ようやく着いた。
 でも、、、聞くと、22日の席は満杯で、変更は無理という!ショック!それでも、なんとか、がんばって、キャンセルが出た時点で、ウー・フォンの携帯に連絡してもらえることになった。19日の分も、リコンファームしておく。18日までに連絡がなかったら、あきらめてくれ、とのことだった。当然、変更できるよな~、となんとなく思ってたので、ほんと、ショック!19日帰国となれば、明日授業が終わって、18日の1日しかない。しあさって、帰国、というわけだ。まぁ、しょうがない。今日から、寝る前に毎日、お祈りしないとね!22日、キャンセルが出ますように、、、
 そして、夕ご飯は、ウー・フォンと食べ放題の店に。聞くと、なんと、ビールも飲み放題!?ほんとかな?と思ったけど、中国ではビールは、水やジュースと同じ値段なので、それもそうか、と思う。
 
 ↓↓↓ これが、食べ放題  ↓↓↓

 食べ物が見えるかな??

 ↓↓↓ ついでに、あたしも撮ってもらった ↓↓↓

 ビールを飲んで、ごきげん♪

 食べ放題は、ひとり41元、日本円で600円ちょっと。ほかに比べると、めちゃ高いけど、入ったことなかったし、ごはんも、結構おいしかったし、ビールも飲めたし、まぁ、いっか、ってとこ。
 宿舎に帰って、約束してたので、林さんのとこに、ビールを持って遊びに行く。試験のことについて、相互学習してて思うことについて、林さんは、一見、穏便そうなんだけど、服務員さんの態度が悪かったりすると、怒ったりする。林さんは、退職したら、中国で日本語を教えたいのだ。「日本人は、自分の国に自信持ってないよね、ぼくは、日本語を教えながら、日本のいいとこを伝えたいんだ」、という。林さんは、日本人の考え方の元には、いつも「思いやり」がある。それは、外国から見ると、あいまいとか言われてしまうこともあるけど、日本人のいいところだ、と言う。あたしも、チャン・フゥイロンのとこに行って、こどもたちが、日本の歌を歌ってくれたこととかを話した。話してるうち、あたしも、日本に帰ったら、日本のいいとこを、いっぱい見つけたいな、と思った。そして、外国の人に、自信を持って教えてあげたいな、と思った。
 いろいろ話し込んでいるうちに、結局12:30になってしまった。あわてて、部屋に戻って寝た。明日は閲読のテストだ。

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2007年01月14日

留学日記 その41(1/14) 八大処公園へ

 1月14日(日)
 朝、7時に起きて、八大処公園へ。かばんは重いので、置いていった。2時には、家に戻ってくると言うことだったので、、、(これが、大失敗だったんだけど、、、)
 バスに乗って、1度乗り換えて、八大処公園に着く。

 ↓↓↓ ここが、入り口↓↓↓

 ↓↓↓ 「福」の前で、記念撮影 ↓↓↓

仏教のお寺で、日曜のせいか、人もいっぱい。でも、これでも、シン・ダーションは少ないと言う。中国って、ほんと、人がいっぱいいるんだなぁ。
 お参りの方法も教えてもらう。お線香も、何本も焼香した。

 ↓↓↓ これが、お線香の持ち方 ↓↓↓

 左手が上、右手を下に添える。親指の位置がポイントだ。額の前でお線香をもって、お願い事。次に胸の前に持ってきて、願い事。。。最後に礼をして、お線香を焼香場に指す。

 ↓↓↓ こんな感じです  ↓↓↓

 仏像の前でも、2人と一緒にお参り。まず、座布団みたいなのがひいてあるので、そこに左の膝からついて、右ひざをつく。頭を座布団までつける。手のひらは、最初は下向き、頭を座布団につけてしばらくしたら、手のひらを上に返す。そして、右ひざ、左ひざの順に、座布団からはなして、立つ。額の上で合唱して、礼をする。これを、3回繰り返す。建物の中に、仏像が4体、あったので、それぞれ、同じことを繰り返す。すごい、時間がかかるけど、こういうものらしい。ちゃっかり、いろんなことをお願いした。それぞれの仏像の前に、鮮やかな色の布や、花が置いてある。あれは、何?と聞くと、お願いがかなった時に、また来て、布や花を、仏像の前に置いてお礼をするんだそうだ。
 中国のお寺には何度も行ったけど、こうやって、正式に(?)お願い事をするのは、初めて。あなたも、やんなさい、と言われて、やり方を教えてもらって、やってみたら、なかなか、よかった。
 ↓↓↓ 奥の方に、塔もある。ちょっと記念撮影。 ↓↓↓

 2人の左側にあるのが、お線香の焼香場。

 このあと、姓名判断所に行った。何と、チャン・フゥイロンは、息子の名前を改名するという。今の名前は、よくない、と判断師(?)は、言っていた。ついでに(?)姓も変えるらしい。中国では、こんな簡単に名前を変えちゃうのかな?と、不思議だ。しかも、名前を選んだのは、シン・ダーションだ。なんとも、不思議だった。でも、この2人は、いつか結婚するんじゃないかな、、、と思ってたので、2人がそういう気なら、不思議じゃないかな?
 そして、お昼ご飯を食べて帰る。もう、2時近い。3時にウー・フォンと約束だったので、かばんは夜取りに行くことにした。バスを降りて走る。部屋に着くと、3時ちょっと過ぎてる、、、やばい、、、もしかして、もう来てたかもしれない。。。電話をしようとして、気づく!テレフォンカードも、電話番号のメモも、かばんの中だ!ちょっと、考えて、校内の公衆電話へ。中国では、人がいる公衆電話もあるのだ。幸い、ウー・フォンの電話番号は覚えていた。電話すると、ウー・フォンは4時くらいになるという。ほっとして、部屋で待つことに。しかし、かばんがナイのは、ちょっと不便だな、、、と思いつつ、まぁ、今日の夜、取りに行けば明日は大丈夫だからいいや。
 そして、ウー・フォンと勉強した後、チャン・フゥイロンの家へ、、、しかし、なんどノックしても出てこない。。。まいったなー、いないとは思わなかった。まる一日出かけた後で、また出かけてしまったのかな?あー、ムダ足踏んじゃったよ。。。しょうがない、明日の朝来るしかない。。。しょうがないので、またバスに乗って帰る。途中、やはり人のいる公衆電話で電話しようとして気づく。チャン・フゥイロンの電話番号がわかんない!しばらく考えた。。。そうだ、昨日、ウー・フォンに教えたから、ウー・フォンがわかるかも、、、
ウー・フォン 「もしもし、、、」
あたし     「あたし、玲子!昨日の友達の電話番号、今わかる?」
ウー・フォン 「あ、ちょっと、まってください。。。」
あたし     「・・・・」
ウー・フォン 「あ、ありますあります、番号は、~~~~」
あたし     「あ、よかった~。かばんを友達の家に置いてきちゃって、カードも手帳も今もってないんで、こまってたんだ。」
ウー・フォン 「そうですか
あたし     「うん、ありがと!じゃぁ、また明日ね。」
ウー・フォン 「また、明日!」
 すぐに、チャン・フゥイロンに電話。
あたし       「あ、あたし、玲子」
チャン・フゥイロン 「あー、いつ頃、来ますか?」
あたし       「もうね、さっき行ったんだよ。でも、誰もいなくて、、、」
チャン・フゥイロン 「え?ずっと、家にいたけど?」
あたし       「でも、何回もノックしたけど、誰も出てこなかったよ。家にいたの??」
チャン・フゥイロン 「あー、さっき、ノックが聞こえて、ドアを開けたけど、誰もいなかった。」
あたし       「えー、そうなんだ~。明日、口語のテストがあって、勉強しないといけない。今日はもう時間ないから、、、明日、テスト終わってから、大体9:30、行っても大丈夫?」
チャン・フゥイロン 「大丈夫、大丈夫。」
あたし       「じゃぁ、明日、9時半に」
チャン・フゥイロン 「わかったよ~」
 筆入れも何もないので、とりあえず、スーパーで、シャープと消しゴムを買う。とりあえず、しょうがない。携帯あれば、ほんと便利なのにな、とよく思う。。。
あたし      「あ、両方でいくらですか?」
電話のおじさん 「○×△」
あたし      「は?○×△??」
電話のおじさん 「○×△」
あたし      「え?」
電話のおじさん 「だから、2回で、8角」
あたし      「あー、8角ね。(1元札を出す)」
電話のおじさん 「あんた、どこの人だい」 ← どこの国?じゃなくて、中国のどこ?の意味
あたし      「え?どこ??あたし、日本人だよ」
電話のおじさん 「あー、日本人。あんたの中国語、まぁまぁだね」
あたし      「そう?ありがと!でも、あたし、聞くのがダメなんだ」
電話のおじさん 「そんなことないよ」
 電話のおじさんにほめられて、いい気分。携帯がないのも悪くない♪
 部屋に帰ると、ターニャが一生懸命、荷物の片づけをしてる。そして、プレゼント!と、かわいいカップをくれた。あたしは、びっくりしたけど、うれしかった!ありがとう!と、何回も行って、受け取った。
 そして、ビール飲みながら、勉強。明日は、口語のテストなので、単語をチェックしながら寝た。。。

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2007年01月13日

留学日記 その40(1/13) HSKが終わった!

 1月13日(土)
 朝は7時に起きた。8:30までに行けばいいので、余裕だ。部屋で簡単に食べて、テレビを見る。試験の前に、耳を慣らしとこうと思って、、、(効果あるのか??)
 そして、8時半ちょっと前に教室へ、、、しかし!なぜか、まだ門が開いてない??ほかの人も待ってたので、いっしょに待つ。。。いったいいつ開くんだろう??
 すると、おじさんが来て言う。
おじさん 「何してるんだ?」
他の子  「試験です。」
おじさん 「試験?ここは開かない。」
他の子  「え??」
おじさん 「いったん3階におりて、向こうに行ってから、また4階に行かないと」
他の子  「はぁ、、、??」
 う~~ん、おじさんが来てくれてよかったぁ。ず~~と、ここで、おかしいおかしいと待ってるようだった。一緒に待ってた子たちと一緒に、ぞろぞろ移動。ここから行けないなんて、だれが知ってるか!?中央の階段からのぼって行ったのに、、、ホント不思議だ。
 教室に着いたのは、8:30を過ぎていた。でも、まだ、試験の準備をしていて、教室に入れない。しょうがなく廊下で、最後に漢字をチェック。そのうち、受付が始まった。座るところを探そうとすると、、、
監督員  「×○△×○△!!」
あたし  「は?」
監督員  「×○△×○△!!」
あたし  「は?」
監督員  「カバンは、前に置いて!!」
あたし  「あぁー、かばんね。」
 カバンを、黒板の下に置く。
あたし  「(目覚ましを見せて) これ持っていっていいですか?目が悪いので。」
監督員  「いいですよ」
あたし  「水は?」
監督員  「いいですよ。」
 座席を見ると、指定ではないみたい。机の上に、解答用紙が置かれてるだけだ。
あたし  「好きなところに座ればいいんですか?」
監督員  「そう、、、あ、そこに座りなさい」
あたし  「はぁ」
 結局、一番前の真んなかに座らされた。時計が、目の前にかかっている。なんだ、ここなら、目覚ましいらないじゃん。そして、待つこと30分。予定の9時になっても始まらない。。。受験生が、9時を過ぎても、次から次から来るからだ。あの人たちも、正面から4階まで、行っちゃったのかも?
 9時12分、やっと始まる。一番苦手な、聴力から。問題が始まる。あれ?なんか、どれも違うような???と思ったら、問題を横に読んでいた。。。そうだ、たてに読むんだ!しまった!でも、どんどん問題文が読まれるので、適当に埋めて、今の問題に集中。しょうがないよね。
文法、閲読、漢字穴埋めでも、問題をよく読んでなくて、勘違いしそうになったり、問題数が多くて、時間が足りなくなりそうになったり、、、、結構あせった。。。 やっぱ、模擬を1通りでも、解いて置けばよかったな。(当たり前だよね)
 そして、11時42分、休憩なしで、やっと、試験が終わった。途中、トイレに行きたくなったり、疲れて伸びなどしながら、なんとか、全問解いた。 疲れた~。でも、よかった。いつになっても、試験が終わったあとは、うれしいもんだ。
 午後は、ウー・フォンと待ち合わせして、勉強。彼が、前に一緒に買った本を読んで、あたしが、聞き取れなかったとことか、ちょっと変だったとこを直す。そのあと、ウー・フォンが、自分で中国語に訳す。わかんないとこは、あたしが、訳す。これが、あたしにも、とってもいい勉強だ。ウー・フォンが、中国語に訳すときに、あたしも一緒に考えている。すると、なるほど、こうやって言うのか~、と、ほんと勉強になる。2人とも、ちょっとお互い日本語と中国語ができるとこが、ちょうどいいと思う。全部、あたしが中国語で説明すると、不自然になりそうだから。あたしは、授業でわかんないとことか聞いたり、自分でいろんな文を作って、言ってみせる。すると、ウー・フォンが変なとこは、直してくれるのだ。日本に帰ってからも会えるので、ほんと、あたしって、ラッキーだな~。
 宿舎に戻ると、ターニャが、相談。彼女は、今月いったんロシアに戻って、3月にまた留学しに来る。それまで、荷物をどこかに預けれないかというのだ。ウー・フォンに電話すると、彼もいなくなるけど、彼の友達がいいと言っている、と言う。ターニャは大喜び。でも、ターニャと、ウー・フォンの友達が、中国語で通じるか問題になった。そこで、明日の夕方、4人で夕食を食べながら、話して、試してみようと言うことになった。
 夕方から、久々に、チャン・フゥイロンの家へ行った。次の日が日曜なので、泊まるつもりで、パジャマもしっかり持って、、、。行くと、チャン・フゥイロンは、まだ来てなくて、お姉さんがいた。しばらく話してると、チャン・フゥイロンとシン・ダーションが帰ってきた。チャン・フゥイロンは、おそくなってごめ~ん、と言って、すぐ、ご飯を作ってくれた。あたしは、お土産にビールとイチゴを持っていったので、それも飲んで食べた。
 チャン・フゥイロン 「明日は、八大処公園に行くけど、一緒に行く?」
 あたし       「う~ん、明日は、朝の10時から、友達と約束してるから、、、」
 シン・ダーション  「お寺があって、すごく広いよ。一緒に行こう。」
チャン・フゥイロン姉 「うん、行った方がいい」
 あたし       「う~~ん、、、でもなぁ」
 チャン・フゥイロン 「電話すればいいよ」
 シン・ダーション  「延期すればいいよ」
 あたし       「延期??う~ん。。。」
 チャン・フゥイロン 「じゃぁ、午後にすれば?」
 あたし       「午後かぁ~」
 シン・ダーション  「電話して、今すぐ、、、」
 チャン・フゥイロン 「うん、それが、いい」
 あたし       「・・・・わかった、じゃぁ、電話借りるね」
 
 ということで、明日は朝から、ウー・フォンと勉強予定だったけど、電話して、3時にしてもらう。一応、チャン・フゥイロンの電話番号を教えておいた。ウー・フォンは、ぜんぜん大丈夫!と言ってくれた。みんな、ほんと、いい人だよな。。。

 シン・ダーションも、日本語を知りたがってる。シン・ダーションは、あたしが、あいまいに聞いてると、「今のわかった?」とか、「~~の意味は??」と、聞いてくるので、なんとなく、聞いてると、「わかってないな」とか、言われてしまう。これも、すごい、あたしにとってはいいのだ。結構、わかってるつもりで、勘違いしてることもあるので。。。でも、違う言い方で、「今のは、~~~~~ってことだよね」なんて言うと、「おー!!」と喜んでくれるので、あたしもうれしくなるのだ。チャン・フゥイロンとシン・ダーションは、今度来たら、ホテルも宿舎もいらないから、うちに泊まれと言ってくれてる。ので、ほんとに、今度来たときは、そうしようと思ってる。偶然会った2人だけど、あたしって、やっぱ、ついてるなぁ。
 今日は、シャワーを浴びたあと、チャン・フゥイロンと、顔のお手入れ(?) まず、クリームを塗って、マッサージ。そのあと、2人でパック!!子どもが見たら、泣いちゃうよね~、とか言いながらペタペタ。。。30分そのままで、ということなので、2人でベッドでしゃべりながら休憩、、、、していたら、2人ともいつのまにか寝てしまった!1時間くらいたったのか?チャン・フゥイロンがおきてビックリ!!あわてて、はがして、顔を洗った。この日は、もう遅くなったので、寝ることにした。
 明日は、八大処公園だ。たのしみだな~。

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2007年01月12日

留学日記 その39(1/12) 最後の授業

 1月12日(金)
 今日は、最後の授業の日。来週は、テストなので、授業は、ほとんどないのです。あと、あたしは、5週だけど、4週の人もいて、4週の人は、今日が最後の日。
 先生に言って、授業の後、みんなの集合写真を撮らせてもらった。

↓↓↓  これが、うちの班  ↓↓↓

 残念ながら、休みの子も、何人かいる。写真をとるのは、楽しい。みんなで、もっと、くっついて、とか後ろへ行ってとか、わいわい、やりながら並ぶ。一番左が、口語の先生だ。

仲のいい子もいたので、別れるのが残念。。。ということで、今日の昼は、4週の友人と、昼ご飯を食べに行くことに。ウー・フォンと1時に約束してたので、携帯を借りて電話、、、4時にしてもらう。食べるところは、最後なので、、、豪勢に(?)「火鍋」だ。しかも、、、おごってくれるという。申し訳ない、、、と思ったけど、せっかくなので、「ありがとう、ありがとう!」 と、おごってもらうことにする。
 今まで、こんなに長い時間、ゆっくりしゃべってなかったので、食べるのもそこそこで、あっという間に2時間くらいたってしまった。
 ↓↓↓ 仲のよかった韓国のファン・ジュゥユエン↓↓↓

 彼の発音は、4声がはっきりしていて、聞くのが好きだった。来週は、もういないと思うと、ホントさみしい。

 別れるとき、中国語の勉強、続けようね、とか、気をつけて帰ってね、とか、話す。ほんとは、もっと、言いたいことがある。でも、どうやって言えばいいか、、、話してると、もどかしい。自分の言いたいことが、うまく言えない。もっと、単語とかいっぱい知ってれば、もっと楽しいのにな。外国語で気持ちを伝えるのは、ホント、むつかしい。お互い、勉強中だから、さらに、むつかしい。。。でも、、、今日は、とっても、楽しい昼食だった!!
 さぁ、明日は、いよいよ、HSKだ。あんまし、テストのための勉強はしてない。だから、ホント、ぶっつけ本番、ホント、実力試しだ。いったい、どうなることやら・・・

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2007年01月11日

留学日記 その38(1/11) 風邪が流行中・・・

 1月11日(木)
 このところは、ずっと暖かい。風が吹かなければ、そんなに寒くない。
 今日は、初めて、林さんがお休み。今まで、ずっと皆勤だったので、ちょっとびっくり。最近、調子が悪かったので、とうとう、風邪を引いてしまったのかな?ほかのみんなも、調子悪い。風邪を引いてる人が多い。どうやら、今、北京では風邪が流行ってるらしい。韓国でも流行ってるみたい。日本も流行ってるのかな?あたしは、ぜんぜん平気。もともと、からだ丈夫だし、北京に来てすぐに引いておいたのが(?)、よかったのかも。
 今日はなぜか、眠い。昨日、そんなに遅かったわけでもないんだけど。疲れてきたのかな?勉強してるだけなのに、疲れるんじゃ、どうしようもないなぁ。
 今日も午後は、ウー・フォンと勉強。メガネが壊れたと電話がある。夕方から会うことに。
 時間ができたので、早速HSKの聴力の練習。ウー・フォンとの勉強の後も、聴力の練習。なんとか、模擬まで行きたいけど、どうかな・・・?
 答えあわせをすると、良かったり悪かったり。。。結局、自分の知ってる単語の多い分野なら、割といいけど、単語がわかんないと、もう、全然わかんない。。。当たり前だけど、単語は、どんどん覚えないとしょうがない。自分の興味のない分野でも、話をしてるときに、話題になることがある。(いっぱい、いっぱい!) だから、自分に関係ないように思える単語でも、どんどん覚えないとだめだなぁ~と思う。
 今日は時間ないので、これでおしまい。。。

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2007年01月10日

留学日記 その37(1/10) もうすぐHSK

 1月10日(水) 
 今日は、食堂で朝ご飯をゆっくり食べた。ちょっと、久々。。。授業の始まる5分くらい前にも、教室に着く。今週の土曜は、初めてのHSK、来週は、口語と閲読のテスト、とテストラッシュだ。いよいよ、帰る日が近づいてるな。。。授業は久々の、聴力。最近、結構聞きとれてるんじゃないかなぁ~、、、と思っていたけど、授業になると、やっぱりダメ。。。ちょっと、ショック。。。
 午後は、1時から、ウ・フォンと約束。けど、いっしょに昼ご飯、行こうよ、と言われて、ウー・フォンに電話。携帯を借りたので、手早く、2時でもいいかと聞いて、2時に宿舎で会うことに。そして、久々に(?)クラスの、林さん、高野さん、ハイマンと、韓国料理の店へ。あたしは、ビビンバを頼んだ。学生のとき、ビビンバは、全部かきわまして、混ぜて食べる、と聞いていた。なので、運ばれてきたビビンバをしばらくながめて、店員さんを呼ぶ。

あたし  「服務員さん~」
服務員  「はい、、、、」
あたし  「これ、どうやって、食べるの?」
服務員  「あっ、、、あたしが、やって見せます」
あたし  「ほんと?」
服務員  「はい、(と、やはり、中の具とご飯を、ていねいにかき混ぜること、3分くらい、、、)」
あたし  「・・・・(黙ってみてる)」
服務員  「はい、どうぞ」
あたし  「ありがとう~♪」
服務員  「どういたしまして」
 みんなも、知らなかったみたいで、「こうやって、食べるんだ~」、と、感心していた。
 宿舎に戻ると、ウー・フォンから電話。今日は調子が悪いので、明日にしようとこと。なので、あたしは、HSKの聴力の練習。実は、まだ、半分もいってない。でもよく考えると(?)、試験は3日後の朝だ。だから、もう時間がない。なんとか、基本のところを、大体終わした。なんとか、次の、短文のとこも終わして、1回でもいいから、模擬ができたらいいなと思った。なんといっても、あたしの、ネック(?)は、聴力だからね。


 今日は、北京のお酒についてちょっと紹介。

 ↓↓↓ 北京のビールと白酒 ↓↓↓

 ビールは、「燕京(ロ卑)酒」、白酒は「北京二鍋頭」。(「燕京」ていうのは、北京の昔の呼び方らしい。)どちらも、北京ではとってもポピュラー。ビールが安いのは有名だけど、本当に安い。1本45円。普通のジュースとか清涼飲料水、お茶とかより安かったりする。でも、白酒も負けてない。1本80円。度数が56度なので、度数だけで考えれば、ビールより安い。「北京二鍋頭」といっても、いろんな格があって、安いのは80円だけど、10倍以上するのもある。安いのは、肉体労働者が、一杯やるときに飲めるようにらしい。高いのは、、、お金持ちの人が飲むのかな?ビールは、体を冷やすので、あたしは、この「北京二鍋頭」の方を、よく飲むかな。

 もし北京に来たら、一度おためしを、、、。どこのスーパーに行っても見つかるはずなので。

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2007年01月09日

留学日記 その36(1/9) 午後はずっと・・・

 1月9日(火)
 今日は、教室に、8時ぴったり。しかし、、、来てるのは、あたしを含めた日本人3人だけ?そろそろ、みんな、だれてきたのかな??そのあと、ポツポツと来て、授業が始まる。今日の「閲読」の話題は、「投資」だ。お金に余裕のある人が、どうやってお金を活用するか、というものだ。もともと、あたしは、投資には興味ない。久々に、1日かけて、ひとつの文章しかやらない。先生が、興味あるのかな??
 「口語」の話題は、中国の伝統行事、「重陽節」。本文の勉強が終わると、宿題。あんなに時間をかけたのに、進むのはあっという間。がっかりするくらい。そして、最後に、宿題の作文。中国の伝統行事か、自分の国の伝統行事について、発表する。韓国、アメリカ、ドイツ、、、そして、あたしも、日本のじゃないけど、昨日準備した「元宵節」について、発表。自分の書いたのを見ながらだけど、なんとか、できた。
 あたし  「私は、中国の伝統行事、元宵節について話します。元宵季は、旧暦の1月15日です。そのひは、みんな、元宵というお団子を食べます。外側は白くて、中には、甘い餡がはいってます。」
 先生   「そうですね、昔は、みんな自分で作りましたが、今は、買ってきます」
 あたし  「あ、そうなんですか。あとは、外に行くと、花灯、照灯、氷灯とかが見れます。」
 先生   「そうです、とてもきれいですね」
 あたし  「ほかにも、cai(←漢字がない)迷灯、というのがあります」
 先生   「あー、cai迷灯!」
 あたし  「わたしは、cai迷灯は、とてもおもしろいと思います。灯のまわりに、え~~と、、迷・・・」
 先生   「迷語ですね。」
 あたし  「そう、そう、迷語が、書いてあって、それを見て、みんなが、答えを当てます。」
 先生   「そうです。当たると、プレゼントがもらえるんですよ」
 あたし  「え?そうなんですか。知らなかった。。。え、、と、元宵季は、今でもとってもにぎやかだそうです。」
 先生   「その通りです」
 あたし  「あたしは、中国の友達に、どうして今でもにぎやかなのか、聞きました。元宵節は、昔、知り合いが集まる機会だったそうです。」
 先生   「情人節ですね、知り合いではなく、男の人と女の人ですね」
 あたし  「あ、そうなんですか?あと、元宵節の日は、お月様が、一番大きくて、一番丸くなります。だから、みんな、うれしいです。あと、元宵節の日は、春節の最後の日です。だから、今でもとってもにぎやかなんだそうです。」
 先生   「その通りですね」
 あたし  「そこで、あたしは思いました。なるほど、だから、日本にいる中国の留学生が、春節に帰国すると、大体2週間ちょっと、中国に滞在して、帰ってくるんだなと。」
 先生   「そうです、春節から元宵節までが、お正月みたいなものですね」
 あたし  「え~と、、、これで、おしまいです。。。」
 先生   「え?おしまいですか?」
 あたし  「はい。。。」
 先生   「おもしろかったですね。」
 あたし  「(テレ笑い。。。)」
気のせいじゃなきゃ、、、(?)、前よりは、スムーズにできた。話すことにも、だいぶ慣れてきたのかな?
 午後は、ウー・フォンと約束していた。会って、すぐに、発表したこと、そして、昨日のことのお礼を言った。ウー・フォンは、それを聞くと、とってもうれしそうだったので、あたしも、また、うれしくなった。この日は、昼ご飯を一緒に食べて、ず~~と、勉強。中国語と日本語を交えながらは、ほんと、おもしろい。2人で、発音をお互い直しあったり、考えてきた文を言い合ったり、疑問に思ってることを聞いたり、、、時には、雑談もしながら、あっという間に夕方になった。
あたし     「おなかすいてる?」
ウー・フォン  「あんまり、、、」
あたし     「あたしも、、、じゃぁ、ビールでも飲もうか?」
ウー・フォン  「え?なんでですか?」
あたし     「え?別に、意味はないよ」
ウー・フォン  「少しならいいです」
あたし     「じゃぁ、あっちへ行って飲もう」
ウー・フォン  「毎日、ここで飲んでいるんですか?」
あたし     「え?ここでは、毎日飲まないよ」
ウー・フォン  「家で毎日飲みますか?」
あたし     「家では、毎日飲むよ」
ウー・フォン  「え??すごいですね。何を飲みますか?ビールですか?」
あたし     「家では、白酒かな。」
ウー・フォン  「白酒??すごいですね。白酒好きですか?」
あたし     「うん、好きだよ。安いし」
ウー・フォン  「・・・」
 そして、2人でビール2本と涼菜を頼んで、ゆっくり飲んだ。雑談も、おもしろい。まだまだ、知らない単語が続出だけど、知ってる単語は、結構聞き取れるようになった。(と思う?) ウー・フォンは、あたしにいっぱい本を読んで、いっぱい、中国の番組や映画やドラマを見ることを勧める。あたしは

ウー・フォン  「いっぱい本を読んでください。いっぱい、中国の番組や映画やドラマを見てください」
あたし     「う~~ん、でも、あたし、小学生の本でも、読むの遅いんだけど。」
ウー・フォン  「そうですか。」
あたし     「知らない単語もいっぱい出てくるし。特に、気持ちを表す単語は、むつかしい。」
ウー・フォン  「知らない単語があってもいいです」
あたし     「え?」
ウー・フォン  「小さいとき、知らない漢字いっぱいあるけど、そのうちです」
あたし     「え?」
ウー・フォン  「最初はわからないけど、だんだん、わかるようになるんです」
あたし     「そうかな?」
ウー・フォン  「だから、いっぱい、いっぱい、読んだり、聞いたりするの大事です」
あたし     「そっか、、、そうかもね。。。」
 今まで、小学生くらいの本が、あたしのレベルかな?と思ってた。でも、よく考えたら、今の「閲読」では、もっとむつかしい文章を読んでいる。ウー・フォンが、とにかくすすめるので、あたしもその気になった。すると、ウー・フォンが、明日、自分の持っている小説を持ってきてくれるという。ウー・フォンは、ほんとにやさしいな。
 夜は、チャン・フゥイロンに頼まれていた、手紙の翻訳をやって、HSKの練習を少し。眠くなって寝た。

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2007年01月08日

留学日記 その35(1/8) 朝帰りの朝は・・・?

 1月8日(月)
 目が覚めると、外はまだ暗い。う~~ん、今日は自然に早く目が覚めたなぁ。顔を洗って、髪の毛をといて、、、。チャン・フゥイロンにおはようを言って、時間を聞く。
チャン・フゥイロン 「7時です」
あたし        「え??7時??ほんと??」
チャン・フゥイロン 「はい、朝ごはん、できてるので、食べてね」
あたし        「だめだめ、時間ない。すぐ行かなくちゃ」
チャン・フゥイロン 「朝ごはん、食べないの?」
あたし        「うん、まず宿舎行って、着替えとか、教科書とか用意しないと、、、」
チャン・フゥイロン 「朝ごはん、たべないと、、、10分あれば食べれるよ」
あたし        「う~~ん、でも、8時からだから。授業の合間に食べれるから大丈夫」
チャン・フゥイロン 「そう??」
あたし        「じゃぁ、、行くね。。ありがと!」
チャン・フゥイロン 「うん、じゃぁ、また、今日の夕方」
あたし        「(え?あ、そうだ)  うん、、夕方に、、」
チャン・フゥイロン 「5:30ごろおいで」
あたし        「う~~ん、宿題いっぱいあったら、来れないかも」
チャン・フゥイロン 「宿題もってこればいいよ。教えてあげる」
あたし        「う~ん、、、、とにかく、行くね」
チャン・フゥイロン 「気をつけて」
あたし        「うん、わかった」
チャン・フゥイロン 「お金あるの??」
あたし        「ん??あるよ」
チャン・フゥイロン 「財布見せて」
あたし        「へ?(財布の中を見せる)  ほら、」
チャン・フゥイロン 「うん、あるね、大丈夫」
あたし        「???」
 
 あとで、考えたら、終バス逃して歩いて帰ったのは、お金がなくてタクシーに乗らなかったと思ったのかも?昨日も、餃子に釣られて(?)来たのかと、思ったのかな???。よくわかんない。。。
 そして、とにかく、玄関を出てバス停までダッシュ。ちょうどきてたバスのドアをたたいて、開けてもらう。すでに、全身汗だくだ。。。切符売りのおばちゃんに、降りる駅を言う。

あたし    「成府路」
おばちゃん 「何?」
あたし    「成府路」
おばちゃん 「??」
 そんなに、あたしの発音悪いかな??と、心の中で苦笑。。。 もう一度、、、
あたし    「成府路」
おばちゃん 「??」

 まわりの人がこっちを見てる。しょうがないので、あきらめる。

あたし    「次の、次で降りる」
おばちゃん 「・・・(無言で1元の切符をくれる)」

 お金を払って、出口のドアの方に移動。混んでるので、なかなか進まない。でも、降りれないと大変なので、強引に進む。出口近くまできて、あれ?と思う。なんか、バスがいつもより、真ん中を走ってる。どうして、右側のバス路線の方を走らないんだろう?見てると、後ろから来た別のバスが、右側を通って抜いていく。。。1台じゃない、、、2台、3台。。。いやな予感。。。
 交差点まで来てわかった!!やられた~!!このバスは、まっすぐに進むやつじゃなくて、途中の交差点で、左に曲がるバスだったのだ。すぐ、降りなきゃ!!!と、次のバス停で降りる。こういうときに限って、、、、バスを降りて、ほかの路線を見る。どうも、さっきのバス停まで戻るしかないみたい。戻ったら、完全に遅刻だ。しょうがない、、、と、タクシーを拾う。こんなことなら、最初から、タクシーのればよかった。しかも、そのタクシー、学校の東門と言ったのに、通り過ぎてしまい、しかも、大通りの真ん中で動けなくなって、ここで降りて歩いた方が早い、と言ってメーターを切る。おいおい、こんな道の真ん中でかい???でも、しょうがない。あわてて、お金を払って、降りる。渋滞してる車の中をすり抜けて歩道へ移動。そして、宿舎までダッシュ。
 宿舎に戻ると、ターニャがいう。
 「昨日の夜、だんなさんから、電話あったよ」
 げっ~~、どうして?? どうも、あたしとパパは、タイミングがずれることが多い。時間がないけど、とにかく、パパに電話。パパも大変そう。とにかく、わけを簡単に話して、学校へ行く。
 ということで、朝から大騒ぎの日。授業はなかなか、よかったし、良いということにしておこう。
 今日は、12:30に、ウー・フォンと南門で待ち合わせ。また遅れるかも・・・と、電話してみる。しかし!!何回かけても、つながらない。。。まったく、、、と思い、そのうち電話があるだろうと、部屋で待つ。
 すると、、、コンコンコン、、と、ノック。誰かと思ったら、ウー・フォンだ。

あたし  「ウー・フォン!あたし、何回も電話したのに」
フォン  「今日は、携帯の電池が切れました」
あたし  「また、切れちゃったの?」
フォン  「昨日の夜、充電するの忘れました」
あたし  「道理で!あたし、何回もかけたのに。」
フォン  「今日は、携帯、持って来てません。家で充電してます」
あたし  「持ってきてないの?」
フォン  「だから、今日は12:20に南門にいました」
あたし  「えっ~!そうなの?」
フォン  「はい」
あたし  「ごめん、ごめん、あたし、また、遅れるか、まだ寝てるか、と思ってた」
フォン  「あはは」

 どうも、ウー・フォンとあたしもタイミングが悪いようだ。。。気を取り直して勉強。フォンは、昨日買ったDVDを早速MP3に録音して、道中きいているようだ。エライ、エライ♪昨日買った本も持ってきて、日本語を読む練習。
 ウー・フォンもそうだけど、チャン・フゥイロンが、一生懸命はなす日本語を聞いてると、日本語がどんなに難しいか、よくわかる。たとえば、「え」「っ」「ん」が、特に。。。「映画」が「アイ子(←人名??)」に聞こえるし、「~かった」が「~かた」になってしまう。ほかにも、濁点ありと濁点なし(「か」と「が」etc)も難しそう。あたしが、いって見せても、「か」と「が」の区別が、よくわかんないみたい。これは、日本語にはあるけど、中国語にはない発音なのだ。中国語には、日本語にない発音があるから、大変!というけど、逆もおんなじだ。アメリカ、ヨーロッパの人だってそうだ。だから、発音が難しいなんて、言わないようにしないとね。。。と言っても、まだ、「夕ご飯」の発音も完璧にできないんだけど、、、ま、がんばるしかないよね?
 この日は、久々に、ターニャとのんびり話した。
あたし  「ターニャのレベルは、A班じゃなくて、B班だと思う」
ターニャ 「そうかな?話す聞くは、いいけど、漢字とか文法とか、すごく難しい」
あたし  「そうだよね、漢字、難しいよね」
ターニャ 「レイコは、漢字、大丈夫?」
あたし  「あたしは、ターニャと逆。読む書くはいいけど、話す聞くがだめ。特に聞くのが、、、」
ターニャ 「そうかな?レイコ、話すの上手だと思うよ」
あたし  「う~~ん、まだまだだよ。ターニャ、今度の3月から7月まで勉強すれば、すごい上達するよ。今度は、B班に行くんでしょ」
ターニャ 「うん、たぶん。B班もいろいろあるみたいだけど」
あたし  「ふ~ん」
ターニャ 「今の班は、すごく進むの早い!ほかのA班は、まだ、16課なのに、うちの班はもう20課なんだ」
あたし  「へ~え?そんなに、早いんだ」
ターニャ 「うん、うちの班、先生がやる気満々なんだ」
あたし  「そっか~。せっかくの機会だから、いっぱい勉強しなね」
ターニャ 「うん、、、」
あたし  「ターニャも、中国の友達つくればいいんだよ」
ターニャ 「でも、ほうほうがわかんないよ~。その辺で会って、友達になってくださいなんて、言えないし」
あたし  「掲示板で探せばいいよ。ターニャ、英語できるんだから、英語勉強したい中国の学生見つけて、お互い教えあえるよ。一番いい方法だと思うよ。」
ターニャ 「そっか、、、探してみようかな??」

 今日は、宿題がめちゃめちゃ多い。しかも、むずかしい。。。結局、すごい時間をかけたのに、わからないところはあるし、全部できなかった。。。そのひとつに、中国の伝統行事を紹介する、というのがあって、あたしは、元宵節について書いてみた。辞書では限界があって、途中でウー・フォンに電話して聞いた。時間が遅かったのに、彼はとっても丁寧に教えてくれた。電話だったので、聞き取りに苦戦!でも、なんとか書くことができた。ずいぶん、遅くなってしまった。この日は、ここまで、とあきらめて寝た。
 


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留学日記 その34(1/7②) 初めての・・・?!

 1月7日(日)  (昨日の夕方からの続きです)
 ネットをしていたら、すっかり遅くなる。ダッシュで、チャン・フゥイロンの家に行く。バスも何でもいいから、とにかくステップまで乗って、運転手さんに、「学知園」に行くか聞く。行くと言われたら、乗り込む。汗だくで家に着く。シン・ダーションがびっくりして、「走ってきたのか?」と聞く。「遅くなってごめーん」と答えながら、チャン・フゥイロンを探す。今日はできたら、最終のバスで帰ろうと思っていた。チャン・フゥイロンは風呂だという。しばらく、シン・ダーションとおしゃべりしてると、どこからか、「こもりやさーん」と呼んでいる。行くと、あたしに、おいでおいでをしている。
 行くと、チャン・フゥイロンと、そのお姉さんが、お風呂に入っている。しかも、ただの風呂ではない。機の浴槽の中に、薬草の袋が入ってる。2人とも、もちろん、すっぱだかだ。こっちが、はずかしいくらい、あけっぴろげだ。いい匂いだね~、なんて言っていると、、、
チャン・フゥイロン 「こもりやさんも、はいりなさい」
あたし        「へ?いいよ、いいよ」
チャン・フゥイロン 「はいりなさい、はいりなさい。」
あたし        「えーー。」
チャン・フゥイロン 「はやく、ぬいで、ぬいで」
あたし        「(入ってみようかな??) わかった、服は・・・?」
チャン・フゥイロン 「そっちの部屋に置いて」
   隣の部屋に行く。服を脱ぎかけて、、、一緒に入ろうと、本当に言ってるのか不安になる)
あたし        「あの~、、、服、脱ぐんだよね」
チャン・フゥイロン 「そうそう、はやく、おいで」
あたし        「はーい」
 そして、服を脱いで、おそるおそる、入っていく。
チャン・フゥイロン 「あ、サンダル、はいて」
あたし        「あ、サンダル、、」
チャン・フゥイロン 「はい、(浴槽に)はいって」
あたし        「(はいる) これ、なぁに?」
チャン・フゥイロン 「これは、私のお姉さんが調合した、薬草」
あたし        「へぇ」
チャン・フゥイロン 「これにはいると、肌もきれいになるし、からだも元気になります」
あたし        「へぇ」
チャン・フゥイロン 「はい、顔洗って、、、」
あたし        「へ?(ここで???) ん?しょっぱい???これ、塩?」
チャン・フゥイロン 「そう、お姉さんが調合したの」
あたし        「へぇ」

 こんな感じで、まず、風呂に入ったまま、顔を洗う。しかも、塩に何か混ぜたものを、顔にこすりつけるようにして洗うのだ。ままよ、何でも言うとおりにしてみる。しずくが、目に入ると、すごい痛い。(塩だからね!)これを使って、頭も洗う(というか、こする??)(←あとで、シャンプーで洗うので、シャンプーとは違うみたい)。浴槽の中は、黒っぽい赤。においは、結構いい。肩まではいって、とか、空気を鼻から吸って、口から出して、とか、肩とかを指圧して、、、とかいろいろ言われながら、言うとおりにした。すると、確かに、顔とか肌とか、すべすべ、というか、つるつるになって、ビックリ。この塩、いいね、などと話す。
こっちに来てから、ずっとシャワー。久々にお湯につかって、ほんと、気持ちよかった。

チャン・フゥイロン 「きもちいいでしょ~」
あたし        「うん、ほんと、きもちいい~!」

 そして、チャン・フゥイロンのお姉さんも、チャン・フゥイロンもしていた、、、なんというか、、、ガラスの丸いものの一部が空いていて、そこから、特大のマッチみたいなものをいれて、すばやく、空いてるところを背中とかに押し付ける。肌に、丸い中が空洞のガラスの容器が、くっついて、、、、ちょっと、写真をとり忘れたので、今度とって、アップします。とにかく、、、それも、試してみる?と言うのだ。ここまで来たら、何でもやってみようと挑戦。特大マッチが、ちょっとおっかない。ちょっと緊張して、ガラスがくっつくのを待つ。。。。痛い。。。それを、背中に5つも6つもくっつける。そして、10分動いてはいけない。最初痛いけど、だんだん、痛くなくなる。なんというか、皮膚の一部が、すごい引っ張られてる感じ(というか、ほんと、そうなんだけど) チャン・フゥイロンと話しながら、10分待つ。終わって、また湯船につかる。ほんと、きもちよかった!!どのくらい入っていたか、よくわかんない。ほとんど、眠くなりながら、ようやく、風呂を出た。からだが、ぽかぽかで、服が着れないくらいだ。

 チャン・フゥイロンが聞く。「今日は、泊まっていく?」
 あたしも答える。 「うん、泊まっていく」

 そして、餃子を食べて、2人でベッドに寝転びながら、ようやく勉強をはじめる。チャン・フゥイロンも、今日は出かけたので、疲れてたみたい。それほどしないうちに、2人とも眠くなる。
 「寝よっか?」 「うん、寝よう」

 こんなわけで、初の(?)外泊。ターニャに電話するの忘れちゃった。心配してるかな??などなど考えながら、あっという間に寝てしまった。(いつでもどこでも寝れるのは、あたしの得意技(?)なのだ)

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2007年01月07日

留学日記 その33(1/7) 本屋さんへ

1月7日(日)
 今日は、朝から、本屋さんへ行く予定。フォンはいつも遅れるので、9時に電話する。けど、やっぱり、遅れてきた!交通事故があったらしい。どうやっても、遅れるようになってるのかな?
 気を取り直して出かける。が、バス停が見つからない。結局、あちこち歩き回ったり、乗り換えたりしながらやっと目的の停留所に着いた。出てから、1時間以上もたってるよ!!まぁ、バスの待ち時間、バスに乗ってるとき、ずっと、わかんないこと聞けたので、よかったけど。フォンは、途中、何度も運転手さんやら、そこらの人に聞いている。バスの路線はめちゃくちゃ多いので、地元の人でも、自分の乗る路線以外は、あまり知らなかったりする。バスの中の切符売りの人だって、自分の路線以外は知らなかったりする。外国人がバスに乗るのが難しいのは当たり前か。それでも、話せれば、何とかなるんだよな。あたしは、間違えたら、乗りなおせばいいや、と結構、適当に乗ってしまうんだけど。
 フォンは、バスを降りてからも、少し迷っている。
フォン  「あれ?おかしいな」
あたし  「うん?なになに?」
フォン  「う~~ん」
あたし  「・・・(おいおい、だいじょうぶかい?)」
フォン  「あ、あれです (少し先の建物を指差す)」
あたし  「あー!あれ?」
フォン  「そうです、あれは、図書館です」
あたし  「へ?図書館??(思わず、立ち止まる)・・・ちょっと、待って、あたしが行きたいのは図書館じゃないよ」
フォン  「ちがいます、図書『場』です。すごく大きい本屋さんのことです。」
あたし  「あ~~、図書『場』 ! 」
 1文字の聞き取り間違いが、大きな勘違い!? 自分で自分がおかしくて、思わず、思い出しては、何度も、笑ってしまう。フォンは、わけわからず、「どうしたの?」なんて、いいながらも、うれしそうにしてる。
 まず、友人に頼まれていた、今中国ではやっている曲を集めたCDを探す。・・・・ない。フォンに聞いても、ないみたい、と言う。でも、光良という人のCDは見つけた。これで、勘弁してもらおうかな。時間があったら、西単まで行ってみよう。次は、DVD。映画より連続ドラマがいいかなぁ~と思っていたら、ちょうど、今、テレビでもやっている「~~(忘れた・・)社長と18人の秘書」というのがあった。11枚で208元。フォンの優待カードがあるので、2割引。ちょっと高いけど、買ってしまった。帰って見るのが、楽しみだ。そして、本屋へ。フォンと、中国の人用の日本語を勉強するコーナーへ行った。フォンも、勉強する本を買うので、選んでくれという。1冊、選んであげる。次に自分用の本。日本で買う本は、どうも、日本人の感性で書かれていて、変な感じがする。だから、あたしも、中国の人用の日本語を勉強するコーナーで、自分が勉強する本を探した。すると、結局選んだ本は、フォンに選んであげたシリーズの本だった。フォンは、あたしが、日本語勉強する本を買うの??とびっくりしてる。ぶらぶらしてると、「みんなの日本語」のDVDを見つけた。あたしは、喜んで、フォンに勧めた。これは、外国では有名な、日本語を勉強するソフトだ。うちに来たWWOOFerさんも、使ってる人が多かった。なんと、基礎1,2と応用1,2の4つもある。店員の人に言って、中のテキストを見せてもらう。今のフォンには、基礎1,2はできそうだった。なので、結局、応用1を勧めた。フォンは、もともと、ソフトの開発者なので、パソコンを使って勉強するのが、あってるよな、と思った。

 そして、帰るとき、、、なんと、学校近くのバス停まで、直通があって、実は、バスで4つ程度だった。行きの、あの苦労はなんだったんだぁ??フォンの家のバスとは違う路線だったので、ここでバイバイ。降りるところは、いつもの所なので、楽勝かな?と思った。目的のバスがくると、すぐに乗り込む。しかし、、、行きと全然ちがう道で進んでる。途中、自分が思ってたのと全然ちがう方へ曲がる!?あれ~、バス、乗り間違えたかも??あせる。。。でも、アナウンスを聞くと、どうしても、いつものバス停の名前を言ってるようにしか聞こえない。おかしいな?!停留所のそばまで来ても、なんか、見覚えがない。う~~ん、とにかく、とんでもないところへ行く前に、バスを降りて、乗り換えなくちゃ。行きで、あんなに時間かかったのに、実は4つ目のバス停なんて、よく考えたら、おかしいよな。妙に納得。そして、バスを降りて、あわてて、バスの路線を確認。
 あれ?やっぱ、このバス停は、いつものバス停??よ~~く、まわりを見ると、、、たしかに、いつものバス停だった。 あせると、まわりがよく見えなくなるって、ホントかも。あほかいな、と思いつつ、宿舎に帰る。
 このあと、チャン・フゥイロンの家にいくことになっていた。しかし、、、宿舎に戻ると、どっと疲れてしまった。今日は、やめとこう、、、と、チャン・フゥイロンに電話。
チャン・フゥイロン 「もしもし」
あたし       「もしもし、小森谷です。」
チャン・フゥイロン 「あー、小森谷さん、こんにちは」
あたし       「今日は、もう疲れちゃった。今、帰ってきたとこなんだ。今日は行かないよ」
チャン・フゥイロン 「え~~、もう、餃子を作って、待っています」
あたし       「え~~っ!!」
チャン・フゥイロン 「・・・・」
あたし       「う~~ん、、じゃぁ、少し休んで、、、そしたら、すぐ行くね」
チャン・フゥイロン 「うん、わかった。じゃぁ、待ってるから」
あたし       「うん、じゃぁ、7時くらいに、、、」
チャン・フゥイロン 「じゃぁね。」
あたし       「じゃぁね。」
 疲れてたけど、しょうがない。このあと、ちょっとだけ、ネットして、チャン・フゥイロンの家へ、、、
 そして、これまた、いろいろと体験することになるとは、この時は、思わなかった。。。

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2007年01月06日

留学日記 その32(1/6) 土曜日の過ごし方?

 1月6日(土)
 今日は土曜日。授業がないので、しっかり(?)朝寝。服務員が掃除にくるまで、しっかり寝てしまった。。。昨日聞いたんだけど、睡眠は90分のリズムらしい。だから、起きる90分の倍数分(意味わかる?)前に寝れば、起きやすいらしい。 まぁ、あたしには、おんなじかもしれんけど。。。
 午後からは、フォンと勉強する予定だった。。。けど、全然こないので、電話をかける、が、なぜか通じない。また、電池切れか、お金が切れたのかな?と、しょうがなく、部屋で待機。そのうち、でんわがかかってくる。

フォン  「れいこ?ごめん~」
あたし 「どうしたの?」
フォン  「昨日、ビールをいっぱい飲んでしまいました」
あたし 「は??びーる?」
フォン  「たくさん、たくさん飲んで、、、」
あたし 「あ~~、大丈夫」
フォン  「今日は天気も悪いし、行けないです。。。」
あたし 「は??  あ、そうなんだ」
フォン  「そうです」
あたし 「わかった、わかった。じゃぁ、明日何時?」
フォン  「明日、本屋に行きますか?」
あたし 「本屋?うん、行く、行く。」
フォン  「じゃぁ、、、10時」
あたし 「10時ね?」
フォン  「10時に部屋に行きます」
あたし 「わかった。じゃぁ、10時、部屋で待ってるね。バイバイ」
フォン  「ばいばい、またね」

 ちょっと、がっかり。でも、今から、どっか出かける気もしない。よし、勉強する時間ができたじゃん♪とHSKの聴力の練習やら、予習復習をした。わからないところを、フォン用のノートに書き出したりした。途中、散歩したり、シャワー浴びたりしながら、あっという間に、夕方。
 夕方からは、チャン・フゥイロンの家に行くことになっていた。そろそろ行こうかな?と思ってると、電話がかかってくる。チャン・フゥイロンだ。今行くとこだから、、、と答えて、あわてて出かける。チャン・フゥイロンは、あたしが遊びに行くのを、とても楽しみにしてくれてる。だから、あたしも、余計にうれしいのだ。行くと、チャン・フゥイロンの友人、シン・ダーションが点滴をしている!びっくり。知らない人も1人。どうも、お医者さんらしい。聞くと、風邪を引いたので、点滴してるのだという。自分の家で、点滴とは!?日本では、風邪のとき、自分の家では点滴しないよ、というと、へ~、と言われた。

↓↓↓これが、点滴のようす↓↓↓
 
 右上に、点滴が見えるかな?シン・ダーションは、せきは出るし、熱は出るしで、ちょっと大変そう。

 なぜか、、、1本目が終わると、お医者さんは帰ってしまった。あれ?大丈夫なの?と聞くと、チャン・フゥイロンが得意そうに、「あたしが、やるから大丈夫!」と答える。ほんとぅかい?と思ったけど、本当なんだな。

↓↓↓チャン・フゥイロンが針を抜いている↓↓↓
 
 「痛い?」と聞くと、「好(hao)痛いっ!!」と大げさに言う。シン・ダーションは、とてもおもしろい。人を笑わせるのが、好きみたい。こっちが笑うと、何度でも笑わせてくれる。

 そのあと、チャン・フゥイロンが、日本の歌を3曲も披露してくれる。

↓↓↓ 歌ってるようす ↓↓↓

 カセットをぶら下げながら、身振り手振りもつけて、絶好調な感じ。チャン・フゥイロンは、ほんとに、日本の歌が好きなんだな。

 そのあと、ごはんを作ってくれる。
↓↓↓ これが、1品目  豚肉とインゲン炒め ↓↓↓

 まず、豚肉の細切れを、片栗粉(?)と醤油(?)を混ぜる。よく混ぜて、たっぷりの油を熱してから炒める。よく炒めたら、インゲンをいれて、さらに炒める。ここで、塩少々とみりん(?)を入れて、さらに炒める。そして、最後に熱湯をかぶるくらい入れて煮る。弱火にして、水がほとんどなくなるまで、煮詰めて、できあがり♪

↓↓↓ これが、2品目  豚肉とセロリ炒め ↓↓↓

 さっきと同じように、豚肉と片栗粉と醤油を混ぜから、よく炒める。そして、まず、セロリの茎の部分を傷める。最後に、なべに入れる直前に、セロリの葉をささっっと切って、なべに放りこむ。少し炒めてできあがり。セロリの葉は、あたしが何度も切らなくていいの??と聞いたのに、いいの、いいの、というから、変だな、と思っていた。切っておくんじゃなくて、炒める寸前にぱぱっときるのが、コツのようだ。

 そして、ごはんを食べながら、白酒を飲む。あっという間に、10時が過ぎてしまった。聞くと、最終バスも終わったという。チャン・フゥイロンは、しきりに、泊まっていけばいいと言う。でも、、、まだ、宿題してない分もあったし、今日は帰る!と言い張った。そして、平日も、毎日夕方、来るから、、、と約束した。
 チャン・フゥイロンに、ありがとうを言って帰ろうとすると、送っていくという。「いいよ、いいよ」、「だいじょうぶ!」 を、何回言ったろうか??何とか、チャン・フゥイロンを部屋に押しとどめて、部屋を出る。一応、バス停のそばの店の人に、「バスは、まだある?」と聞いた。店員は、「もう、ないよ」と、寝転びながら答えた。まぁ、いっか、、、と、気合を入れて歩き始める。教科書の本文を、MP3に録音してあるので、聞きながら歩く。夜なので、人も少ない。ということで、録音のあとについて、本文を、口に出しながら歩く。本文の録音は、初めこそ、超、はやい!と思うけど、聞きなれると、そんなに早くない。1つめのバス停を過ぎ、2つめのバス停を過ぎ、、、案外、疲れないで宿舎に着いた。11時を回っていた。
 ビール飲みながら、残りの宿題をする。そして、寝ながら考えた。12時に授業が終わって、ウー・フォンと勉強して、夕方から、チャン・フゥイロンのうち・・・?ちょっと、まってよ。勉強する時間ないじゃん。でも、せっかくの機会だしなぁ。でも、HSKもあるし、、、まぁ、なんとか、がんばってみるかな??時間の予定を頭で考えてるうちに寝てしまった。。。

投稿者 reiko : 12:37 | コメント (4) | トラックバック

2007年01月05日

留学日記 その31(1/5) 寒いです。。。

1月5日(金) 
 今日は、朝から風が強い。気温が低いのはわかってるけど、大風が吹くと、かなり寒い。でも、建物の中は、ばっちり、あったかい(暑い!)。 この、気温差が、”効く”。。。 例えば、朝、教室に行くとき。外は寒いので、手袋にマフラーと、完全装備でダッシュ。建物に入った途端、汗がふきだす!教室が4Fなので、階段もダッシュ。教室に入るころは、全身汗だくだ。上着を脱いで、腕まくり。それでも、暑い。これには、結構、まいる。。。(もう少し、早く出ればいいんだけどね)

 ↓↓↓ これは、ウー・フォンのプレゼント ↓↓↓

 手袋は、日本から持っていったけど、ひとつ落としてしまった。それを聞いて、ウー・フォンが、新年のプレゼントに買ってくれたものだ。 ウー・フォンの、あたしに対するイメージって、こうなんかな??


 授業は、聞き取れているようで、聞き取れてないときもある。
先生  「みんなの国の郵便料金はどうですか?、、、小森谷さん、日本でハガキはいくらですか」
あたし 「??(中国から日本だと思っている)・・・・私、知りません」
先生  「しらない?手紙出したことないんですか?」
あたし 「???」
 このあと、ほかの人が答えて、やっと自分の聞き取り間違いに気づく。日本でハガキ出したら、、、50円じゃん!もちろん、知ってるよ~。 あ~~、ハジッ。。。
 習ったらすぐ使え!も忘れてない。昼ご飯のとき、いつもハイマンたのむ料理が遅い。今日も、あたしのが1番。次が、なかなか来ない。ハイマンが不機嫌になっていく。。。そこで、”そんなに~~しないでっ!!” という、言い方が思い浮かぶ。
あたし  「ハイマン、そんなに、あせらないでっ!!」
ハイマン 「???」 (実は、あたしは、”そんなに急がないでっ!!”と言っている。ハイマンは別に急いでない。。。)
あたし  「(気づいて、、、)あ、ちょっと違うな。ハイマン、そんなに、怒らないでっ!!」
ハイマン 「あはは、、、(別に、ハイマンは怒ってない、、、)」
 使い方、言い方は知ってても、なかなか、ピタッ、、と当てはまるときに、使えない。はずすと、気まずい時もある。でも、言ってみれば、言った分だけ、頭には残る。だから、使ったもん勝ち。相手が中国の人だと、使った後、「今の、合ってる?」って聞けるからいい。合ってると、「なにが??(←受け答えが、ぴったりのとき、不信な顔をされる)」 とか、うれしそうに、「だいじょうぶ!(←あきらかに、あたしが使ってみた!っていうときか??)」間違ってると、そのときはどう言うか教えてくれる。
 今日は、クラスの人に話すとき、気をつけて、ゆっくり、ていねいに、なるべく言葉を省略しないように話してみた。すると、別に普通に通じる!? あたしって、ふだんも、早口だから、中国語話すときも、もしかして、すごく早いのかな??むかし、パパのおばぁちゃんに、「・・・??なに言ってるかわからないから、もう少し、ゆっくり話してちょうだい。」 と言われたのを思い出す。 うーん、明日、ウー・フォンとチャン・フウィロンに、聞いてみよう。
 明日は、ウー・フォンと一緒に、近くで1番大きい本屋に行く。今度こそ、ケチらずに(?)本とDVDを、いっぱい買うぞ~。もし、(?)あたしの聴力がアップしてれば、、、DVDだって、今までよりずっと早く見れるはず♪今日は、ターニャは友人宅泊まり。ひとりで、静かに過ごすかな。

投稿者 reiko : 19:42 | コメント (4) | トラックバック

2007年01月04日

留学日記 その30(1/4) 授業、再開♪

1月4日(木)
 1度、降った雪が溶けない。。。校内も、外も、ほとんど雪かきがしてあるので、大丈夫なんだけど、たまに、うっかりして、滑る。結構、スリルある。でも、だいぶ慣れたかな。
 さて、今日は正月明けの、授業開始。クラスの席に空きが目立つ。みんな、遊びすぎたのかな??まじめなハイマンも、風邪にやられたようで、元気がない。
 授業にもかなり慣れた。当てられて、とっさには、まだ答えられない。でも、自分で文を作るのには、だいぶ、慣れてきたかな?たとえば、こんな感じ。
先生  「それでは、”そうでなければ、、、”というのを使って、自分で文を作ってください。だれか?」
あたし 「・・・・(考えている)」
先生  「だれか、いませんか?」
あたし 「・・・! はいっ!」 (手を上げる)
先生  「では、小森谷さん」
あたし 「”私は毎日、家族にメールを送ります。そうでないと、みんなが心配するからです”」
先生  「うん、いいですね」
あたし 「(ニコニコ。。。)」
先生  「小森谷さん、結婚してましたっけ?」
あたし 「え?してます、してます。子ども、3人います」
先生  「え??」
あたし 「???」 (あたしも、びっくり?!)

 1番前に座ってるし、まじめに予習復習もしてるし、授業中も積極的(なつもり)なので、長い名前にもかかわらず、先生も、点名のときは、「小森谷さん、、、来てますね」って感じだ。やっぱ、努力は報われる・・・??

 午後は、ウー・フォンと勉強。ウー・フォンは、明日、日本の会社の社長と会うそうだ。無事に、日本に来れるといいなぁ。日本から中国へ行くのは、わりと簡単。でも、中国の人が日本に行くのは、本当に大変だ。パスポート取るのが、まず大変だというんだから、日本では考えられない。ビザを取るまでのことを聞いてると、思わず、ため息が出てしまう。ウー・フォンは、2月から2年間、日本のソフトウェアの会社で働く予定。そのあと、日本の大学でソフトウェア関係の勉強〈研究〉をしたいそうだ。いろいろ、聞かれるけど、あたしも、よくわかんない。だれか、知ってる人いたら教えてくださいね。情報が載ってるサイトでもOKです。一生懸命なので、協力してあげたいのです。

 夜は、HSKの聴力の練習と授業の予習。宿題の穴埋めが結構、むずかしい。。。煮詰まってしまう。。。あ、そうだ、林さんに聞きに行こう!と、ターニャに一声かけて、林さんの部屋へ。なかなか出てこない、、、また、出かけてるのかな?と帰りかけると、ドアが開く。眠そうだ、、、「ごめーーん」とかいいながら、しっかり宿題を相談する。林さんも苦戦したようだ。結局、よくわかんなかったけど、とりあえず、部屋に戻る。明日、先生に聞けばいいや。
 いくら時間があっても、足りない。特に、自分で例文を考え出すと、止まらない。ほどほどにして、また、ベッドで、HSKの解説を読みながら寝た。
 
 ↓↓↓ クラスメートの リン・リージュン   ↓↓↓

 前に司馬台で会ったとき、あたしが気づかなくて、「あたしたち、友達よね」と、言われてしまった子だ。気が強いのだ。

投稿者 reiko : 22:38 | コメント (2) | トラックバック

留学日記 その29(1/1~3) お正月は・・・

 みなさん、明けましておめでとうございます!
 中国では、旧暦の1月1日がお正月。今年は2月18日。なので、こちらは、ホントフツーの日々。。。学校とか、小さい店が閉まったり、授業がないくらい。でも、学校内のネットは1/1~1/3まで閉門。ということで、更新できず。。。ちょっと、ショック。。。遠くに行けば、ネットバーがあったんだけど。。。ちょっと、忙しかった。。。
 ということで、時間がないので、3日分、まとめて、書きまーす。

 1月1日(月)
 この日は1日朝寝。そして、そのあと、ウー・フォンと相互学習。そして、午後は、初めて、相互学習のもう1人、チャン・フィロンの家に行く。彼女は、今、自宅で幼稚園を開いている。半年前まで、やっぱり北京語源大学の学生と日本語を勉強していた。ので、結構、日本語は話せる。彼女が持っている、日本語の本がおもしろい!「最低!」、「やばい!」、「超いい!」、などなど、へんな(?)日本語がいっぱい載っている。おもしろいので、あたしも、中国語と日本語を書き写す。そして、2人で、じゃぁ、「やばい!」を使って、お互い、文を言ってみよう、とかいうことに。今は、こういう場面ね、と説明してから、1人2役を、それぞれやる。最初は、、、はずかしい。けど、やってみると、おもしろい!?そして、今の場面で使うのは、「OK」とか、「ちょっと、ちがう!」とか、判断。「ちょっと違う!」って時は、何で違うのか説明。そして、こういう場面で、こういう風に言うんだよ、って教え合うのだ。
 ↓↓↓ これが チャン・フィロン ↓↓↓ とっても、おもしろい人だ。

 写真を撮ってもいい?と聞くと、きちんと着替えをして、しかも!何枚も撮りなおして、やっと納得してくれた。こういうのは、あたしは好きだなぁ~~。

 夕食は、羊肉のしゃぶしゃぶ。おいしかった~。もともと、あんまり食べれないと、こういう時、損(?)だよな。そして、ごきげんで帰った。行きは、学校まで迎えにきてもらったけど、帰りは1人で。。。バスにも、ずいぶん慣れちゃった。帰ってからも、勉強したよ~。今までのまとめと、HSKの聴力の練習。途中、テレビも見ながら、最後に、HSKの筆記の解説本を読みながら寝る。。。

 1月2日(月) 
 この日も朝寝。といっても、9時に、チャン・フゥィロンの家に行くことになっていたので7時半起き。チャン・フゥィロンの家に行くと、まだ、起きたばっかみたいだった。2人で、昨日の宴会(?)の片づけをした。そして、彼女は、日本の男性と結婚して、日本で中国語を教えたいのだという。だから、もしいたら、だれか紹介して~!と頼まれた。う~~ん、こればっかは、わかんない。何ともいえない、むずかしいかな?と答えた。こういうことを、ストレートに言ってくるのも、ビックリ。だけど、あたしには、わかりやすい。もし、遠まわしに言われても、あたしは、気づかないだろうなぁ。そして、また、例の変わった本で勉強(?) あたしの声は、聞き取りやすいらしい。さかんに、「ハオ ティン♪」と、喜んでくれる。チャン・フゥィロンが今まで付きあったのは、みんな男の人だったせいかな??歌も好きで、彼女が知っている日本の歌を一緒に歌う。これも、最初、ちょっと恥ずかしいんだけど、彼女が真剣なので、あたしも、がんばって歌う。あたしの声は、きれいだ!と、また、ほめてもらって、うれしいやら、はずかしいやら。。。チャン・フゥィロンの家には、いろんな人が出入りする。いろんな人と話せる機会があるのは、おもしろいし、なんといっても、貴重だ。

 ↓↓↓ チャン・フゥィロンの部屋の一室  これは何でしょう?? ↓↓↓ 
 
 実は、これ、子どもたちのベッド。昼寝の時間には、50人くらいのベッドが、ある部屋、全部使って置かれるらしい。一度、手伝いに行ってみたいな~。

 午後は、ウー・フォンと勉強。フォンは、本当にていねいに、、、あたしが「わかった!」 と言うまで、いつまでも、説明してくれる。単語の使い方、微妙なニュアンス、ほかの言い方、使う場面、、、がわかるのは、ホント 「やったぁ!」という感じ。ホント、助かる。だから、あたしも、教えるときは、一生懸命だ。日本でも会えると思うと、ホント、あたしってラッキーだ。夕食を一緒に食べて、バイバイする。帰って、教えてもらったこと、授業の内容をまとめる。単語や言い回しを使って、自分で場面を想定して、文を作る。これは、すごい頭を使う。でも、すごい、いい勉強になる。作ってみて、フォンに見てもらっている。そして、大丈夫になった文を、まとめているところだ。これのおかげで、話すときに、ふっと思い浮かべやすくなった。努力がすぐ報われる方法なのかも。「習ったら、すぐ使え」は、帰ってからも、忘れないようにしたい。(嗣源さん、よろしくね~)
 明日が、最後の休みなので、誰かと飲みに行こうかな?とも思った。でも、結局、まとめが間にあわなそうなので、勉強することに。ターニャも、1週間ぶりくらいに帰ってきた。彼女のお父さんお母さんが、ロシアから来ていて、一緒のホテルに寝泊りしていたのだ。お互い、「久しぶり~!元気だった~??」となつかしい(?) ターニャは、1月末で、20週のクラスが終わる。でも、その後、続けて、今度は半年のクラスを申し込むことにしたという。 いいね~!!半年後は、ターニャ、ペラペラかもね~、なんて言いながら、時間が自由に使える彼女がうらやましかったな。でも、いいのだ。あたしは、あたし。あと、2週間ある。がんばるしか、ないよね??
 1月3日
 この日は、午前、フォンと勉強。午後は、チャン・フゥィロンが、夕食を食べにおいでと言ってくれてた。けど、宿題も予習も、まとめが終わりそうにない。しょうがないので、電話して、土日なら行けると約束した。電話の向こうで、がっかりしてるのがわかる。宿題も、チャン・フゥィロンの家に持ってきてやればいいとも言う。ごめんなさーい、、、と、何度も謝ってしまう。よし、平日がんばって、土日は、チャン・フゥィロンのとこ行かないとな。
  あたしの中国語は、中国の人には通じるけど、同じクラスの人には通じにくい。やっぱ、あたしの中国語は、どっか、おかしいんだろうな、、、と思ってる。でも、チャン・フゥィロンは、気にしなくていいという。ウー・フォンも、みんなも勉強中だから、しょうがない、と言う。でも、みんなは、先生の話は聞き取れている。あたしの話し方、どこが悪いんだろう??話し方が速すぎるのか、言うことを、はしょりすぎなのか、もともと、言うことが難しい(相手が単語を知らなかったりする)のか、、、??どこが、だめで通じないのか、これは、わかって帰らないといけないな、と思う。
 3連休のおかげで、今までのまとめがだいぶできた。帰ったら、今度は、そのまとめたのを、アップできるといいな。あと、半分。がんばるぞ。

 

投稿者 reiko : 21:08 | コメント (7) | トラックバック